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紙の本

「清廉」とも言える政治家の姿勢

2017/01/29 07:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る

昨年11月、フィデル・カストロが死んだ。1959年キューバ革命を成功させ、その後社会主義体制となったキューバの体制を弟のラウルと維持してきた。本書はキューバ大使としてフィデルとラウルと親交があり、キューバ社会の現実を見てきた著者の、キューバ革命に至った歴史と、キューバ革命を維持し、「平等主義」にもとずく社会主義体制の内実が紹介されている。
1989年のソ連崩壊から社会主義国が次々となくなっていく中で、「社会主義国」として体制を維持してきたのは、「清廉」とも言える政治家の姿勢であったとキューバの政治家を評価している。
アメリカの経済封鎖や世界からキューバと同様に圧政に苦しむ国をなくそうと、軍事援助をしたことによる軍事費の増大など経済的な困難、経済政策の失敗なども指摘。「カストロ=独裁・恐怖政治」というアメリカの宣伝が広く流布しているが、著者はそれも否定している。弟のラウルのやさしい横顔も大使夫人が巻末に掲載。
私も昨年末キューバを旅したが、経済的な困難さはありながらも、治安は良く、ベトナムよりも物乞いやしつこい物売りもいなかった。どこで写真をとってもよく、軍人がそこここにいる風景もない。また旅したいと思う良い国であった。
本書はキューバを知る上での良書である。

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