- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2020/06/19 20:21
投稿元:
図書館の新刊リストにあって、なんとなく借りてみたもの。
面白くなかったらさらっと見て返せばいいや、くらい思ってたのに、延長に次ぐ延長で、結局1か月以上借りてたと思う・・・。(;^ω^)
他にリクエストをかけている人がいてはらへんからできる技っちゅうことで。
ほんで、
コバルト全盛期時代にコバルトにハマッてた元・少女は絶対に読むほうがいいよ・・・!
と、思った。(*´▽`*)
でも、その「コバルト全盛期」が、どこを指すのかっちゅうことやね。
ここが深いわー。
もちろん私は、1980年代ですよ。
氷室冴子氏も赤川次郎氏もコバルト文庫で知りましたよ。
久美沙織氏、正本ノン氏はあまり好みじゃなかった(当時。今読んだらわからん)けど、田中雅美氏、藤本ひとみ氏から桑原水菜氏までの間がピークで御座いました・・・。
なので、たぶん、第二次ぐらいなんかな?
前田珠子氏、榎木洋子氏は20代になってから、今野緒雪氏は20代後半になってから読んだ。
この、「コバルト四天王」が、私から見ると「ちょっと上の年代の人」やったんやけど、どうなんやろう・・・?
同世代・・・? な、わけないか。当時の私は高学年か、中学生やったもんな。
この座談会によると(ほんま、当時はあっちこっちで座談会をしてたよね)、コバルト四天王の方々から見ても、当時の作家は「オジさま、オバさま」に、あたるそうで・・・。
攻めた言動が、さすが、好景気の時代・・・、と、思うんやけど、
「一般的な小説を書くためのステップとしての『少女小説』」
が、ひとつのジャンルとして成り立つのの、何が悪いねん・・・、みたいなね・・・。
これ、今ならわかる。
ほんで、よう、そうやって立ち上げてくれはったよ・・・!
読書好きが全員文学作品を読むんかっちゅうたら、そういうわけでも、ないねん!!
ほんで、文学作品に比べて少女小説は絵本的な、漫画的なもの、みたいに下に見られがちやけど、実際は結構奥が深いねん、ちゅうね!!
このころのコバルトの対象年齢は、たぶん、中高生よねえ。
当時の私は小学校高学年やった。それか、中学一年生。
なので、若干
「お姉さん向けの内容」
と、思うところもあったのよ・・・。だって一人旅なんか行かれへんし。
あー、ストライクの年齢のときに読みたかったなあ。べつにストライクやからどうってわけではないやろうけど、ほしたらもっとハマッてたんちゃうかなあ。
(タラレバ?)
好景気で少女小説全盛期のときに、高校生でおりたかった!!
ほしたらたぶん、私は文化部系に進んでいた、はず・・・(笑)。
そいでも、いつまでも少女小説を好む自分は「ほんまの意味での本好きではない」と、思ってしまうわけやけど(未だに)、でもこの本を読むと、
「もっと読書をしない人もいてはるんか・・・」
と、思った。
(それが、いいとか悪いとかではなく)
確かに、「ページの下が真っ白」のティーンズハートも、あったよね!!
花井愛子氏ももちろん読んだし、神戸あやか氏も読んだ・・・(笑)。
まさか神戸あやか氏が花井愛子氏の別ペンネームやったとは知らんかったけど(笑)、中学生のときの同級生が、
「お約束展開ばっかりのティーンズハート文庫の中でも、神戸あやか氏は一味違う」
とかいうておすすめしてくれたのだけは覚えてる。
そうか、花井愛子氏とは違う、とかいわれておすすめしてもうたけど、本 人 か。笑
でも、神戸あやか氏の本は私も楽しく読んだなー。
先入観の問題かな。それか、花井愛子氏は若干書き方を変えてはったか、別に私もティーンズハートのハートっぷりを否定はしないけど、「風を道しるべに・・・」は、なんちゅうか結構スゴイな、とは、思った。(;^ω^)
ほんで、ティーンズハートの作家氏(折原みと氏とか)は、確かに普段読書をしない女子から借りることが多かったな。
でも、ティーンズハートもいろいろあったよね・・・。
皆川ゆか氏のティーパーティシリーズはもちろん読んだし、小野不由美氏・・・。
でもやっぱり、小学生、中学一年生のころの私の読書っていうたら、コバルトやねん。せやからいつまでも私の中ですごい位置づけになるねん、コバルトが。
日向章一郎氏とか、山浦弘靖氏とか、読んだよ!?
