電子書籍
社会人必読の本
2019/11/30 07:11
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投稿者:りー - この投稿者のレビュー一覧を見る
質問するというごく当たり前のことをしっかりと体系化し、スキルとして使えるようにした良書。相手の思考を具体化する質問か抽象化する質問か、それがどちらに向かう質問なのかを意識するだけで大きく仕事力が変わってくる。考えるスキルと併せて読みたい。
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本書で教えてくれるのは
質問の効用、質問の4要素(抽象化、問いかけ、フィードバック、議論の見える化)。要求を引き出す、人を育てる問いかけ。議論を深めるためのファシリテーションのスキルセット。
セミナーで語りかけ、スライドを見せるような構成で、まとめや図が入れられており、理屈による説明と具体例もあってとても理解しやすかった。
質問に際して、右方向の仕様の具体化を尋ねるのではなく、左方向の上位要求を意識するという、要求を引き出すことの大切さを痛感した。
17-15
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パワーフレーズ
「仕様の奥にある「要求」を知ることが、仕事においては非常に重要です」
質問力の本ですが、どちらかというとロジカルシンキングの本でした。いや、とてもその点において明確でわかりやすい本ですが、ゴールと少し相違があるような。ある意味、ためにはなるけどしっくりこなかった本です。
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質問するスキルの4要素
抽象化思考 つまり何が言いたいのか
問いかけ オープンクエスチョン、5w1h
フィードバック つまりこういうことよね?
議論の見える化 文字化、図式化。こういうことよね?
まあまあの内容。どっちにしても質問の鍛錬や熟練が必要。
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冒頭と後半はIT系のお仕事をしている人が分かりやすいと思う。最後に思考整理ツールの活用方法が紹介されていて、同じ使い方してる!と安心したり、なるほど!と新たな気づきがありました。
最も印象的だったのは「問いかけても情報が出てこないとき」どうするか?あるある!そういう時‼︎と思い、この部分を中心に、質問する時の心構えを再確認すべく読み直しています。
文章分かりやすいです。同シリーズも読んでみたいと思います。
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問いかけで相手の要求を引き出す、とくに聞き手の側が能動的に働きかけないとダメ、話し手から提供されるのを待つだけではダメという概念は新鮮。話してくれなかったは通用しないということですね、明日から肝に銘じます。
右方向、左方向への思考というのも新しいですね、言われてみればそうなのですが、日ごろの仕事の中でなかなか意識できていなかった部分だと感じました。また自分の仕事にひきつけて読んでいくと、
・要求 Why:~したい
・仕様 What:~できること
・指示 How:~する
は重要な部分であらためて自分自身整理が必要と感じました。
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意識して質問をするポイントが非常にわかりやすく整理されていふ。質問のスキルはすなわち物事の整理の仕方のスキル、さらには上位の目的を意識するスキル。新人にはもちろんいいが、ある程度仕事をこなしてから読むと、また新たな発見があるかもしれない。ベテランにも自分の考え方を意識し直すのに適した一冊。
わかりやすくするために少しくどめに書かれているので、エッセンスだけ読み直すなら時間がかからないのもいい。
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## 感想
・このテーマを初めて勉強するときに最初に手に取る本、または振り返りとしてサッと見返す、というレベル感の本。
・他シリーズのなかでも最初に読むと良いかも(シリーズと同様のものでセミナーをやるときも質問するスキルが最初らしい)。
## メモ
- 質問の目的
- ①情報を引き出す
- ②思考を促す
- ③関係を構築する
- 質問するスキルの4要素
- ①抽象化
- ②問いかけ
- ③フィードバック
- ④議論の見える化
- 要求(RFP)を明確化する3要素
- 言葉の定義を揃える
- 抽象度を合わせる (○○もいいよね、はあくまで一例でしかない。もう一つ上の条件を決める)
- 意識を揃える(思い込みをやめる)
- 要求をブレークダウンして仕様に落とし込む。
- 約束、は明確にする。
- ex.嘘はつかない、何でも話していい、やると決めたことは必ずやる
- 「敬意」ある問いかけを。へりくだる、ではない。
- 質問は具体から抽象への順番でする。
- スタンスを問うことで議論に参加させる・深める。※笑顔で。
- ○○でできませんでした→それは仕方なかったことなのかな?
- みんながいいなら自分もいいです→自分は関係ないってこと?
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日経BPの「誰も教えてくれないシリーズ」の一冊。
「問い」について考え始めるための参考図書として読む。
「質問するスキル」の効用
「質問するスキル」の4要素は、抽象化、問いかけ、フィードバック、+議論の見える化(これだけでやや要素としては異質。
あとは、仕事を軸にした「質問活用場面」ごとの説明
「要求」を引き出す。質問によるスコーピングといえるか。右向き(下位)と左向き(上位)(バリューエンジニアリング的思考)。・・・仕事は、誰かの要求から始まる、というのは面白い着眼。要求=欲求でもあるし、will can must の will でもある。それがどのようなものかを明らかにするための質問群。根底には、どのような要求に応えるべきなのか、という問いがある。
「人」を育てる。質問によるマネジメント。・・・要求に応えることを前提にしたときの成果を出すための質問群。根底には、成果を出すにはどうすればよいか、という問いがある。Management by walking around を思い出す。
「議論」を深める。質問によるファシリテーション。集団での問題解決。こつは一言でいえば明確にする、ということか。論点の維持、要約、具体化、図式化
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⬛感想
問いかけの技術で物事を前に進める具体的なプロセスが書いてある
コミュニケーションやファシリテーションを学ぶには良い本
考えるスキルと同様に、抽象化思考がとりあげられていた
⬛意見
誰も教えてくれないシリーズなので、内容の重複が多い
⬛気づき
◯誰かのせいにした瞬間に、自分のコントロール外になってしまう
たしかにそうだ。いつも自分がコントールできることにだけ注力することを心がけている。しかし他責にした瞬間に、それは自分でコントロールできる変数では無くなってしまう。
◯上司を使うために問いかける
上司に求めるのではなく、自分で言語化する手助けをする。引き出す
上司に使われるのではなく、使う。そう考えると気が楽になる
日報フォーマット
振り返りに良いと思った
⬛ToDo
・上司から要求を引き出すために、問いかけて要求を要求整理シートで整理する
・紹介されていた日報フォーマットを使って、自分自身をフィードバックする
https://self-methods.com/rn-skills-to-ask-questions-that-no-one-teaches-you/