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日常の大切さに気づかせてくれる。家族に対して、友人に対して、仕事に対して、どんな向き合い方をするのか考えさせてくれる。
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日常を大事にしたくなる本。
そうだよね、日常が疎かなのに、楽しいことなんてないよね。
生きることに真面目になろう。
「行ってらっしゃい、いい日にしてね」と言って、人を見送ろう。
小さなものにも気持ちが向きやすくなるから、不調なときの自分も愛してあげよう。
待つことが苦手になってしまったわたしたち。
道を譲るとか、ドアを開けてあげるとか……
自分にも思い当たる節がありすぎて反省。
コロナもありなかなか難しいところもあるけれど、表情や姿勢、それと少しは声で、隣人に想いを伝えていきたい。
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山本さんは随筆家。
古風な日本語をよく使う。
「厨しごと」「お目文字」「おみおつけ(漢字で「御御御付け」と書くらしい)」など。
だからエッセイストではなく、随筆家を名乗るのか。
「俳句で映像をつくる」と夏井先生が良くおっしゃっている。
山本さんの随筆は俳句のように映像が見えて来る。