紙の本
心理学に基づいた効果的な行動習慣を習得する術を紹介した書です!
2018/01/08 11:27
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ついつい怠け心や優柔不断さなどで先延ばしにしてしまい、結局、何もできないと後悔している人たちを対象にした、行動習慣を改善していくためのテクニックを紹介した書です。表題にもありますように、筆者はもともと偏差値30台の、いわゆる「できない学生」でしたが、行動習慣を変えることで、見事にケンブリッジ大学に合格したという経歴をもっています。一体、どのようにして行動習慣を変えられたのか。本書は、心理学に基づいた自分を動かす仕組みを構築するテクニックを教えてくれる希少な書です。
紙の本
具体的で実践しやすい
2018/06/30 15:09
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やれない人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
少しずつ試していくうちにダラダラする時間が減り、活動時間が増えていきました
元「やれない人」の筆者の体験談を混ぜているので共感しやすく、読みやすかったです
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行動を起こし、定着させるためのテクニックを五〇項目ほど4ページくらいでまとめて書かれています。
個人的には反復練習の下りが印象に残った。エビングハウスの忘却曲線と交えて、一回で全部覚えようとせず、ざっくり全体を把握してから、必要なところを反復で覚えた方が良い、と言う部分。
前向きに書かれていて、且つ一項目が短いので、気分を乗せたいときに読むと良いかも。
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<響きポイント>
・すぐやる人は気合や意志力ではなく仕組みで自分を動かしている
・感じていることや考えていることを書き出し、頭の中をからっぽにするとすっきりして行動しやすい
・気分が乗らないときは環境を変える、好きなこと、片付きそうなことから手を付ける
・学んだことをアウトプットすることで新たな学びを得る
・コネクティングドット:過去を振り返ったときにその経験したドットをつなぐとあなたの人生がつくられる
<感想>
たくさんのビジネス書で散々言われていることだが
それでもなかなか行動に移れない私のような人のための本。
すぐやりなさい!と頭ごなしに言うのではなく、
すぐやる人はこうやってるよ、と教えてくれるような仕立てになっているので、
なるほど、そうか、と素直に思いやすい。
具体的な手法がたくさん紹介されているので、自分に合う方法が見つかりそう。
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すぐやる人もやれない人では、考え方が「逆」だと感じた。取り入れやすいシンプルな行動項目がたくさん書かれているだけに、まずは騙されたと思ってやってみることが大事だと思う。この本を閉じてすぐに。
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自分の「やる気スイッチ」をONにし、「緊急かつ重要なこと」にスムーズに取り掛かり、効率よく仕上げたい
という目的のために、手に取りました。
特に目新しい技はなく。
精神力じゃなくて仕組み作りが大事、とのことです。
私としては、いままでトライしてきた仕組みが機能していないので何とかしたい……結局、自己管理の甘さが問題なのかなと。
本を読んで行動を起こすなどという他力本願ではなく、いろいろと試して自分にフィットする仕組みを見つけ出して行こうと思います。
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すぐやる人の習慣が50個書いてある。
わかりやすいし、取り入れやすいかなと思ったけれど
もう少し具体的なTipsなのかと思っていたので
ちょっとだけ物足りないなと感じました。
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他の「すぐやる」系の書籍との違いは、著者の心理学の知見を踏まえた説明がなされているところ。
「すぐやれない人」はこういった心理学的状況に陥っているからこういうアプローチをすれば良いよ、こういう心理学的テクニックを使うと良いよ、いうのが一般論として整理されている。
決してその人個人が悪くて「すぐやれない人」になっているわけではないことがわかる。
・学習性無力感
努力を重ねても望む結果を得られない状況が続いた結果、何をしても無意味だと思うようになり、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなる状態。(「やっぱり自分はダメ人間だ」)
→ある程度スモールステップでこまめに達成感を感じるようなタスク割を検討する。
・ツァイガルニック効果
人間は達成できなかった物事や、中断・停滞している物事に対して、より強い記憶や印象を持つ。
→「やり残し感」を適度に残しておくと、次取りかかる時にスムーズに取り組める。
・現状維持バイアス
変化しないことが一番楽だと感じてしまうこと。
→周りの否定的な意見ですぐ諦めてしまう。
→飛ぶためには抵抗がなければならないよ。
・選択のパラドックス
選択肢の多さは無力感に繋がる。
→相手に選択肢を多く与えすぎると、相手がアクションを起こしてくれなくなるのて、選択肢は3つくらいに絞る。
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もともと勉強もスポーツも自信がなかったのに、努力の結果ケンブリッジ大学に入学された著者が自分自身の経験から学んだ「すぐやる」行動力を引き出すコツの話。
