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情報伝達・提案の本質が、具体例と共にわかりやすく書かれている良書。
本質:伝える相手の事を第一に考える
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小手先の資料作成テクニックではなく、「形式は機能に従う」をエグいほど徹底するやり方。データを使って相手に何をしてほしいか(機能)を考え、それを視覚化(形式)する。そのためには何が必要で、何を削除する必要があるか。無人島に持っていくレベル。
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タイトル通り、資料(特にスライド)を作成するための本。
グラフを印象的かつ正しく用いるための方法論がこれ一冊で学べる。
しかし、本書はマニュアル本ではないため、当たり前だが具体的なグラフの作り方は書かれていない。
そのため、自分でいざ作ろうと思うと追加で勉強が必要。
また、スライドのデザインや配色についての言及は少ない。
そういったことを学びたい方は、「Slide:ology」を読むと良いかもしれない。
自分の作ったグラフがパッとしない時は、本書の美しいグラフを眺めれば改善点が見つかること間違いなし。
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少し間が空きましたが、56日で読了しました。
元Google社員のビジュアライゼーション担当をされていた方の本の翻訳本です。
ふんだんな例を用いて、データビジュアライゼーションの要所や勘所、テクニックを教えてくれる良書。
基本的にはMicrosoft Excelでできる範囲で書かれているので、実際に取り入れやすい内容ばかりでした。
エクセルの"使い方"は特に記載はないので、そういった点を知りたい方は別の本が必要だけれども、いかにわかりやすく、すっきりと、誤解なく、ストレスなくデータを見せるか、その方法論に的を絞った本です。
各章ごとにまとめもあり、読みやすいし理解しやすいです。
翻訳本ですが、違和感もそれほどなく、日本語としても読みやすかったです。
「ダメ」な例からいかに「良い」例へと変えていくか、その思考プロセスがわかりやすく、実践しやすいものでした。
最終章で、全体のおさらいもしてくれる丁寧さも良かったです。
「食べ物の名前がついたグラフは大嫌い」とあり、笑ってしまいました。
(パイチャート、スパゲティグラフ、ドーナツグラフ)
文脈を理解し、クラター(ごちゃごちゃ)を取り除き、相手の注意をひいて、骨太なストーリーを語る、これがメインテーマです。
Z字の視線移動、ゲシュタルトの法則、無意識的視覚情報の利用、視覚的アフォーダンス(それをどのように使うかを明確に示す、デザインに内包される機能)の利用、魅力的なストーリーテリング・ナレーションを考えてデザインしていくと、自ずと良いグラフが作れそうです。
おすすめです。
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資料作成にあたって、ストーリーを考えることが大切
その資料のどこに注目してほしいのか、どう読み取ってほしいのか、資料を見せることで相手にどう行動してほしいのかを想定することでいい資料が作成することができる
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資料作成にストーリーテリンクが必要であることが分かりやすく紹介されている。
とても参考になるとともに、過去に作成した資料がダメな作りだったと恥ずかしくなる。
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資料作成には、表面的な見た目の美しさではなく、誰に何をさせたいために資料を作るのかを明確にしてからその目的に沿ったものを作る必要があることがわかった。
もちろん、見た目的な改善テクニックも紹介されている。
事例が少ないかなとも思うが、本書で紹介されている論評サイトなどを閲覧してあとは資料作成スキルの取得を自走しながらやりなさいということなのだろう。
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データの見せ方として重要かつ基本的な内容がまとまっていて良かった。パワポを使うビジネスパーソンやデータアナリストやデータサイエンティストなどデータを扱う人であれば共通知識として持っておけると良い内容だなと思う。
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邦題はクソだが原題は「storytelling with data」であり、データからどのようにストーリー立てるか、ということを書いた本である。とてもためになる内容だったので、何度も読み直して使いたい。
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Google内で「ビジュアライゼーション講座」を担当していた著者によるGoogle流資料作成。コンテキストを理解し意図をシンプルかつ明確にしデザインしてストーリーを伝える。秘伝の奥義や高度な技術は一切なく、王道かつ基本に忠実な資料作成の手順が豊富な実例を持って解説されており分かり易い。
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備忘録
・第1章 コンテキストを理解する
分析には、探索的分析と説明的分析がある
探査機分析は、真珠探しのようなもので100の異なるデータを分析したりしてたった1つか2つの重要なことを見つける。
説明的分析は誰に何をどのように伝えるのかを整理する。
内容を作り込む前に何を伝えたいのか簡潔にまとめる。3分ストーリー、ビッグアイディア、ストーリーボードのコンセプトを理解し活用する。
・第2章 相手に伝わりやすい表現を選ぶ
円グラフ、3Dグラフはなるべく使わない。
第2軸はなるべく使わず、直接ラベルをつけるか縦軸を2つに分ける。
・第3章 不必要な要素を取り除く
認知的負荷を最小限に抑える
整列は中央揃えが好ましい。また主張したいグラフ項目にだけ色をつける。
データマーカー(◆とか▲のグラフにつけるやつ)は余計なので削除する
ラベルもデータに直接つける
グラフとラベルは同じ色(類似色)を使用する
・第4章 相手の注意を引きつける
情報に視覚的優先度をつける
色使いは統一する
・第5章 デザイナーのように考える
重要な部分のみ強調し残りの余分な要素は取り除くことを意識する
図表を過度に複雑に見させないようにするためには、
読みやすくする、簡単な言葉を使用する、不必要に複雑な情報は取り除く
・第6章 モデルケースを分解する
・第7章 ストーリーを3幕構成でつくる
1.設定 いつどこでそのストーリーが起きてるのか?
2.主人公 誰が行動の主体なのか
3.アンバランス 何が変わったのか?
4.バランス 何が起きて欲しいか?
5.解決策 どのように変化をもたらすのか?
・第8章 まとめ
スパゲッティグラフにならないよう、グラフは縦に分けたりする