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クリティカルチェーンにおけるバッファの考え方は、余裕を持ったスケジュール(確率80~90%)とギリギリのスケジュール(確率50%)の差をバッファとして扱うもの。
自分が使える時間は厳しめに見ておく方がよい。感覚的には自分が思っている時間の6~7割程度。
タスクの粒度は、2~16時間以内におさめる。プロジェクトマネジメントでは、ワークパッケージは40時間以下の大きさにすると言われている。
作業範囲記述書(Statement of Work )
背景・目的・ビジネスニーズ、スコープ(行うこと、行わないこと)、コストと期間、成果物、スケジュール・マイルストーン、目標(受入基準)、リスク、前提条件、制約条件、コミュニケーション
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SEの場合、要件定義が曖昧だと成果物の品質が悪いし、作業時の急な要件追加などが発生する可能性が高い
それと同じで、計画が曖昧だと成果が上がらない。という事だろう。
内容としてはSE経験がある人には知っていて当然の非常にオーソドックスな本筋から外れない内容だった。
また、最初に出てくる「計画あるある」を見て、どこも一緒だなぁと思った。
成果を生み出す3つの方法論
1.プロセスデザイン
2.ファシリテーション
3.マネージメントエンジニアリング
そして計画するスキルを理解する事で出来る事を最初に提示している。
・計画の目的を理解する
・計画のプロセスの全体像を理解する
・成果物の役割と作成のタイミングを知る
・成果物が作れるようになる
気に入った一言
計画とは常に見直す必要があるという事
計画を立てる効果
・現実可能性がわかる
・何をすべきかがわかる(迷いなく行動できる)
・コミュニケーションが取れる
・変更が出来る
不確実性に対処する3つのアプローチ
・不確実性自体を小さくする
・徐々に不確実性を小さくする
・衝撃に備える
計画の7つのステップ
1.要求理解
2.プロジェクト定義
3.成果物定義
4.マイルストーン定義
5.プロセス設計
6.スケジュール化
7.タスク分解
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あるあるが多い話ではあったが、
計画とは何のために作るのか?について、
改めて気づかせてくれた本。
対処法とかはありきたりな内容でしたが、
初心者の方とかは一度読んでみると良いと思います。
【勉強になったこと】
・プロジェクトには不確実性があり、
プロジェクト開始時点の見積もりでは、
実に0.25~4.0倍の開きが出る。
・計画の7ステップ
①要求理解
②プロジェクト定義
③成果物定義
④マイルストーン定義
⑤プロセス設計
⑥スケジュール化
⑦タスク分解
・要求理解では、以下の6Rを確実に抑えること。
Real Situation(状況):
今、何が起きているのか?
Recognition(問題意識):
その状況をどう捉えているのか?
Requirement(要求):
どんなアプローチで解決するのか?
Reason(意図・裏づけ・仮説):
なぜ、その解決策なのか?
Range of Work(今回のスコープ):
今回は何をすれば良いのか?
Result(期待する成果):
どんな成果を見込んでいるのか?
・プロセス設計で大切なポイントは、
手順ではなくインプットとアウトプットの関係を
見える化するということ。
・プロセス設計のプロセス
①成果物からタスクを発想する
②タスクをグルーピングする
③各グループの入力と出力を定義する
④入力と出力の関係をつなぐ
⑤下位プロセスを設計する
・IPOの考える視点は、O→I→Pの順。
・計画は基準であり、問題が発生したときに、
どういった影響があるのか立ち戻るためにある。
変わることが悪いことではない。
・バッファは個々のタスクに積まないほうがよい。
個々のタスクはギリギリ、カツカツで見積もり、
バッファは最後にまとめて積んでおく。
・計画が書けないのは、成果物とプロセスの関係が
設計されていないから。
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ソフトウェア開発の世界には、「プロマネ」と呼ばれる方がいて、プロジェクトを管理するのが当たり前なのに、なぜか、オフィスの中のプロマネはなかなかいないものです。
自分がそこそこえらくなり、なんとなくチームをリードすることになって一番困るのは、どうやったらうまくみんなの仕事が回せるか、それにつきます。
段取り7分。細部にこだわれ、いろいろ、説はあります。
開発とは畑違いだからこそ、
「要求理解」とか、「仕様を確定する」「課題を管理する」手法は、基本として役にたつはずです。
なんでもかんでもガントチャートにしようとしたり、どこに向かうのかもわからないまま締め切りを決めたくなる文系脳には、こういう本がありがたいです。
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計画作成の入門書。分かり易く要点を押さえており,読ませたい人間が幾人も頭に浮かぶ(笑)
あらすじ(背表紙より)
プロジェクトの納期を守りたい、実現可能なスケジュールを立てたい、遅延したときの対処法を知りたい。「7つのステップ」で仕事で“使える”計画が作れる!
