紙の本
名古屋めしが学べます(^^)
2018/05/07 13:26
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投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
緩いね~!リラックスさせてくれるね~!ほのぼのするね~!名古屋めしグルメツアーに行った気分になるね~!名古屋の県民性というものが、なんとなくわかる気分になるね~!これ読んだら名古屋にまた行きたくなるね~!名古屋という街、名古屋めしの愛情が詰まった作品でした。日常のミステリーというよりは謎解きという方がしっくりきますね。舞台の喫茶ユトリロで、常連さんと仲良くなって、モーニングを食べて、常連さん方とおしゃべりしたいですね。
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我慢できずに“寿がきや”へ走った
2017/03/16 19:25
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投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリ分野では割に好きな作家だが、「レンテンローズ」の様なホラー?ファンタジー?分野では、もう一つ世界観が共有出来ない部分があり、私にとっては当たりはずれの多い作家。「月読」シリーズ(2冊しかないが)は面白かったけれど。
そんな私にとって、本書のような“名古屋ご当地モノ”は大好物。「甘栗シリーズ」=これも2冊しかない=同様、地元ならではの話題満載で、名古屋エリア以外の読者には、謎解きも希薄で面白みに欠けるかも知れないが……。
明壁麻衣のキャラクター設定が魅力であり、ストーリー全体のカギを握る存在であるところが収穫といえば収穫。日常の謎にしても、やや無理な展開も目立つ。
しかし、まあファンとしては、読後速やかに、しかも数年ぶりに“寿がきや”へ走らされてしまった。
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たまりませんわ、いや、ほんと。
当然と言えば当然なんですけど、名古屋弁も過不足なく自然で(これ実はすごいことなんですよ。名古屋弁、地元の方が書いても大袈裟になっちゃうんです)なめらかで。
私はネイティブなごやんじゃないのでうまく使いこなせませんが、こんな風にみんな言ってるよね?というなじみのある言葉があちこちにでてきて。
そして、出て来るお店も知ってるところも知らないところも魅力的で、出て来る名古屋めしもいますぐ食べたくなる!
太田さんならではのひねりの効いた謎解きも楽しくて、一緒に頭を回転させながら読んでいました。
楽しくておいしくて温かい。名古屋おいしい謎解きミステリ、はやくたくさんの方に召し上がっていただきたい!!
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喫茶ユトリロ。
なんて楽しい喫茶店。
あんなに個性的なお客ばかりのお店、実際に行くのはパスだけど(笑)
経営者である祖父母と同居の龍くん。
彼を経由して常連客の謎を解く謎の美女明壁さん。
名古屋&ドラゴンズ愛が半端ない。
最後のあれはびっくり。お相手はーーー?
お店の将来も気にかかる。続きがあるといいのだけど。
あとびっくりは海老フライねた。そうかー、発信者はあのお方なのか。
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名古屋人ではないが、行った事のあるお店の名が出ると嬉しい。それがお気に入りの店だとなおさらに(^^)。ちようど「ユトリロ展」を見たことと重なり、紳士さんだけでなく、誰にとっても飽きることのない作品であり、それがお店の雰囲気なんだなと感じた。
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東京生まれの鏡味龍(とおる)は名古屋大医学部に今春から通う大学生。
喫茶店を営む祖父母宅に下宿した龍は、店の常連客から、家にピンポンダッシュをされ、
外に出ると家の前に手羽先の骨が置かれ困っていると相談を受ける。
龍は友人と先輩の助けを借りて、謎に挑む。
手羽先唐揚げ、寿がきやラーメン、味噌おでん…名古屋めしの魅力が満載の連作ミステリー。書き下ろし!
