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第六弾。クリスマスの時期が描かれる。
「ガラスの靴」では童顔のお姉さん、「神様のいない家」では元気いっぱいまっすぐな女の子、「祝福の庭」では芸人を目指す貧乏学生が主人公。それぞれコンビニたそがれ堂で素敵な買い物をします。
大人になっても子どもの頃の記憶はどこかに残っているみたいだ。この本を読むとそう思ってしまう…なんだか優しい気持ちになれる。
あとたそがれ堂の女性店員がかわいい。
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安定したストーリー。
ちょっとマンガやラノベじゃあるまいし、みたいな比喩がどうしても目についてしまうのが残念。
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本当にほしいものがあるひとだけがたどりつける、不思議なコンビニたそがれ堂。北国の高校を卒業し、いまは街角の洋品店で働くつむぎが、たそがれ堂で手にしたものは―。かつて諦めてしまった夢の続きを描いた「ガラスの靴」、老いた人気漫画家と少女の交流がユーモラスな「神様のいない家」、サンタクロースに手紙を書いた少年たちの物語「祝福の庭」。すべてを突き抜けてあふれだす魔法のようなきらめきと温もり、大人気シリーズ第六弾!
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今回は、一冊まるごとクリスマスである。いまは真夏なので、季節が逆ではあるが、クリスマスには祝福がとても似合う。赤い鳥居の向こうのコンビニたそがれ堂も、今回はクリスマスのきらびやかなディスプレイになっているのがちょっぴり可笑しい。でも、相変わらずおでんとお稲荷さんなのは、コンビニたそがれ堂ならではだと安心したりもする。クリスマスは特に、人と人との結びつきのことを思う季節だという気がする。そしてコンビニたそがれ堂のお客たちが買い求めたものも、大切な人との結びつきを確かめるのに役に立っている。気持ちを持って、あるいは無意識に、助けたり助けられたり。人はひとりでは生きていけないものだと、あたたかい気持ちで思わされる一冊である。
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【収録作品】ガラスの靴/神様のいない家/祝福の庭
クリスマスのたそがれ堂。弱く、優しい心にそっと寄り添ってくれる温かいお話たち。
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今回はクリスマスの話。サンタを信じたいひとの話、少女漫画家の話など。毎回コンビニに行きたい、本当にほしいものはあんまりないけれど店主に会いたいですね。おでんとかコーヒーとかお稲荷さん食べたい、まったりしたい。うごく着物も見たいですし、そんな路地が現れる街が羨ましいです。
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うわぁ~
この人の書く
猫とクリスマスの物語は
いつも素晴らしい!
3篇の物語すべてが
うるっと来てしまう
優しい物語。
誰かのために
行った優しい行動を
神様が観ていて
自分に返ってくる
この世界が好きです。
冬の寒さのように
冷たくなった心を
温めてくれるような
素敵な本でした。
クリスマスの灯りが
街を飾りだした
この時期に読めて
良かったと思います。
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今回はクリスマス特集!(*^^*)♪どの話も胸にキュッときて涙が出ちゃう(--、)サンタさんいたら良いな~(*^^*)プレゼントはいらないから、仕事終わりで一緒にお茶したいな~(^.^)♪お手伝いは無理ですゴメン(--;)店長が帰ってきたら、ねここさん登場しないのかな~(-.-)でも表紙には登場しているし!と期待していたら、店番していて嬉しかった♪
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クリスマスにちなんだ作品集。気が付かないけれど大切に思われていたり、誰かが慕ってくれていたり。やっぱり全てが優しい作品で、心がほっとしました。誰かを大切に思うその気持ちは、とても不器用な想いだったとしても、きっと相手にも伝わるんだと思いたい。人生の岐路だったり、大切な事を決める時に、そっとそばに居られる作品があるのは、とても素敵な事です。そういう作品を書いてくれる作家さんがいるのは嬉しい事です。この作品に登場する作家さんも同じ。そしてサンタクロースが粋。2人の優しい気持ちに涙が滲みました。
