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第四次産業革命に向けた筆者の提言。インターネットがもたらした新しい技術によって、社会の枠組みが大きく変わる。我々はこの大きな社会変革、「第四次産業革命」に向けて、新たな社会制度を整えていかなければならない。全体を通して、民間企業の活躍を予言する場面が多かっったのが印象的。外国の民間企業や、官民共同の姿勢を引き合いに出し、日本の縄張り主義的な風潮を批判する。第四次産業革命に働き方改革を絡めて主張するのは面白いと思った。しかし、実証的な主張に欠ける面があり、短絡的な主張も多分に見られた。
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日本アメリカ化おじさんのindustry4.0の予想本。目新しさはない。やはり規制緩和が大事論。ワンパターンだな。結局日本は世界の革新に付いていけてないと言ってるだけ。
竹中さんも日本を変えたいと本当に思っているのだろう。でもアメリカのまんまにすればいいというものじゃないだろう。欧米崇拝すぎる。そのへんが不信感。
日本もアメリカになればうまくいくわけじゃない。日本独自の自立をしなければ。アメリカだっておかしな社会。アメリカの真似だけじゃあだめ。アメリカとは違う独自性を持たないと。
ただ、今のままの規制だらけで既得権益保護の日本より、竹中さんにぶっ壊されて歩み始めた日本のほうが良いと思う。
AI、IoTなどで激変するこれからの社会で必要なのは、やはり規制緩和だな。
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「インベンション」と「イノベーション」
前者は技術的に新しいことができるという発明発見
後者はそれを「社会的に問題がないか」「投資家や銀行などから資金調達できるか」などさまざまな問題をクリアして実現させること
とあります。
おそらくインベンションよりも既存の技術やスキルに基づいたイノベーションが必要なんでしょうね。
これから必要な3つの心構えとして
コンパス・オーバー・マップス
レジリエンス・オーバー・ストレングス
ラーニング・オーバー・エデュケーション
地図よりコンパス
強さより復元力
お勉強より自分で考えて学ぶ力
があげられてます。
「何かが起こってからどうするか」が試されるんですよね。
AI×ロボット×IoT×ビッグデータ×シェアリング・エコノミー
第4次産業革命は全然遠い未来ではなくあっという間に来そうな気がします。
そのとき自分が求められる存在になりうるのか。
担い手の少ない少子高齢化時代に子供達をできるだけ取りこぼさず人材に育てることができるのか。
今大人に課せられる義務は大きく多いと思います。
余裕かまして生きてられへんなと思います。
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すべてにおいて素晴らしい政策ばかりだが、ここまで分かってらっしゃるのならご自分でリーダーシップを採って引っ張っていただきたい。
最終章は高級官僚に向けた提言であり、我々ビジネスマンにはあまり響かないものだった。