放課後シリーズも星座シリーズも読みました。流星子ちゃんの旅シリーズ読みましたさ!!
赤羽建美氏の「南子探偵クラブ」シリーズも、団龍彦氏の幽霊探偵局シリーズも読んだ・・・。うわーもう懐かしすぎて泣きそう。
これらの方々は今、作家活動はしてはらへんのやろうか。
ほんま、もう、楽しい読書生活を送れてたよ・・・。
当時はミステリ風味のものが好きやってんね。なので、バリッバリの少女小説である久美沙織氏ラインにはほとんど手を出せなかった。
ジャパネスクも読んだし、とりかへばやとか・・・。
氷室冴子氏は大好きやったなー・・・。
乙女ゲームをやるけれど、基本私は、作中の人物に移入したりすることはない。
「ヒロインになりたい・・・」
って思うことも、ない。かわいい子たちを遠くから眺めていたい、渦中にはなりたくないっていう、もう生粋のおたくさんですやんね。
恋愛モノも神の視点で「可愛いですねえ」なんて読むほうが(当時から)好きやった。(ので、最終的にBLにいってしまったんやろうけど、それはハタチを越えてからの話・・・)
なので、「身近なディティールを取り入れた」ティーンズハートに、あまり食指が動かなかったのねぇ・・・。
かわいいし、ええんやけど、
「おもしろっ!!」
とまでは思えない・・・。周囲が読むので自分も読むけれど、私が好きなのはこういうのと違うなあ・・・、と、思って、進んだのが、角川スニーカー文庫・・・。
「ロードス島戦記」な! 「フォーチュン・クエスト」ももちろん読んだ。・・・からの、宇宙皇子も途中まで読んだ(あれは角川文庫)。瀬川貴次氏も好きやったー・・・!
このころは中学生になっていたので、読める本の幅もだいぶん広がってきてたのよ。(*´з`)
女子で流行っているティーンズハート系の小説がどうにも馴染めない自分は、そうか、ファンタジーが好きなのか・・・、と、思っておりました。
そういえば一番面白かった本はと聞かれて当時挙げるのは「海底二万里」やったし、そうかそうか、ファンタジーか・・・。
そらもう少数派ですやんね。ちゅうか、おたくさんですやん。
当時から隠れおたくさんやったことも手伝って、また中学後半から高校卒業までは文字通り体育館に住んでいたため、スパッと読書から離れちゃってたのよ。
で、高校を卒業してからまた図書館通いを始めて、
「うわー、懐かしいィ」
と、思ってみたコバルト文庫の棚が、
めっちゃ変わってるやん・・・
と、なってん。
そこで、榎木洋子氏とか、前田珠子氏をむさぼり読んだのよね・・・。
ひかわ玲子氏も読んだわー・・・(ホワイトハートかな)。
この後のファンタジーブームの終焉から学園もの、男子主人公から女子主人公へ戻っていく少女小説の来歴も、なんちゅうか私の人生と沿いすぎてわらける。
少女小説が流行らなくなる時期は、ちょうど私も環境が変わったりして読書そのものができない時期やったみたい。
で、それを越えるとまた読書ができるので、あれこれ手を出して読んでいくという、そういうループを繰り返してる。
ちゅうことは、そのときそのときの流行りを確実に取り入れている各種少女小説やけど、結局のところ読んでいる年代というのは、「小説ジュニア」のころからずっといっしょなんちゃうん、と、思わなくもない(笑)。
いやいや、新たに加入する若手もいてはるやろうけど、「小説ジュニア」を読んでいた世代は、間違いなく今もこの流れをくむ「ライト文芸」を、読んでるに違いないよ。
読めるときがあったり、読書そのものから離れる時期もあったり、そういうことを繰り返しつつ「少女小説」ジャンルから離れない人は私だけじゃないんやと知って、めっちゃ嬉しい。
願わくば、同じように読書好きの人と出会いたい、まじで。
なんやろう。雑誌的なものにこうやってハイテンションの投稿をすべきなの(笑)?