~以下引用~
「すぐやる」というのは突き詰めると時間と行動の関係性の話。外部の刺激に反応した時間ではなく、自分の意思で行動し時間をコントロールするということ。まさに時間を制するものは人生を制す。
~感想~
仕事で評価されない原因の多くは、行動できていないこと。具体的にどんな行動すればいいか、といった点に悩みを持っている方は非常に参考になると思います。
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やりたいけどできない。
ならできるように簡単に続きやすくすればいいということの基本的でシンプルな方法を再確認しました。
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タイトルに惹かれて読んでみたが、正直当たり前の事が当たり前のように書かれている本だった。すぐやれないのはやれない理由がある訳でその動機付けをどのように変えれるかを指南する方法を提示して欲しかった。ただ、タイトル通りやれる人とやれない人の特徴は理解できたが。
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すぐやるためには、モチベーションが落ちないうちに手をつける。=ツァイガルニック効果=中途半端なもののほうが印象を持ちやすい。明日になるとモチベーションは落ちるので、その日のうちに少しでも手を付ける。
PDCAではなく、まずDo。
今日が人生最後の日だとしたら、今日の予定をやるか。
全身するための秘訣は、始めることだ。
PCDAではなく、DAPC。まず始めること。
Seaze the day=今日を捕まえろ=今を生きろ。
意志力を高めるより、誘惑そのものを遠ざけるほうが楽。
やるしかない環境に自分を置く。
図書館で勉強する=周りの環境を利用する。
小さなこと、楽な部分から始める。全部一度にやろうとしない。筋トレも、好きな部分だけ、と思って始める。
自分とアポを取る。翌週の時間割りを日曜の夜に作成する。その際に、緊急性が低いが重要性が高いものに時間を確保する。
リフレッシュさせる方法を決めておく。昼寝、グリーンエクササイズ=水や緑を感じる場所に行く
今やっていることを中断してでも、手をつける=ツァイガルニック効果。
「飛ぶためには抵抗がなければならない」=外部からは必ず反対にあう。周りの批判を成長の糧とする。
エピクテトス「神は人間に耳を2つ、口を1つ与えた。しゃべることの2倍多く聞け、ということだ。」
「選択のパラドックス」=多いと選べなくなってしまう。3種類の選択肢に予め絞る。
モノを持つことはそれだけでストレスになる。レス・イズ・モア。
期限は自分で決める=締め切りではなく、自分で再設定する=自己決定する=時間がありすぎるからやらなくなってしまう。時間がなければ今やらない、という選択肢がなくなる。
初対面の人には自分から自己開示する。
自分はできるのだ、と思える儀式を持つ。儀式をきっかけにする。
朝を大切にする。朝にジムに行く。
睡眠とは一日の終りではなく、次の日の始まりだ。寝るときから朝のリズムを整える。
マインドフルネス=呼吸を整える=15分呼吸に集中した瞑想を行う。
どうあるべきか、を考えて、するべきこと、しないことを決める=未来像を先に明確にする。
前の晩に次の日の準備をする。緊急度は低いが重要なこと、を次の日の予定に入れる。
寝ることは、翌日の始まり。朝ランでリセット。
サティスファイサーになる。マキシマイザーにならない。=満足できるレベルを決める。完璧を求めない。
やることではなく、やらないこと、を決める。
行動力の高い人の中に飛び込む。
アウトプットを意識してインプットする。小さなことでもアウトプットする。
記録する。記録をモチベーションにする。
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心理学を織り交ぜながらわかりやすくまとめられていると思います。
ライバルを応援できない、インプットマニア、オリジナルにこだわる、完璧主義に走るなどつくづく「すぐやれない人」だなと。っていうか、それ以前に嫌な人…
どう改めていくか今後のテーマです。
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大変耳が痛い内容だった。
あれこれ考え始めてすぐに動けないタイプの自分には、
こういうこと良くあるなという事例ばかり。
もっと周りに頼ったり、環境を整えたりしながら、
少しでも動けるような仕組み作りをしたいなと思った。
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ベストフレーズ
自分がいいと思うものを模倣し、反復練習で自分の形にしていくのが技術というものではないか。
模倣とはまさに、一流選手になる第一歩なのだ。
大切なのは誰が最初に行なったかではなく、誰がその方法で成功を収めたかだ。
→まずプライドを捨て、マネする
ツァイガルニク効果
人間は達成出来なかった物事や、中断・停滞している物事に対して、より強い記憶や印象を持つ。
→買った本はまずその日のうちに読む。
パワーナップをとる
15分から20分程度の仮眠をとると意志力は回復する。
依頼を引き受けたら、少し手を止めて、依頼されたものに5分だけ手をつける。それ以上だと中途半端なマルチタスクになってしまう。
すぐやる人達が期限や締め切りを自分で設定するのは、人に言われて動いている時間ではなく、自分の意思で動いている時間を増やせば、主体性を持てることを知っているから。
1日の終わりが翌日の始まりなので、帰宅前に資料の整理をしたり、机を整理整頓したりする。
朝をデザインするために翌日のすべきことリストを作成し、流れをイメージしておく。
雑にやるということの大切さ