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「喜びに満ちたチームの方が良い成果を出す」に共感!
また、これまで信じて疑わなかった「プルックスの法則」(遅延プロジェクトに増員しても、さらに遅れるだけ)は「ただの思い込み」だと気付かされた!私にとって驚愕の一冊です。
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こうできたら!と思う反面、世間一般的にはに縛られてむず痒さを感じたり等。なんというか、本当にこうできるようにするには、いろんなところに働きかけていかないといけない気もしたり。ますます組織やプロダクトのあり方等考えさせられる1冊。
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アジャイルで、とくにXPの作法で成立してる、技術と喜びに溢れた職場。
かなり多くの場面やストーリーを交えて、この会社がどのように過ごしているのかを紹介している。自分にも機会があれば、ぜひともこんな会社を作りたいと改めて思う。事業として成功している事例があることにその勇気を得られる。
アジャイルな思考に慣れていない人には、もしかしたらショッキングで素直には受け入れがたい内容かもしれない。しかし、それぞれ「なぜそうするのか」を著者の経営理念にもとづいて解説してあり、急には変わらなくても考え直す機会にはなるかもしれない。
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アメリカのソフトウェア開発会社「メンロー・イノベーション社」、そのCEOであり共同創業者である著者が語る、喜びが感じられる職場たる同社の働き方。
個室やパーテーションがなく、レイアウト変更が自由、ペアを入れ替えながらの作業、一週の5日間の日別の作業承認ボードに貼られた計画おりがみとドットシールによる全体の作業内容と進捗状況の見える化、毎朝10時の全員によるデイリースタンドアップ、おーいメンロー!ですぐできる全体会議、顧客を巻き込んだショウ&テル。
本書では強調されていないが、アジャイルソフトウェア開発手法の適用ということで、訳者にはアジャイルコーチなどの肩書の方が並んでいるのだろう。ただし、単にソフトウェア開発企業にとどまることなく、その他業種の働き方に対しても十分に刺激になる。
働き手として顧客リクエストに必要なスキルを学ぶことが尊重され、助けたり教えたりしながらプライベートの問題もサポートしあえる仲間がいて、時間・コスト・機能に見合った無理のない仕事があり、仕事の成果を喜んでくれる顧客やユーザーがいる。確かに魅力的な職場だと驚かされるし、それを実現している会社が現実にあることが嬉しくなる。
17-39
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2013年の原書を、2016年末にやっと和訳されたもの。
"喜び" を原動力としてビジネスを、人生を、家族を、世界の人達を幸せにする。 その為に、慣習に捉われず、全員がオープンに論議し、小さな実験と失敗を積み上げつつ、小さな成功とナレッジを積み上げながら成長・変化して行こうという。
様々な実例が記されていて刺激的!
"でも、実際に自分の周りでは適用できないよね..."って言い訳は幾らでも思い付くのだが、それで何1つ試さないという行動を選ぶのだとしたら勿体ない。
結論をそのまま真似をしても無理なのは明らかだ。置かれている状況や前提条件がまるで違うし、成長段階がまったく比較にならない。
だが、問題点に目をつぶらずに考えてみよう、小さな実験をしてみよう!、という気にさせる。
図書館で借りて読んだが、これは物理的な書籍を購入して身近に置くべきだと思う。最初に読んだときの"熱"は冷め易いから、思い出すアナログが必要だ。
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タイトルや帯から、画期的な組織構造や評価システムについてのハイプな啓発書かと思いきや
「喜びにフォーカスして仕事をする」、その価値観を実現するためにブレイクダウンした方法論を採用している…というロジカルかつエキサイティングなドキュメンタリーだった。
採用されているプラクティスが名前こそつけられていないがスクラム開発そのものである点などは大変興味深い。
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喜び(joy)のある組織の作り方をメンロー・イノベーションズ社が行なっている取り組みを通じて紹介した本。
アジャイル、スクラム開発に沿った経営をしている。
常にペアでの作業を行い、一人のheroによる解決を許さない仕組みは長期的にみて非常に有効。取引先にもその分の費用を出してもらっているというのが素晴らしい。
取引先はだいぶ選ぶことになるので、日本で行うのは難しい印象を持った。
社内で動かせる部分から試していきたい
p180 ボスではなくリーダーを育てる
リーダーシップとは、核となる価値観を都合のよいときだけふりかざすことではない。価値観が崩されそうなとき、立て直しに参加することも意味する。
メンローで一番自然にリードできる人は、受容的で他人を尊重できる人。リーダーは落ち着き、我慢強さ、密かなる自信を示す。
p194 カオスを終わらせる、曖昧さをなくす
要件追加が来た時の対応方法。仕事を片付ける方法を探しても、廊下でプロジェクトマネジメントをやっても生活はよくならない。
そうした時にやる仕事は四半期の初めに設定したゴールとは関係ないことが多い。