中学のときは読書友だちも少しはいてたけど、大人になってからはあかん。
本について語れる人がひとりもいてない。どうしたらできるのか・・・。
大人の読書家は文学、せいぜいミステリやからね。
私は自分で「ライトノベル好き」やと思ってたけど、「ライト文芸」なるジャンルも存在するらしいので、そっちそっち。
ライト文芸好きの読書家の集まりは、どこかにありませんかね。
(朝日カルチャースクールのチラシとかに載ってないのか。笑)
重くてしんどい話も好きよ。
それを私は「ハイリスク・ハイリターンの話」と、いうんやけど、でも日常にひどくくたびれてるときは、ささっとまとまる癒しを本に求めてしまう。
いちゃらぶで構成されているご都合ハッピーエンドに、
「よろしいですねえ」
と、思いながら現実をしばし忘れるというのも、有難い話やねん。
でもそれはフォーティーズの現在やからであって、小学生、中学生のころは、ハイリスク・ハイリターンの本を読む体力もあったよー。
二十代のころは恋愛方面にたしょうの夢を見たかった(BLにいきついたけど)。
(BLやと、絶対に自分を投影できひんし、想像もできひんのでエエんです)
昨今の小中学生は、読書に癒しを求めるの? ええー。そうなん、大変やな。(;^ω^)
それはそれで、ええねん。
ええよ。
今の小中学生には彼らのためのレーベルがあるよね。
青い鳥文庫しかり(私らのときからあるけどさ)、つばさ文庫とかポケット文庫やっけ・・・?
最近覚えた。
ムスメと一緒にそれらの小説を読むのだけど、やっぱり楽しいよ。
小学生のムスメがこういう本をどんどん読めばいいと思う、少女小説好きの母親ならではの野望。笑
ほんで、少女小説ときって離せないのがBLな・・・。(;^ω^)
私がBLにはまったのはハタチを越えてから、栗本薫氏をきっかけに、もちろんフジミも読んだしタクミくんシリーズは持ってたし・・・。
BLといえば男子同士でいちゃいちゃしてるだけの筋、ちゅうイメージがもしかして一般的なのだとしたら、BLが読めないって人は可愛そうやなあ、ちゅうくらい、まんがでも小説でもグッとくるものがあると思う。
こんな深いディティールがあるのに、そこを、なぜ、男子同士で書いちゃう? みたいなね(笑)。
これを普通のNLにしてたらもっとメジャーになるのに・・・、とは思うけど、そこはそれ。
なぜか、男子と男子・・・(笑)。
この調子で少女小説をムスメに薦めているといつかBLにひっかかるやろうね。
否定はしないけれど、
「なんで、男子同士で?」
と、いう疑問を抱くうちはBL界に来ない方がいいと思う。そこは
「なぜ、1たす1は2なのか」
ちゅう疑問ぐらい、答えられないものなんやと思うので。笑
(いみがわからない)
あー、それにしても、現在めっちゃ好きな椹野道流氏もホワイトハートの賞を受賞してはるとは知らんかった。
あと、高殿円氏が少女小説を書いてはったのも、知らんかった・・・。
今私が好んで読んでる作家氏のほとんどは、少女小説畑の方なのね・・・。
(そりゃあライト文芸なるものが好きなんやから、そうなるか)
あさば深雪氏が角川ビーンズの賞をとってはったんも、
「おお」
と、なった。
角田光代氏とか、唯川恵氏、山本文緒氏も少女小説畑やったとは・・・。
今、ムスメの読む本を読んでも思うのだけど、児童文学やからって稚拙なのかというたら、全然そういうことないねん。
むしろ、誰が読んでもわかりやすい表現を心がけてはる丁寧さが、より技巧が必要なんちゃうんかしらと思う。
あれこれ説明を書きすぎてもよくわからないけれど、それとなくきれいな言い回しを並べていてもうまく伝わらない。
できれば、闇を覗くような表現よりも明るいほうがいい、でもちょっとぐらい、悪いこともしちゃうのよ、みたいな、そんなふうにいろいろと気を遣って成り立っている気すらして、そこまで���て作ってくれる児童文学がどんどん登場してくれたらいいなーって思う。
それは、私がコバルト文庫やホワイトハートを読んできて感じたからなんやろうね。
