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影響力とはどう発生しているのかを、人間や動物実験を元に研究され提示してくれてる。
この影響力を知り、どんな時に必要としてどんな時に不必要とするのかを自分で選択できる様になれば、自分が周りに与える影響力を駆使して世を渡っていけるのだと思った。
しかし海外の本は長々としててページ数も多いし読みにくく時間がかかるから好みじゃないなぁ。
「社会的ファシリテーション」
これはなにかに取り掛かっている時に周りの人がいることで影響を受ける事。
例えばダッシュしてる時に会長が見てるとタイムが速くなる。
しかしこれが電撃イライラ棒をやった時に見られてると失敗しやすい。
つまり慣れている事をする場合には見られる事で「良い影響」を受けるが、慣れてない場合は「悪い影響」を受けやすいという事。
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ゴキブリの話がいい。人は他人に見られていると成果があがる。得意なこと。単純なこと。難しいこと、複雑なことだ反対に下がる。
人は真似る。親密、安心。一方で同じ服は好まない。
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人が何かを選択するとき何に左右されているかを様々な心理学的実験より推論したものです。
これを読むと好きになることは自発的なものに見えて外的影響がほとんどであるとわかります。
丁寧に話が進んでいく印象で、1つの法則に対して複数の実験を引用し、また引用元もしっかり記載されていました。
そのため内容に対して科学的に信用が持てました。
私はエンジニアなので直接的に仕事に影響はないですが、良い知見を得ることができました。
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なぜか実験結果の図表が全然なく、軽妙な教授のおしゃべりが延々続いてますという感じの本で、なんかつまらなくて投了・・・
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比較的知っていた内容が多かった。
解釈としては以下の通り
「人間は社会的動物である。」っていうのが前提で
はあるが、自己のアイデンティティの主張のためには他との差別化もするよって内容かなと思った。
感想としては以下の通り
ブランドのロゴは値段が高くなると小さくなるか、なくなる。
この話は理由を聞いたら、なるほどな〜と思った。
あと、夫婦の顔が似てくる理由がとてもほんわかした。
一応、実生活でも使える内容もあるので興味のある方は是非読んでほしい。
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人は他人の影響を知らず知らずのうちに受けていて、自覚がないという本書の言っていることは正しいと感じる。
他人からの影響と自分の決断の境界の定義が難しく、決断の99.9%が他人の影響というのはなんとも言えない。確かに自分が得た情報とは他人の言葉や行動を元にしている事はその通りであるが、それを全て他人の影響というのはどうなのだろう?
著者の例題にあるように猿の餌の例などは確かに他者の影響と捉えられるが、その行動の原理は他者を見てなぁなぁで行動しているなら他者の影響と言って良いが、自分で考えに考えた末の決断であったり、色の違いを気にせず一度試してみて他者と同じ判断をしたのであれば、それは自分の決断ではないかと考える。
ただし、
一般的な人を観察しているとこの著者の言うことは腑に落ちるものばかりで、とても勉強になった。
煮ようとするが差別化を図る、差別化を図りたい範囲や条件なども整理してみると著者の言う通りに私は感じた。
昨今の日本のネット選挙での票獲得やYouTubeといったものの集客、販売に関するマーケティングなどもこの著者の影響力を使っているのだろう。
高いお金を出しての広告やCMが何故行われるかは無意識化の安全性と親しみを買って、大きく売るためであることからもわかる。
こういった無意識への影響力を使うことと、無意識の影響力を無効化するためには、影響力がどんなことで感じられるかを学ぶ必要があり、この本はその学びの手助けになることは言うまでもないので、そう言う影響力に興味がある方にはおすすめな一冊だ。
合わせて「影響力の武器」も読むと理解は一層深くなると私は感じた。