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西川美和、穂村弘、角田光代、平野啓一郎、田中慎弥?
など好きな作家たちがワインについて引用しながのエッセイ。
作家のファンたちによる質問コーナーもあってむしろこっちの方が面白かった。
角田光代の”豆腐と牛肉とワインは値段に比例する”は納得!
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元ネタはエノテカの広報誌かな?
好きな作家さんのとこを読んだのだが、ネット上に落ちてる文章より優れたものが載ってるわけでもない。
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穂村さんの部分が読みたくて図書館で借りたものの、惹かれたのは田中慎弥。「共食い」以外にも読んでみようと思う。
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ワインが飲みたくなる本。ワインって、豊かな人生や楽しい時間を演出するための小道具だな、文学における小道具だけでなく。とりあえず、本の中でオススメされているワインを飲んでみたい。小説読みながら。
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平野さんパートのみ読了
「哲学と文学は根本的に違うところがひとつあって、哲学は人間一般や概念から話が始まるんです。そういう人間一般の話がずっと続いていて、読んでいる側は「人間ってそうなんだ。俺はどうかな」と話を個人に引きつけて考える。文学は逆で、あるところにある人がいたという一個人から始まる。その人は単なる一個人なんですが、読んでいて読者が、「この人まったく赤の他人の架空の人物なのに、すごく私に通ずる部分がある」と、ひとりの人間が、人間一般の何かへと開かれていく。そして最後に、人間は何かというところに行き着く。 人間とは何かというところから個人に話がいくのと、具体性から人間一般に話がいく、発想の根本がまったく逆なんです。発想の順序が逆というのはとても重要で、体質的なことだろうとおもいます。」