大人になってから読んだものも多いけど、やっぱり、自分が小学生のときに読んだ「少女小説」の、ほうが、印象深いかもしれない。
ブギーポップや津守時生氏も二十代のころに読んだ。
「キノの旅」は、先日読んだぐらいやけど、これらはほとんど
「あー、ちょっと対象年齢を外してるなー」
って思えたもの。
これを「対象年齢」のときに読んだら、すっごいグッときたんやろうな。それこそ、ハイリスク・ハイリターンの小説になったに違いない。
誰かを傷つけたり、自分の殻を破るような冒険ができないマジメな一般人は、読書でしか殻を破れない。
自分ができない分、本で読みたい。ほんで、想像したい、こんな世界もあるねんなあって。
結局フォーティーズになっても私の読書ってそういうことかも。
リアリティがすごい厚い本が読みたくなったり、あり得ない! っていう話にツッこみたくなったり、こんな世界、ええなあって憧れてみたり、そのときそのときで求めているものは違うけれど、違うから、いろいろな本が世の中にあってほしい。
そのためには、本を買わないとあかんねー・・・。
私は図書館ユーザーやからなあ。売り上げに何の貢献もしていない・・・。
ちょっとずつ、本を買うていこうかな。
いやいや、あと10年は我慢すべきじゃないかしら・・・。うう・・・。
とりあえず、結城光流氏のシリーズは、読んでみようかなー。 (図書館で)(結局それ)
結論からいうと(結論?)、小学生後半から中学生前半のときにコバルト等の少女小説文庫を読んでいた私は、10代後半の「体育館に住んでいたころ」を経て再び読書をするようになったのだけど、そのときもまたコバルト等のレーベルも読んでたのよ。
・・・ちゅうか、今もそう。違うジャンルの本ももちろん読むけど、チョイチョイコバルト的ないわゆる「ライトノベル」を、挟んでくるので、
「私はライトノベルが好きなんやろうな」
と、思ってたけど、違うんかもしれん・・・。
違うっていうか・・・。
メディアワークスしかり、オレンジ文庫しかり、アルファポリスしかり、これらのレーベルをいつまでも読んでしまう私はどう考えてもおたくさんなんやろうなァ・・・、なんて思ってたけどさ! そうでもないんかも!!
アルファポリス(の、エタニティシリーズ)は40代を対象としているというようなことも書かれていて
「イヤッフー、ストライクやんか!」
と、喜んでしまったのは内緒で御座います(笑)。イヤだって20代の本なんかな、って思いながら読んでいたため・・・。笑
そうだ! 「少女小説は死なない」のだ! 笑
「何の本を読んでるの?」
と、訊かれて、ミステリなら答えやすいけど、「少女小説」なら隠したくなってしまう・・・ような、いつまでも隠れファンでゴメンネ。笑
ちゅうことで、ものすごい量の付箋をはがしつつの感想文ですけれども・・・。
とにかく、作中で紹介されている本が
「あ~~~、読んだ、読んだ!!」
と、ゴロゴロ転がりたくなること目白押し!! 挙げていったらキリがない。
もう何やろ、読んだ、それ、読んだ!! とか、語りたいわー。
ひつこいけど、コバルト全盛期ストライクの私、「小説ジュニア」も、知ってるよ。
さすがにリアルタイムで読んではいないけど、「ちょっと前の文庫」は「小説ジュニア」刊行やったりしてたので、知ってるよ・・・。
ちなみに、雑誌「cobalt」も借りたり買うたりして読んでました。
この本でも紹介されてるけど、「読者からの投稿」の投稿文のテンションの高さとか
「な、つ、か、し、い~!!」
と、もだえた。
もちろん私もこのくらいのテンション高めの手紙を友だちと交換したりしてたけどね! (*´▽`*)
好景気やわ~。ええわ~。
せやからもう、巻末の「ひとめでわかるコバルト50年史」とか「『コバルト』と各レーベル刊行時期の比較」とか、ニヤニヤして見てしまうわ・・・。(*´з`)
「コバルト・ノベル大賞 受賞者一覧」も舐めるように見て(笑)、
「エッ、この人、コバルト・ノベル大賞出身者やったん?」
と、思った。
なんせ、
「オレンジ文庫はコバルト文庫に関係してるんかしら?」
程度の知識しかないもんでね・・・。(;^ω^)