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第一話 手羽先唐揚げと奇妙なイタズラ
第二話 カレーうどんとおかしなアフロ
第三話 海老フライ(エビフリャー)と弱気な泥棒
第四話 寿がきやラーメンと家族の思い出
第五話 鬼まんじゅうと縁結びの神
第六話 味噌おでんとユトリロが似合う店
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一話にひとつずつ名古屋飯と呼ばれる名古屋の食べものが登場し、龍(とおる)が、大学の先輩の明壁(あすかべ)さんにアドバイスをもらったり、喫茶ユトリロの常連の紳士さんと呼ばれる男性の話を聴いたりしながら、ユトリロに持ち込まれる厄介事を解き明かしていく。明壁さんが連れていってくれる名古屋飯はおいしそうだし、もちろんユトリロで出されるモーニングやほかのメニューもおいしそうで、卵サンドはぜひ食べてみたい。そして、謎解きを通して、龍が少しずつ名古屋のことを知っていくのも微笑ましい。シリーズ化されたら嬉しいと思わされる一冊である。
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名古屋の喫茶店。
尾張の喫茶店。
懐かしい店。
落ち着く店。
ふったりとした時の流れを楽しむ空間。
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モーニングを食べに来る常連さんたちが遭遇する日常の謎を、店主の孫とその先輩が解く連作短編。名古屋グルメが毎回出てきて美味しそう。
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帯文:”手羽先唐揚げ、寿がきやラーメン、味噌おでん……。名古屋めし×ミステリー” ”喫茶店を営む祖父母宅に下宿した龍は初めて名古屋めしと出逢う。ご当地グルメと名古屋の魅力が満載の連作ミステリー。”
目次:第一話 手羽先唐揚げと奇妙なイタズラ、第二話 カレーうどんとおかしなアフロ、第三話 海老フライと弱気な泥棒、第四話 寿がきやラーメンと家族の思い出、第五話 鬼まんじゅうと縁結びの神、第六話 味噌おでんとユトリロが似合う店
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【収録作品】手羽先唐揚げと奇妙なイタズラ/カレーうどんとおかしなアフロ/海老フライと弱気な泥棒/寿がきやラーメンと家族の思い出/鬼まんじゅうと縁結びの神/味噌おでんとユトリロが似合う店
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名古屋「賑わっていない方の口」に存在する昭和レトロな喫茶店『ユトリロ』にはユトリロの絵(伝・複製画)が飾ってある。
東京生まれの鏡味龍(かがみ とおる)は、祖父母が経営する住居兼喫茶店「ユトリロ」の住居部分にこの春から下宿している。
個性豊かな常連さんたちは、おおむね高齢。
にぎやかなおしゃべりの中から、龍はたびたび「謎解き」を持ちかけられる。
いろいろ中途半端な気もしないでもないが、ゆるく楽しめる。
とくに、名古屋の食文化が謎に絡めて紹介されており、これは、一度まとめて食べにいかないといかん!という気になる。
明壁麻衣先輩の個性が際立っていて、「さし色」的存在。
オチはやられたわ~
第一話 手羽先唐揚げと奇妙なイタズラ
可愛いお話。
骨は分かるが、ピンポンしなければいけない訳が謎。
第二話 カレーうどんとおかしなアフロ
向かい合ったそっくりなアフロの若者がカレーうどんをすする。シャツの染みまでそっくり?
第三話 海老フライ(えびふりゃー)と弱気な泥棒
警備員を務める常連さんが夜警で泥棒を捕まえた。
泥棒は「あんたはえびふりゃーだ」と言う謎の言葉を残す。
ネタにされる名古屋人の気持ち、埼玉県民としてはちょっと分かります(笑)
第四話 寿がきやラーメンと家族の思い出
小さな事件に絡めて、龍の事情が語られ始める。
第五話 鬼まんじゅうと縁結びの神
常連さんの中では珍しく(!)若い、本間さんの恋の悩み。
こういう男、多いーーー!
第六話 味噌おでんとユトリロが似合う店
紳士さんの謎が解ける。
続編あったら読みたいですが…この流れは…どちらともいえない。
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海外駐在中の自分に友人が置いて行ってくれた。名古屋育ちの自分には書かれた街の風景が手に取るようにわかる。名古屋の喫茶店や居酒屋に行きたくなった。
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名古屋の人は“名古屋の話”をされるのが好き。
そこをうまくついた作品。名古屋人にはたまらない。
毎回必ず名古屋の料理が出てきて、実在する店舗・商品を絡めて紹介。
そしてそれが事件のカギになっていく…という内容。
謎解きとかミステリーとかではなく、「名古屋小説」だと感じた。
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探したら本当に見つかりそうなお店、喫茶ユトリロ。
個性豊かな常連客達の会話が楽しい
喫茶ユトリロは架空だけれどそれ以外のお店は実在しているものばかりっぽいから探して行ってみたい
読んでいたらスガキヤ食べたくなった・・
そして鬼まんじゅうが実はローカルフードだと知って衝撃を受けている
龍くんの恋はどんまいとしか言いようがない
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謎解きとしては短編ということもあり浅いが、ゆる〜く楽しめる。
地元民としては、知ってる場所ばかり出てきてテンション上がった。
スガキヤ食べたくなった!
そのままメーテレ制作の深夜枠ドラマとかでやれそう。
ボイメンの誰かとかSKEの誰かとかで。
いちばん笑ったのが、ドラゴンズファンじゃなくてがっかりするけど、巨人ファンじゃないから許す、てとこ。
ドラファンあるあるすぎる笑