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オードリー若林正恭さんと作家さんらとの本にまつわることや人となりなどを対談形式で進む話。テレビの方は見ていないが、対話の雰囲気が伝わる感じで、小説からは見えない作家さんの意外な一面、信念としていること、エゴサーチのことなど楽しく読めてしまった。角田光代さんがボクシングを16年も続けていること、佐藤友哉さん島本理生さん夫妻のお互いの呼び方にくすっときたり、村田沙耶香さんのぶっ飛び加減、中村航さんがツッコミを入れられていたりなどして面白かった。対話の中で紹介されていた本も読んでみたいと思う。
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番組は見たことなかったけど、若林さんと作家さんの対談ってことで興味あって読みました。作家さんの意外な一面も見れて楽しく読めました。
続編とか出版されるのを楽しみにしてます。
読んだことない作家さんとかもいて、興味持ちました。
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番組も好きで全部みてて、同じなのに楽しく読んだ。好きな作家さんが多かったのもあるし、ceroだらけだったのも、あっちゃーみたいな気分だった。
最後に光浦靖子とかもでてくるの。光浦靖子、昔からすごく好き。だいたい感心して話をきいてる。いろいろ考えてんな。優しい言葉の選び方をするなと思って感心する。
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「読書芸人」として知られるオードリー・若林正恭が、大好きな作家を招いて鼎談したBSジャパンの番組をまとめた。プロデューサーは「ゴットタン」「ピラメキーノ」の佐久間宣行。
2人のちょっと屈折した思い入れと、作家達の素晴らしい個性が相まって、深く、読みやすく、最高に面白いトークバラエティになった。
「人見知り芸人」でもある若林が、普段の地上波番組では見せない本音を、大好きな作家達の前でぶつける。作家達も、自分の著作を読み込んでくれる若林の前で、丸裸の自分をさらけだしていく。
このトークが、面白くならないはずがない。
日頃、本を読まない人にこそ読んでほしい一冊。
<作家達のオススメの一冊>
シェア 加藤秀行 朝井リョウ推薦
(異世代の人が納得しあうのにオススメの一冊)
エドウィン・マルハウス スティーヴン・ミルハウザー 西加奈子推薦
(憧れの人やスーパースターにまつわるオススメの一冊)
あなたを選んでくれるもの ミランダ・ジュライ 長嶋有推薦
(ネットとの付き合い方がわからない人のためのオススメの一冊)
恋愛小説集 岸本佐知子編・訳 2冊 村田沙耶香推薦
(変態の気持ちがわかるかもしれないオススメの一冊)
高瀬舟 森鴎外 平野啓一郎推薦
(肩の力を抜きたい人にオススメの一冊)
辻 古井由吉 藤沢周推薦
(世界の実相を掴みたい人にオススメの一冊)
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 桜庭一樹 海猫沢めろん推薦
(悩める二十代の道を照らすオススメの一冊)
きりぎりす 太宰治 中村航推薦
(自意識をなんとかしたい人にオススメの一冊)
村に火をつけ、白痴になれ 栗原康 窪美澄推薦
(猜疑心に苛まれる人にオススメの一冊)
輝ける闇 開高健 角田光代推薦
(ズルしたくない人にオススメの一冊)
ライン 村上龍 尾崎世界観推薦
(他人に寛大になりたい人にオススメの一冊)
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同名番組の文字起こし。映像で見る方が断然面白い。一定の需要がありそうだから、公式動画で広告付けて流せばいいのに。
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BSで放送してた番組の書籍化。
この番組また復活してくらないかな。
普段テレビに出ない作家さんたちの本音トークが聞けてめっちゃ面白かったのに。
なのでこの本も面白かった。
特に西加奈子と角田光代の回がほんとに可笑しい。
西加奈子って下手なお笑い芸人よりよっぽど面白い。
朝井リョウも思ったとおり自意識過剰でめんどくさそうな人でそれが面白いんだけどね。
楽しめました。
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小説家の人々というのは多くの人が天才で
