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急速に変わってきているビジネス環境、なぜUXが重要視されてきているのか、など前半パートは分かりやすく、読んでる側があれこれとアイデアを着想するきっかけになるものだった。
ただ、後半は筆者の主張が全面に出過ぎており、またそれがいまいちロジカルでないため「なぜ?」という疑問を払拭できないまま最後までたどり着いてしまった。
個人的には惜しい一冊。
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リソースやエンジニアのシェアリングは、
完全管理社会にならないとできないのでは、、、
自身のビジネスを例に挙げているが、
前から、サークルという形で似たようなものがある。
私自身も二十年ぐらい前にスノーボードのサークルに
入っていました。そこには、異業種のひとが自分の友達、後輩、職場の仲間などを連れて楽しんでいました。
しかし、そこにはシェアはありましたが、
ビジネスはありませんでした。というかビジネスが
入ってしまうと、何か冷めてしまう気がします。
トライアスロンというニッチなジャンルなので、
回っている気がします。
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一貫して、UX(ユーザーエクスペリエンス)の意義や必要性を語っているのだが、なぜ大事なのか時代背景を含めて丁寧に説明しているため、納得しやすい。
フィンテックなど、よくわかっていなかった構造についても段を追って説明があり理解できた。
現在の日本の状況と、今後どうあっていくべきかが定義されているため読んでおいて損はない一冊。
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amazonでは高い評価がついているが、ステルス・マーケティングではないか、と疑う。
月並みなトレンド情報の羅列にとどまっており、洞察や提言が弱すぎる。UXというが、それが大事になるというロジックが殆ど無い。買って損した。
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UXとは何ぞや?ということを今更ながらに興味を持ったので、読んでみました。
少し時代遅れなような気もしますが、今ならまだギリギリ間に合うかも。。
インターネット時代におけるテクノロジーが世の中にどのようにインパクトを与えてきているのか、
その歴史を俯瞰して知ることができると同時に、UX時代におけるビジネスのあり方が学べます。
素人同然だった自分でも、標準レベルにまで引き上げてくれる良い本です。
分厚いハードカバーの割には、とても読みやすく、かつ楽しく読めました。
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シェア社会で求められるビジネスのあり方を学ぶことができる。
横文字が多く難解でありスラスラとは読み進められないが、読み込む価値はあった。
「UXリーダー」や「ネクストメインフィールド」の概念はシェア社会で成功したいならば必須の知識となるだろう。
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IoTやAIなどの技術、シェアリングという概念の普及によってメーカー主導からユーザー主導となり、それによって産業のあり方が垂直統合(統制)型から水平協働型に変わるといった内容の本。とりわけ興味深いと感じた部分はなかった。
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経済学的な切り口で書かれた、「今」がおもしろい。学生時代、イマイチ嵌らなかったけど、ありきたりながら、社会人になって労働とかを実感として感じて、経済学を振り返るとおもしろいな。特に、The経済学的な思想の範囲外のエンジニア(システム屋)をやってから、もう一度その思想を振り返ると、その前提の崩壊具合を実感して面白い。
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これまでの産業革命が「縮退」(現代経済学の直観的方法)をもたらしたのとは反対に、UXの時代では人々の閉塞感を打破するような真の革命が起きるのではないかという期待感を持って読んだ。
これからはユーザーが中心になる、これまでの垂直統制型ではなく水平共同型の新しいビジネスモデルへの変革が必要だと強調されている。ところどころ論拠が不明確で偏った見方なのではと感じさせるところもある。そもそもこれまでの文化・技術・社会がどのように変わってきたのかという前提の理解がないと、未来がどうなるかについて書かれたこういった類の本を正しく読むことはできないと感じた。
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全部読んでません。ごめんなさい。
IoT、シェアリングの基礎知識の横断という感じ。異業種からその分野を知りたいときに読むと良いかもです。(2016年なのでもう古いが……)
随所に挟まれる著者の社会学っぽい展望が楽観的すぎるかなあという感。シェアリングによる資本主義からの脱却、みたいなこと言うけど今読むとUberの雇用問題とかが脳裏に浮かんでウーム、と思ってしまう……
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UX(ユーザエクスペリエンス) 垂直統合の現在のビジネスモデルから、IOT、ネットを使って、UX:顧客満足を満たすビジネスをめざせ。実現できていないニーズはたくさんありチャンスだ。
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2022年現在、比較的古い著書なためか、垂直統合サゲ、シェアリングエコノミーアゲ、P2P、UX重視、という論点は、ありきたりでちょっと胸焼け気味な印象だった。
リフキンの限界費用ゼロ思想にだいぶ影響を受けているかも(限界費用ゼロ論は、重要で本質的な思想ではあるが、現状はまだ政治的・技術的にもミッシングピースが多すぎると思っている)
あと、UX重視もそのとおりではあるが、他に良書は多くあるので、あえて本書から学ぶ必要もないかもしれない。
たぶん、2022年現在(またはそれ以降)必読というわけではないと思う
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本書は表紙にもありますようにUX(ユーザーエクスペリエンス)の時代が来たということで、その背景にはIoTやシェアリングエコノミー、AIの進展をあげています。本書全体を読んだ印象について。個々のトピックは面白かったですが、ビッグピクチャーを語っている箇所は説得力に乏しいと感じました。また一貫して垂直統制型はダメで水平展開型企業だけが生き残ると主張していますが、ジェレミー・リフキンの「限界費用ゼロ社会」にインスパイアされていると書いてあるものの、彼の本と比べればロジック展開は弱く、また心に描いている社会像もリフキン氏のものと比較すると卑近な印象が否めませんでした。その最大の理由はリフキン氏が持っているような深い哲学を著者が持っていないことでしょう。ドラッカーの本は少し読まれているようですが、思想、哲学に関する本はほとんど読まれていないのかなあ、という印象は受けてしまいました。
私もリフキン氏の著作には感銘を受けたのですが、彼の描く世界はもっと深淵だと思います。そこでは人間がもはや労働者、消費者、ユーザー、といった区分で描くのが難しい世界であって、UXというのはそもそも古くからある概念だし視野が狭いのではないでしょうか。IoTやシェアリングエコノミーが進展した世界では、各人がユーザーでもありサプライヤーでもあり、プロデューサーでもあるのだと思います。またつながることで、各人が個人でもあると同時に全体でもある、つまり"I"でもあり"We"でもあるという世界観になるのだと思います。よってユーザーとしての体験だけが大事なのではなく、サプライヤーやプロデューサーとしての個人の体験も同等に重要なので、そこではもはやUXでは収まらずHX(ヒューマンエクスペリエンス)とでも呼ぶ方が適しているのだと考えます。
また著者が描く水平・協働型企業では、UXリーダーとプロフェッショナルとスペシャリストと呼ばれる人たちが活躍することになっていますが、マネジメントは誰がやるのでしょうか。著者は戦後の日本企業にはUXリーダー(創業者)が多くいたので世界で競争に打ち勝ってきたと述べていますが、例えばホンダの場合は本田宗一郎という攻めのリーダーを支える藤澤武夫というマネジメントを仕切る影の存在がいたことを忘れるべきではないでしょう。リーダーとマネージャーは違いますが、水平型社会になってもマネジメント能力は引き続き必要なのだと思います。
ということで大変申し訳ないですが、事例部分は興味深く拝読しましたが、総論的な箇所はたびたび首をかしげるような本だと感じました。