この本を読んで、オレンジ文庫の位置づけとか、二年ほど前にオレンジ文庫なるものを初めて本屋で見たときに
「本棚ごと買いたい」
と、思うほど私のハートをグッと掴んだのも
「そりゃ、道理だよ・・・」
と、思った。納得。コバルト好きにはそりゃーァオレンジ文庫はたまらん仕上がりになってるよね。
10代前半のころに燃えたあの少女小説を、40才になってもまた楽しめるようにしてくれはって、ありがとう出版社さま・・・、ちゅう具合よ。
今、当時のコバルトを読んでも
「あー・・・、懐かしい。カワイイ」
とは思うけど、さすがに燃え上がりはしない(たぶん)。
でも、オレンジ文庫は燃える。読むほうも作風もちゃんと年齢を重ねていてくれて、それが、嬉しいわ。
リアルであることより夢でいい、か。「こうあってほしい」にまず寄り添う、さすが、久美沙織氏はすごいことをいわはる。
ほんで、より多くの女子の「こうあってほしい」に、時代が変わっても常に答え続けてくれる少女小説家は、ほんま、みんな、すごいと思う。
(だってそういう意味で言えば、一般文芸は、まず「こういうものが書きたい」という、作家主流のものなんやろう)
(極論やし、それがどうというわけでもないけど)
確かに、小学校、中学校と私が少女小説を好んで読んだのは
「いつか、こんな高校生になるのかな」
と、いうような夢がたしょうなりともあった。
今となっては
「こんな生活スゲー」
なんて、結局夢見がちで読書をしている。
自分の生きる世界とは違うルールで成り立つ世界を、「好き」と、思えて、自分の「たましい」をおい��おくことができる。
そういう場所を、読書に求める人たちも、いるってことよね。
一般的には伴侶にそれを求めるんやろうけれど、残念ながら私は読書なんだわ。
二次なんだわ。笑
それをおたくさんというのかもしれへんけれども(ザンネンー)、でも、こういう世界を知らない人は気の毒やなあ、と、思うところもあるので、まあ、人それぞれやんね。
あと、花井愛子氏の手腕もすごいなあと思った。
小説家はあくまで物語を文章として世に送り出す人やもんね。それを「売れる」ものにできるかどうかは、また別の人がやることやねんね・・・。
そのどっちもを(短期間とはいえ)やりこなした花井氏はすっごい手腕なんやな・・・。
とにかく、この本はめっちゃ面白かったー。
またこういった本を読んでみたいな。
私はまんがやアニメよりも小説を読んで育ってきてんな、と、改めて思った。
唯一ショックやったことというたら、著者が私より若かったっちゅうことかな・・・。
えっ、まじか。やっぱり私は少女小説に燃えるには、ストライクゾーンをはずしてるのか。
ええー。笑
あと、ウェブ小説はなんとかついていけるけど、ボカロ小説は全然わからない・・・(笑)。
もうここは、さすがに無理やろうね、フォーティーズ。(;^ω^)
■■■■
■コージーミステリ
イギリスで第二次世界大戦時に発祥した小説形式で、当時アメリカで流行していたハードボイルド形式の小説の反義語として用いられた。
ハードボイルドのニヒルでクールなイメージに対し、「地域社会が親密である」「居心地が良い」といった意味を持つ「コージー(cozy)」を使用し、日常的な場面でのミステリーであることを示す。
特徴としては
探偵役が警察官、私立探偵などの職業的捜査官ではなく素人であること
容疑者が極めて狭い範囲のコミュニティに属している
暴力表現を極力排除していること
などがあげられる。
■カタストロフ
自然界および人間社会の大変動。変革。
劇や小説の悲劇的な結末。破局。
(2017.05.28)
2021/08/25 19:34
投稿元:
は~~~~~~~~~~~~~~~なるほど…少女小説の歴史…た、たしかに…
おさな妻文化…姫嫁…
そういえば小野不由美も一応少女小説レーベル出身か…十二国記が少女小説レーベルで刊行されていた事実…
ていうかあの人もあの人も少女小説レーベル出身だったんか…
学園ものからファンタジーへの変遷…
マリみての台頭…
少年同士の主人公ものの人気…BLとラノベとケータイ小説と…なるほど…