キラキラした道しか通ってきてないのだと過信していた。
合っていたし、間違っていた。
才能というのは才能でしかない。(文章がうまい、読ませる文章)
それに掛け算で何かが加わり始めて人に読まれる小説として成立する。
その何の才能を自分が持っているか、それに何を掛け合わせれば人に評価されるのかを小説家の人たちは人よりも把握している。
自己分析とは違う
受け身の取り方を知っている。
かといってそんな重いトーンで話されるわけではなく
バラエティの対談形式なのでものすごくまとまっているし、面白い。
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コロナで部屋から出られないわ、母親は意外な重病で手術待ちだわ、10年前に別れた人から難しい電話がかかるわ…。自分の耳は昨日の夜からひどい耳鳴りでろくに聞こえないわ。まあ怒涛のようでこのひと月、大学の勉強どころではなく、さりとて本もろくに手に取れず、コミックを読んでばかりだったが、やはり紙の本を読みたくなって、体調を見ながらゆるゆる読んでいた。2020年、5月の1冊目の読了本。
本を読むのが好きとあらば、書評やブックガイドの本も、当然大好物。なのに私はこの番組を知らなかった。人気漫才コンビ『オードリー』の若林さんがホスト役で、小説家の方を招いてトークをなさっていた、同名の番組を文字に起こした本だ。最近人気の作家さんのお名前がずらりと並ぶ。私が読んだことがある方って、どなただろう。
朝井リョウさん
西加奈子さん
角田光代さん
このお三方は拝読したことがある。でも皆さん、ブクログでもよくお名前を拝見する人気作家さんばかり。本当ならちゃんと予習をしてから読めばよかったのかもしれないが…。知らないなら知らないで、興味持ったら読めばいいよね、と、さっさとページを開いてしまった。のっけからエッジの利いた対談が面白い。
若林さんは、『感じのいい人』『頭が良くて』『いい人だけど結構冷たいところは冷たい』という印象が、やっぱり今回も強まった。本を、大事に『ご本』と呼ぶ、この番組の感じに、すごくそういう側面が出ていると思う。好きな芸人さんのお一人なので、終始気持ちよく拝読しつつ。流石に売れっ子の芸人さん。言うところははっきり仰るし、マイルドにしなければいけないところは、丁寧に舵を取る。プロのお仕事を感じてしまった。彼が人気者なのも、きっと落ち着いて読書をする時間に、色々考えているからだろうと勝手に想像する。
各回最後に、ゲストの作家さんからお勧めの一冊が紹介され、それを若林さんが、視聴者、ないし読者に出してきてくださる、というスタイル。忘れると惜しいので、書き留めておく。
『シェア』加藤秀行 文藝春秋
『エドウィン・マルハウス』
スティーブン・ミルハウザー 河出書房新社
『あなたを選んでくれるもの』
ミランダ・ジュライ 新潮クレスト・ブックス
『恋愛小説集』(無印/日本作家編)岸本佐知子 講談社
『高瀬舟』森鴎外 集英社文庫
『死の棘』島尾敏雄 新潮文庫
『辻』古井由吉 新潮文庫
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』桜庭一樹 角川文庫
『きりぎりす』太宰治 新潮文庫
『村に火をつけ白痴になれ』栗原康 岩波書店
『輝ける闇』開高健 新潮文庫
『ライン』村上龍 幻冬舎文庫
こうみると、皆さん歯ごたえのある本を読破しておられる。『あなたを選んでくれるもの』の訳者は岸本佐知子さんだが、岸本さんの携わった本が2冊入っているのも面白いところだ。島尾ミホさん関係の本は、近年の大ベストセラーになったし…。本に対する嗅覚が鋭いのだろうな…。知らない本がいっぱいあって、かえっていい感じにワクワクした。どんな気持ちの時に読もうか。それにしてもこの番組、もう一��観ることは出来ないのかな。是非再放送なり、新たな番組として放映して欲しい。
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BSで放送していた「文筆系トークバラエティ ご本、出しときますね?」の文字版。
テレビは面白くて録画してに2~3回見てたので
読みながら場面を思い出し同じところで笑ったなと(笑)
楽しく読めた。
本のみ「尾崎世界観x光浦靖子」との対談付き
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著者の事はどちらかというと、ネガティブなイメージを持っているが、本に関することなら少し見てみようかなと手に取る。本を開と著者との対談本と言うことがわかり、著者を見るとこれもまあ、私がポジティブなイメージを持っていない著者数名と、知らない著者大勢。
