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2017.8月。
毎日仕方なくしているごはん作り。もちろん思いも何もこもってなどいない。でも、「前に食べておいしかったから自分でも作ってみよう」とか、「こうしたらおいしくなるんじゃないか」とか、こんな風にすれば料理の時間はこんなにも楽しく豊かなものになるんだなあと牧野さんの文章を読んで思った。食べることを完全に楽しんでるもんね。やることは同じでも、心持ちが変わるだけで全然違うんだな。自分の心がけひとつで変えられるんだな。もったいない。たのしんでみよう。
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毎日必ずすることだから、自分なりのおいしいルールがあるのは羨ましいことだ。かぼちゃ、塩で煮てみよう。おでんとそばだしも良さそう。
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練り製品を焼いてケチャップなりしょうがじょうゆなり好きに食べる「練りもの天国」とか、独自の感性で食を楽しむ感じが読んでいて楽しい。
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食べること、料理をすることが大好きな著者が、こだわりの料理を絵と文で紹介している。
料理本といえばレシピとキレイな写真が載せてある本が一般的だが、この本は文章と絵、冒頭に写真が少し載せてある文庫本。
『かぼちゃは、煮切り終わるのをチリチリ、パチパチするまで耳と鼻を使って見極める』。
著者の美味しく食べることへのこだわりや思いが伝わってくる。
文章だけで香りや美味しさを感じる。
食材の美味しさを生かすため調味料は塩、コショウ、しょうがなど。
ブイヨンなど化学調味料はなるべく使わない。
試しに、かぼちゃは塩で煮ると甘みがあり、塩、コショウで野菜スープを作ってみたが食材の旨みを感じホントに美味しかった。
『ノートの真ん中に線を引き、右側に肉、魚などのたんぱく質を、左側に野菜を書き献立を考える』これだけでも読んでいてワクワクしてくる。
著者の料理好きは『貧乏だったが、料理をしていたおかげで心がすさんで貧しい気持ちになることはなかった』とも書いている。
食べることにもっと自分も楽しみたいと思った本。
オススメです!
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甘辛く煮たかぼちゃが苦手な著者。
ある日、八百屋で教えられたのは
ただ塩だけで煮てみれば
それでじゅうぶん美味しいということ。
そんなふうに食べものの思い出や
毎日の晩酌のおともの作り方が
ちょっと添えられた鉛筆描きの
挿絵とともにつづられています。
『家呑みのススメ』のカツヤマさんとか
『孤独のグルメ』の久住さんとか
飲んべえは、うまいもん好きね( ^∀^)
うまい酒と肴と、飲んだ場所や時間が
三位一体となって記憶されてるんかな。