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Vol.394 誰も教えてくれない計画するスキルとは?『誰も教えてくれない 計画するスキル』(芝本秀徳著/日経BP社)
http://www.shirayu.com/letter/2017/000803.html
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ガントチャートは単なるコミュニケーションツールであるとの考えはまさに目からうろこ。普段の仕事では真っ先にガントチャート的な日程表を作ってしまいがち。やることが明瞭に決まっており、一つひとつ順番にこなせばよい仕事であればそれでも良いのでしょうが、特に新しいことに取り組む場合だとそれでは不向きだということがこの本を読むとわかってきました。
その点、プロセス・フロー・ダイアグラムであればタスクの前後関係、いわゆるクリティカルパスも識別することができ、やることと日程決めに有効であると思えました。
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1. 日付
2020年9月19日
2. 本のタイトル
誰も教えてくれない 計画するスキル
3. この本を読んだ目的・ねらい
計画するための体系的な知識が欲しい
4. 読んでよかったこと、感じたこと
計画の目的や具体的な計画立案のプロセスを学べた。
◇計画の目的 4つ
「実現可能性がわかる」
「迷いなく行動に移れる」
「コミュニケーションがとれる」
「変更ができる」
◇計画を立てるプロセス 7つ
1、要求理解
上司・ユーザーが何を求めているのか、6Rブランク等で整理する
2、プロジェクトを定義する
プロジェクトでのやること、背景、目的、目標を明文化することで、戦略とプロジェクトのつながりが切れないようにする。
3、成果物を定義する
目標を達成するためにはどんな成果物が必要なのかを考える。最終成果物を検討し、それを作成するための成果物に分ける。
4、マイルストーンを定義する
成果物をいつまでに作らないと行けないのか、ざっくりスケジュールに入れる。
5、プロセスを設計する ※重要!
インプット─プロセス─アウトプットの関係性で最終成果物に至るまでのプロセス・ツリー・ダイアグラムを作成。依存関係を見える化する。実現可能性の検証や変更が可能になる。
6、スケジュール化する
プロセス・ツリー・ダイアグラムで最終成果物から逆算していく。
7、タスク化する
モニタリングシートを作る。各プロセスで必要な作業を2〜16時間程度の作業に分解。これぐらいの粒度であれば、作業内容が具体化される。そこに見積工数・予定工数を記載し、進捗がオンスケなのか、計画変更が必要なのか、一枚シートで判断できるようにする。
5. この本を読んで自分は今から何をするか
仕事で計画立案する際に、実際に記載のプロセスでやってみる。
6.3か月後には何をするか、どうなっていたいか
計画立案するスキルを本を見なくてもできる状態になり、他の人にやり方を教えてあげれるようになりたい。
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何かを計画する上でのノウハウがわかるかと思ったら、プロジェクトマネジメントの内容をまとめただけだった…こういうフレームワークを知ってるけど、実行してうまくいかない時にどうするかが知りたかったんだけど
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プロジェクト計画を考える上で必要なプロセスを順を追って学ぶことができる。
本書を参照しながら実践していくことでプロジェクト推進能力を養えそう。
・要求理解は6Rブランクで
・いきなりタスクを考えるのではなく、成果物を定義することから始める
・成果物の作成をマイルストン化する
・プロセス設計→タスク分解の順に進める
