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ようやく読み終わった……、というのが第一の感想。泣かせる系の話は、なかなかページをめくる手が進まないので。
主人公(主猫?)ナナの視点で描かれ、並行して人間の視点でも描かれる。猫の視点っいうのも面白い。何とも微笑ましい。
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悟とネコのナナ。
旅を通して、今まで生きてきた悟の人生を少しずつ共感していくナナ。これからのナナの行く末を探していく、悟。
悟とナナの人間⇆ネコの間柄を超えた深い絆を感じたとってもいい作品。久々読み終わりたくないと思えた大好きな本でした。
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久しぶりの有川浩。
途中から、え!?まさか、、、となり、、、。
でも読後感は爽やかで、ポロっと涙、という感じ。サトルもナナも、ノリコも友人もみーんな、良かった。
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2月22日猫の日に、読み終わったのは偶然
この前亡くなった、佐藤さとるさんのコロボックルシリーズを
受け継い有川浩さんらしい、優しく暖かいライトノベル
サトルと猫のナナのやりとりに、何度もキュンと切なくなりながら
最後は、涙が止まらず、、、
絵本にもなっているので、誰かにプレゼントしたくなるな
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良作品。有川さんの作品には基本ハズレはないと(思っている)けれどやはり良かった。恋愛系ではないけれど感動させられる。途中で展開が読めたのに最後うるっときてしまった。
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大切な飼い猫をもらってもらうため、
人生の大事な時間を共有した少年~青年時代
その時、その場所での友人を久しぶりに訪ねる。
猫は「吾輩は猫である」よろしく明確に人と同等な
思考で語り、猫として独自の誇りを持ちながら
主人公を支え、主人公に寄り添い旅を続ける。
転勤族で転校生だった、そして猫大好きだから
星も甘くなる。
でも、大事な友達との時を経た変わらない友情、
それを育んだその時代年代を精一杯生きていたころの
色あせないエピソード。私にもあなたにも
一つくらいはあるのではないだろうか。
やっぱりこの人の描く世界では
誰もが共感できるぐらいの後ろ暗さや歪みを
誰もが抱えながらも、そして不幸や苦難と言えるような
ことが誰かに起きていたとしても、
善良で好ましい人物が、嫌味なく、自然体で
そうなりたいそうありたい言動をしてくれるので、
読後には現実の世界をも素敵で悪くないものに
見せてくれる、爽やかですがすがしい
読後感を与えてくれる。
今回は、主人公が抱える今、そして過去が明かされて、
それでもあれほど素敵な猫と素敵な旅、人生を
送ってきているのだから。
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家族、友情、そしてネコ。どれも欠けがえのない存在であり、暫く会ってなかった友達に出会いたいなと思える作品。
野良猫のナナからひとを見る視点が楽しい。人間に取って良いことが、必ずしもネコに取っても良いことではないらしい。薄型テレビとブラウン管テレビの話など。
最後にたどり着いた札幌の叔母の元。不器用ながらもナナと飼い主のサトルに向き合おうとする姿が微笑ましいのと、辛いのが共有してしまいました。
すべてのひとには、必然的な出会いがある。本でも、ひとでも、そしてネコでも犬でも。
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いや、泣くでしょこれは。
僕はいついつまでも永遠にサトルの猫。
僕らは旅の思い出を数えながら、次の旅へと向かう。
名作。
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最初から動物好きには涙腺が崩壊します。
そして、どんなつらい現実も耐えて、受け入れ、しかしながら周りの人たちへの感謝は忘れない。
最後は…。
あまりにもつらすぎる。電車の中で読んでいて、困ってしまいました。
ペットも含めた周りの人たちへの深い愛情を感じる作品でした。
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2017/2/26
週刊文春に連載されてた頃からポツポツと読んではいたものの、通してしっかりとストーリーを読んでいたわけじゃなかったから、今回文庫本が発売になっていたので買って読んでみた。有川浩といえばラブストーリー?みたいなイメージがあったけど、これは少し悲しい話だなあと思う。また、今までの作風とは少し違ったような感じがする。どちらかというと、ストーリーセラーの話に近いというか展開が似ているというかそんな感じ。ストーリーに出てきた人物たちが必ず最後には一点で繋がっていく展開は阪急電車のようで先や続きの展開が読んでて繋がっていくのが楽しかった。猫の視点からの物語と飼い主のサトルからの立場からの物語が交互に繰り返され、そこに登場人物たちが上手に絡んでくるのですごく読みやすい話だと思う。自分は動物を実際に飼ったことがないから動物がどのように考えてるのかはわからないけど、きっとこんなんだろうかという内容も猫の視点から面白く描かれているら、
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久しぶりに読む有川作品。
悲しい結末ではあるけれど、心温まるストーリーで癒されます。
猫の気持ちってこんな感じなのかなぁ⁇
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公共の場で読んでいたので、涙が溢れてきたのをごまかすのに苦労した。先が気になって仕方ないけれど、旅の終わりまで読み進めたくない…煩悶しながら読み終えた。
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しゃべる猫がキャラ立ちしていて面白い。
視点、立ち位置の違いから、絶妙な距離感を感じる。
悲しい話になりがちなネタだが、猫のおかげか、ほっこりする。
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ストーリーの起承転結は予想も出来て、しかし予想出来るからと感じる印象は薄まらないのだった。
野良猫だったナナの感じ方と動き方が悟の生い立ちと溶け合って、そこから改めてふたりの旅が始まったように思う。
心に痛みを感じたとしても、それを佳い生き方として発露する、このふたりのようになれたらなあと思う。
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タイトルに「猫」とあったので何の気なしに手に取った本ですが、読みやすくて、語り手が猫のところも猫のことをよくわかってるなーという感じで癒やされながら読みました。
日頃、サスペンスとかなんとなく平和ではない、こわいような内容のものを読むことが多いので(好きで読んでいるんですが)、この本はすごく心が癒されるお話で、よかったです(笑)