どうかねぇ、と思いながらも読んでみるがなかなか面白かった。
やはり、作家さんを尊敬したり、妬んだりする心が私の中に有るのでしょうね。話を聞いていると、作家さんの日常、考えていることの鱗片が見え楽しかったな。
また、トークテーマも良かったんだろうな。 程よく突っ込んでいて話が盛り上がっていて。
読むと意外に良かった一冊。
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面白すぎて映像で見たかった、DVD化されないかな
出演されていて読んだことのない作家さんは読んでみたいと思う
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作家を仕事にしている人のおもしろい人柄やおかしな関係性が見える。人間くささを感じることもあり、親近感がわいた。
実売数を調べる人や、いいことばかり言う出版社の人にうんざりした人。
書いていることだけが真実で、それが楽しくて仕方ないのに、売れれば売れるほど、リアルな世界が見えにくくなるんだな。出版業界は、あまり変わらない印象があるが、変わることがあるなら、作家の力によるものだろうと思う。
何より、小説で読者の感情をゆさぶる作家さんが、それ以上に感情に振り回されていると知って、ニヤニヤした。
読みたい本がまた増えた。
170809
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文筆系トークバラエティ、と言うだけあった、様々な小説家たちとオードリー若林さんのトークが超面白かった番組を書き起こし本。故に、ほとんど内容は番組で見てたので、新鮮味という部分はなかったが、それでも思い出してニンマリ。
文章書き故か、とにかく皆さん言葉のチョイスが絶妙でウイットに富んでいる。そして少なからぬ面白エピソードを抱えている、というより普段から小説ネタにするべく抱え込んでいるのであろうか。
好きな作家はもちろん、未読の作家も本を読みたくなる、そんな掘り下げが楽しい。
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面白かったー!!番組またやってほしいなあ〜〜。こういう本は好きすぎてすぐ増えちゃうので自重してたんだけど面白そうでつい買ったら大正解だった。
若林さん、話を引き出すのお上手だなと思いつつ、わたしには芸人さんとしてのスキルはわからないので、やっぱりたくさん読まれてるからできるお話がすごく素敵。
下らない話の中の、作家さんや若林さんにとっての「マイルール」が、どれもとてもよくて、ほんと人それぞれなんだけど、何かしらよくよく考えてのマイルールなんだよね。社会的によく言われることと同義かはわかんないけど、こういうことがあって、こう考えて、こう決めてるっていうのが見えるのがちゃんとあって(べつに曖昧でもわたしには共感はできない意見でも)、それを覗けるのがとても楽しかった。
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オードリーの若林さんが今人気の作家さんをふたり迎えて鼎談するというテレビのバラエティを書籍化したもの。
かなり楽しかった~。
超インドアな自分にとって作家さん達はスターなので、2人も一辺に集まるとソワソワする(笑)
話の内容は多岐にわたり、結構くだらないことも多い。
でもそれが超面白いんだなっ。
皆さん個性的でそれぞれに興味深かった。
特に周りの人に愛されているのが伝わってくるのが村田沙耶香さんと中村航さん。
村田さんは‘クレイジー沙耶香’と呼ばれているそうだけど、よくよく話を聞いてみるとそんなクレイジーじゃない気がする。めちゃくちゃ優しくて正直なだけじゃんと思った。
西加奈子さんが「わたしの一番の宝物」と言っているのも分かる。
中村さんの小説は読んだことなかったのですが、ご本人が面白すぎたので今度読んでみようと思う。
いじられ系愛されキャラでいまいち掴めないところが面白かった。意識的に自分の自意識が薄くみえるような発言をしているのかな~。
まあ、私程度の人間に他人の事などわかりゃしないのですが。
ホスト役の若林さんは最近恋愛報道があった。
たまーに恋バナもされるので「もしやあの人との話では?」とドキドキ。
鼎談の終わりにその回のテーマとなった本を選んでおすすめしてくれる。
トークの和気あいあいとした雰囲気に読んでるこちらも気分がよくなって思わず『読みたい』に登録してしまった。
続編でないかな~♪