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動物と話せる少女リリアーネシリーズは、いつも、ドキドキ、ハラハラします。その中でも、今回は、リリアーネの親友、馬のマーリンが、何ものかによって、さらわれてしまう、というお話だから、とっても、ドキドキしました。でも、動物達と、リリアーネが、マーリンを、助けたので、その時は、とても、心がウキウキしました。
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“『ぜんぜん見えないのね?』小さなタイガーリリーは、はねまわりながら驚いていました。
「わたしの目はあなたたちのように、暗いところではよく見えないの」リリはすりむいた両手をこすり合わせました。「こんなに暗いと懐中電灯も役に立たないし」
するとマルタがパオーンと声をあげました。『わたしの背中に乗る?』
リリはおきあがりました。「あなたの背中に乗るの?」リリは驚いて聞き返しました。
「それはいい!」同じように、となりでなんどもつまずいていたイザヤがさけびました。けれどもイザヤがつまずいていたのは、暗いからではありません。シラがイザヤの足にまとわりついていたからです。”[P.63]
7巻と8巻の間。
四コマ漫画もあったり。
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私が一番おもしろかったと思うのは、最後のほうの場面だ。リリが池をその森に住んでいる動物たちのためにきれいにした。そのお礼として、ふくろうがボンサイの遊びに付き合ってあげたことだ。ボンサイもふくろうもかわいいなと思った。この本では、マーリンガエコベルトに連れ去られるなどするが、そんな時でもイザヤや動物たちの力を借りて、問題を解決していくリリはすごいと思った。
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絵がとってもかわいい。
挿絵だけでなく、巻末のマンガやクイズなど工夫されてるな、と思った。
作中にライオンとトラのこどもが登場するけど、実際に可能なのかな、と思って調べたら、ライガーは実在する!びっくりした。
動物と話せる能力はドリトル先生を思い出した。
でもこちらの方が女の子向けのお話だと思う。
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夜遅くに、森の中を行進して歩く動物たち。
ジャングルブックに出て来そうな話。
動物たちは大人しい。ワシミミズクのひょうきんなところに笑った。