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完璧主義的な性格がある自分にとって、計画が完璧に立てられないことに悩みを感じていた中で手に取った1冊。
そもそも、計画とは「守る」ものではなく、「使う」ものであり、カーナビのように常に見直しが必要であるもの。
基準として変更したり、人とコミュニケーションをとったりするためのツールであり、「計画」に関する捉え方を学べたのは良かったと思う。
プロジェクトや仕事の「不確実性」に嫌気がさすこの頃だったが、そもそも不確実なものを実現するからこそ価値があるのだし、そのために「計画」があることを身にしみて実感することができた。
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■感想
とても面白かったし、わかりやすかった
以前にプロジェクトマネジメントの本は読んだが、体系的かつフローがわかりやすいのはこの本だった
特に要求定義の真の要求を理解するは、わかっていたつもりだったが、深くは理解できていなかったことを実感した
何度も繰り返し読んで、これから活かしていきたい
■意見
プロジェクトでも普段の仕事でも、目的やゴールは何なのか?と意識している人は少ないのでは無いか
実際自分も出来ているつもりでいたが、深くなぜ?なんでこれが必要?と考えが足りないと思った
なぜ?から具体策を文書化し、ステークホルダーなどと納得感を持って取り組むことがとても重要だと感じた
少なくとも、これからは「真の要求」が明らかにならないうちは、どのようにやるかは考えない
■気づき
計画は「守る」ものではなく「使うもの」
計画は守らなければならない、と固定観念を持っていた。計画はいわば地図だ。うまく使う
仕様の奥にある「真の要求」を理解する
なぜ?は~したいにつながる。~したいの事実や解釈を紐解く重要性
WBSは作業分解図ではない
成果物を分解する。完全に作業を分解していました
成果物から逆算して作業を考えるということ
■ToDo
6Rブランクは、プロジェクト以外でも使用できるので、これをフレームワークとして常に考えたい
自分のゴールを決めて、計画を立てる
https://self-methods.com/rn-planning-skills-that-cant-be-taught/
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1 どんな本?
「教わる事がないビジネスマンの必須スキル」を
教えるシリーズの一つ。初学者は計画の概念が変
わる一冊。
2 なんで読んだの?
(1) 計画を教えてくれる本を読んだ事が無いか
ら。
(2) 計画の仕方を知りたい。
(3) 計画を作れる状態になりたい。
3 著者の問題提起
役に立たない計画ないですか?
4 命題に至った理由
計画の作り方を知らない人が多いから。
5 著者の解
戦略とプロジェクトが繋がってガントチャート
まで落とし込む。(その間も重要)
6 構 成
7 重要な語句・文
(1) プロセスツリーダイアグラム
(2) インプット〜プロセス〜アウトプット
(3) 要求理解〜上司・顧客は何を求めているか?
(4) 目的・目標を明文化する。
(5) 成果物を定義する。WBSで。
最終成果物を定義し、それを構成する成果物
を定義する。
(6) マイルストーンを定義する。
(7)
8 感 想
ビジネスマン向けの本で私には難しい内容だと
感じた。
刺さったのはプロセスは具体的にと言う事。米
を炊くでは無く米と水を加熱すると表現する事。
深く知りたい事はプロセスツリーダイアグラム
の事。最終成果物から逆算する事は分かるがプロ
セスツリーダイアグラムはどう役にたつ?
人に勧めるなら要求理解。何のためにやるんだ
ろ?と言う事。6Rブランクが有効。
グラフがたくさんあって説明が分かりやすかっ
た。
タイトル以上の計画するスキルだった。ビジネ
スマンの常識が無いと理解が難しいと思えたが、
見直して自分の計画に活かしたい。
9 TODO
本書を参考に自己成長の計画をしてみる。
10 問 い
何のために?
11 答 え
意義ある事の為に。