朝出社すると、メンバーがアサインしたタスク以外のもので忙しくしている。仕事の責任者はマネージャーなのに、各自の優先事項が管理できない。
p203 ショッキングピンク判断
上司に仕事の割合を知ってもらうために、ボードにタスクカードの一覧を使い、新規開発以外のタスクにどれだけの時間をかけているかを知ってもらうため、ピンク色の目立つカードにして見分けがつくようにした
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13章の最初の引用「二つの自由のあり方がある。間違っているのは、人は自由に好きなことをしてよい。正しいのは、人はすべきことを自由にやってよい。」というところが印象に残っている。みんな好きなように楽しくやる、というのではなく、"曖昧さ"はなく、秩序があって、それでいて自由に、そして楽しく働いている。この違いはすごく大きい。ビジョンを共有し、ルールや手順が明確になっているから、それに沿って頑張れる。真面目に頑張っている人、正直な人が損をしないシステム。
業種が違うと活かせる部分とそうじゃない部分はあると思うけど、メンローという組織のあり方はすごく理想的だなと感じた。
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会社やチームのマネジメント、特にモチベーション高くかつ楽しく働くにはどうするか悩んでいるので手に取った。結果、そのやり方がそのまま使えることはないものの、ヒントとなることは多くあり、週明けから実践しようと思う。文化が1番大事!とのことで、それを分かりやすく築くためにも、タスクの見える化と、プロジェクトのタスク追加に関しての説明責任から手をつけようと思う。素早く失敗していこうかと。
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読み終わって、うちの会社と比べてみる。
う~ん、このやり方は絶対楽しいけれども、うちの会社には合わないだろうなぁ。
ソフトウェア開発会社なのに、二人一組で一つのパソコンを使い、
オープンスペースのオフィスは、机をつなげればチームの増減に対応できる。
タスクはすべて無駄なく管理されて、ちょっとこれもやってよ、なんて仕事も発生しない。
理想の働き方とは。
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みんなで学び合う文化を作る。
この本に早めに出会えればよかったなー、そうすると前職でもっと違う施策をとってだと思う。こういう文化を一から作り、改善が実感できていくのは楽しいだろうなー。
エースを作らず、皆で必要な無駄を取り入れて成長する
ペアプロ、デイリースタンドアップミーティングなどなど
二重投資が実は最短で低コスト、というマインドと自負を持つべきですね。
あと、ルールと計画に厳格なマネージャーではなく、恐怖によらない説明責任のもと、皆で改善して将来の計画を作っていこう、という雰囲気を作るチーム作りが大事と痛感。
これを肝に命じて、自分の仕事を見直していこう。だから、今の会社はマネージャーとは言わない。
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だいぶやられた。自分の近頃を省みて、ふわふわそわそわした心持ちにさせられた。いい本。
原著がそもそも良いのだと思うのだけど、邦訳品質がとても高く、自然に素直に読みくだせた。訳者の顔ぶれを見ればさもありなん、ではあるけれど。
Kent Beck が来日講演したときに、繰り返し「誠実であること」について語っていたけど、それを思い出した。
喜び(Joy)、を社是とすることは、自分(たち) に対してかなりストリクトにエクストリームに誠実じゃないと続けられないだろうなー、と。
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アジャイルとかスクラムが意識せず出来るようになるとこんな働き方になるんだなーという体験ができる書籍。昔なら遠い別の国の話に感じたかもしれないが、今なら手が届かないこともないなと読んでいて感じた。いつかメンロー社にも遊びに行ってみたい!
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柔軟性は必要に応じて使えるキャパシティを生む: Meet Up 大阪 @ blog
http://www.meetuposaka.com/article/461175246.html
見える化が協働を促す: Meet Up 大阪 @ blog
http://www.meetuposaka.com/article/461175178.html
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従業員、顧客、そして自分自身の全て人が日々の仕事に喜びを感じる会社を作った人が自分の会社の活動・設備・運営について教えてくれる本です。
なのですが、見る人からみたら全力でAgileをやっている会社が自分たちのプラクティスを割と詳細に教えてくれる本です。
Agile関連の本を色々読んでみたけど具体的にどうしたらいいんだろう、ってモヤモヤしている人には物凄くおすすめです。
「これってXPのことだよね」とか「これってリーンの話だ」など思い当たる箇所が随所に出てきます。
「Agileって何?」という人には、1つの会社の中で文化がどのように醸成されていくのか、それを守るにはどういったことが必要なのかなどの学びが得られるのではないでしょうか。
俺もメンローツアー行きたい。