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とっても夢のあるお話でした‼︎
読んでて本当に素敵な話だな
現実にもこんな事があればいーのにな
と思う事が沢山あって楽しかった❤️
さぁ次を読まなきゃ☆
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つむぎは、小さいころファションデザイナーになりたいという夢を持っていました。しかし、大人になるにつれてあきらめ、現在は街角の洋品店で働いていました。ある日店長から、不思議なコンビニたそがれ堂の噂を耳にします。同日にそのコンビニに入店することになったつむぎは、そこで見かけたガラスの靴に目を奪われます…。本当にほしいものがある人だけがたどりつける、不思議なコンビニたそがれ堂。クリスマスを舞台に、3つの物語が紡がれます。
シリーズの6作目の作品ですが、この巻から読んでも楽しめます。
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シリーズ6作目。ついに既刊制覇です!! しっかりとした中編の3作、共通テーマはクリスマス。 たそがれ堂は店長→ねここ→二人そろっての登場はワクワクしちゃいます。そこにたどりつく人たちも、ここは不思議なコンビニたそがれ堂だと理解してる人たちで風早の街ではすっかりメジャーになったのねってしみじみ!?(笑) どのお話もステキだけれど、神様のいない家がが特によかった。お母さん思いのこずえちゃん。実はやさしいさくら先生。とびきりすてきな少女から大人になったお母さん。本好きなものにとっては飛び切りの物語と思うのね。
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「ガラスの靴」
彼女をシンデレラにしたのは。
運命の出会いというのは今から起きる事では無く過去に遡る事により意味を持った事であり、二人にとって大切な思い出と共に素晴らしい出会いだったのだろうな。
海外生活が長くなってしまった彼女だが、彼女との出会いが印象深かったからこそあの言葉だけはずっと覚え続けていたのだろうな。
「神様のいない家」
裏切られた末に独り寂しく。
もしも彼女が一人で訪ねようと思ったのがこの日で無かったら、誰一人とて救いを求める彼女に気付くことなく独り痛みや孤独感に耐えなければいけなかったのだろうな。
どれだけの人に裏切られ苦しい思いをしてきたからこそ、ただ一人だけでも自分を信じてファンで居てくれる人が居るという嬉しさは計り知れないだろうな。
「祝福の庭」
突然現れたサンタクロース。
何年もの月日が経とうと願いを叶えに来てくれた人が居る、自分の願いを知ろうとしてくれた人がいるというだけでも嬉しい事だろうな。
見知らぬお年寄りであるのに、彼の意思を尊重しつつ最善の策を考えた二人は本当に心が優しく純粋な人なのだろうな。
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12月の刊行と言うことで、1冊まるごとクリスマスのお話。
ここ最近の作品は命の重さを感じる作品が多かったので、今作に収録された話は夢があり、誰もなくならず、優しい気持ちで読み終えることが出来た。
特に1作目の「ガラスの靴」は今まであまり出て来なかったセレクトショップの店員さんが主人公で、とても新鮮な感じがした。遠い昔に優しくしてあげた女の子が恩返しに来るのも、とても夢があって、よかった。
もしクリスマスに奇跡が起きるのならば、私も物ではなく、もう会うことの出来ない人に会いたいと願うだろう。
今回はクリスマスと言うことで、「たそがれ堂」に店長とねここ両方ともいて、サービス作品だったんだろうなぁ。
いつも優しい気持ちにさせてくれる、このシリーズに感謝です。
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コンビニたそがれ堂第六弾。今回はクリスマスにまつわる話。「ガラスの靴」のつむぎちゃんはなんで優しい女の子なんだろう。夢をかなえるサンタさんのようだった。かわいくて優しい女の子だから、あなたはいつかきっと幸せになれるんだよ。心の拠り所になる勇気が出る言葉だった。「神様のいない家」のこずえは優しさと行動力で老女のかたくなな心を溶かした。「祝福の庭」の秀一と圭介が不思議なおじいちゃんを助ける話も友情が素敵だった。世の中の全ての人によいクリスマスを。
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今回のたそがれ堂はクリスマス!店長もいれば、アルバイトのねここもいて温かさが増した感じ。
ガラスの靴に憧れたときはあったなぁ。実際にあったら重たそうだけど、シンデレラには軽々と履けて素敵。
こずえの大冒険!先生もうれしかったんだな。
サンタクロースも迷子になるんだ・・