投稿元:
レビューを見る
新宿三丁目交差点付近のかつて「新宿追分」と呼ばれた場所にある「ねこみち横丁」。その路地の奥にたたずむ「BAR追分」。夜は「バー追分」、昼は「バール追分」として営業。そこに集う人びとを描くシリーズの第三弾。
第二弾ではねこみち横丁の管理人になった宇藤(うどう)くんを中心に描かれましたが、第三弾では第一弾の体裁に戻り、主人公は入れ替わり立ち替わりいろんな人。脚本家を目指している宇藤くんは、コンクールに応募するシナリオを書き上げたものの、なんとなく自信がありません。店に出入りする役者に見せてみたらイマイチの反応で宇藤くんガッカリ。スネる様子に私は若干イライラ(笑)。その他、BAR追分は、両親の離婚により少年期に離ればなれになった兄弟の再会の場となったり、一人息子を育てるシングルマザーのよりどころとなったり。
今回各章のタイトルとなっているのは、お好み焼き、親子丼、蜜柑、ナポリタンですが、それ以上に私が気になるのは美味しい極上バターと黒蜜がけのホットケーキとハルミチーズです。新宿高野の蜜柑クリームパンというピンポイントの商品も登場。
安定した面白さではありますが、個人的には第二弾までの楽しさは感じられませんでした。ちょっとマンネリ気味の感。
投稿元:
レビューを見る
BAR追分の3作目。最初はちょっとマンネリ化してきたかなと感じましたが、やっぱり美味しそうだし、おもしろかったです。好きだったお話は秋の親子丼と蜜柑の子、いろいろ気になったのは情熱のナポリタンでした。お料理や食べ物はどれも生唾が出て困ったのですが、中村屋のカレーパン、空開さんのナポリタン、トンカツ茶漬けが食べてみたいです。でも一番作って食べてみたいのは、たくあん入りのお好み焼きです。昔の駄菓子屋さんとかにありそうで絶対はまりそう!
投稿元:
レビューを見る
シリーズ3作目ともなると、メンバーも馴染んでくる。
会長やモモちゃんが説明する料理の表現が上手で美味しそう!その会話に参加したくなる。みんな食べる事好きなんだよね。宇藤くんも純くんも。
2017.5.8…19
投稿元:
レビューを見る
この本に出てくる料理は庶民的で共感出来る!(^^)ただ「とんかつの茶漬け」は食べた事ない(--;)今回も心暖まる話と、美味しい料理にほっこり(*^^*)宇藤くんの事が気になったけれど、最後は良い選択をしたと思う(^^)v
投稿元:
レビューを見る
や、ばーい!w 「蜜柑の子」に朝っぱらから、カフェで涙・・・うるるるるっ!
あと、「情熱のナポリタン」が好き。
こっちもじーんわりw
投稿元:
レビューを見る
新宿にある[BAR追分]の話。3冊目。
ちょっと立ち寄って
食べて飲める慣れたお店があるのは
うらやましいな。
投稿元:
レビューを見る
伊吹有喜さん「情熱のナポリタン」、BAR追分シリーズ№3、2017.2発行です。お好み焼き大戦、秋の親子丼、蜜柑の子、情熱のナポリタンの4話。図書館予約待ち過ぎ、そして期待し過ぎだったでしょうか・・・w。「切れ味」が欲しいです!
投稿元:
レビューを見る
かつて新宿追分と呼ばれた街の、〈ねこみち横丁〉という路地の奥地に「BAR追分」はある。〈ねこみち横丁〉振興会の管理人をしながら脚本家を目指す宇藤輝良は、コンクールに応募するためのシナリオを書き上げたものの、悩んでいることがあって……両親の離婚で離れて暮らす兄弟、一人息子を育てるシングルマザー、劇団仲間に才能の差を感じ始めた男……
うどうくんが段々しっかりしてきた。別れや旅立ち、登場人物がそれぞれ人生の岐路に立っている話が多く、しんみり。『蜜柑の子』は特にすごくよかった。次くらいには桃子ちゃんの話も出てくるかな?あと純くんがこんなに重要人物になるとは思ってなかった。焼きそばクレープもドライカレーチーズオムレツ乗せもパンケーキもめちゃめちゃ美味しそうだけどやっぱりナポリタンかな、ナポリタン食べたい。しかしそう考えると今回は1話目の通り粉物祭りだったな。炭水化物祭りというか。
投稿元:
レビューを見る
*“ねこみち横丁”振興会の管理人をしながら脚本家を目指す宇藤輝良は、コンクールに応募するためのシナリオを書き上げたものの、悩んでいることがあって…。両親の離婚で離れて暮らす兄弟、一人息子を育てるシングルマザー、劇団仲間に才能の差を感じ始めた男―人生の分岐点に立った人々が集う「BAR追分」。客たちの心も胃袋もぐっと掴んで離さない癒しの酒場に、あなたも立ち寄ってみませんか?大人気シリーズ第三弾*
前作同様、モモちゃんのお料理描写が上手過ぎて、それだけで★4です!ソーセージとバジルソースを添えたパンケーキ、焼きそばやアジフライのクレープ、迷って選べない2種のランチを臨機応変に合体…こんなお店があったら、毎日通っちゃいます!
ただ、肝心のストーリーの方は…うーん、なぜかどの主要人物にも共感出来ないまま、ここまで来てしまっています。甘くて痛々しい悩める若者たちがリアル過ぎるのかな?良く出来たストーリーだとは思うのですが。特に蜜柑の子。ノルウェイの森スパイスもよく効いてたし。次作、入り込める展開に期待です。
投稿元:
レビューを見る
相変わらず美味しそう。
粉もの談義が可笑しいし、メロンパンやカレーパンにもそそられる。トンカツ茶漬けも食べてみたい。
柊とマリナさんのその後も気になるし・・・
もちろん宇藤の将来も。いいライターになれるかな?
「続く」がたくさんありそう。
投稿元:
レビューを見る
大都会新宿の片隅、昼間はバールで夜はバーのシリーズ。
人生の分岐点をさ迷うも、横丁の管理人は脚本家への道を歩き出す。
同じような人生の分岐点に立つ人たちを、今回は、お好み焼き、親子丼、蜜柑、ナポリタンといった料理で応援する。
どれも本当に美味しそうで、味わいながら食べた感じ。
どんな分岐点があっても、美味しいものを食べて乗り越えていこうという気分になる。
投稿元:
レビューを見る
今回は料理より少々青臭い宇藤君の葛藤がメインかな。
でも、多くの人が感じると思うけど真の主役は柊君。
彼が少しずむ心を開く様子はとても微笑ましい。
投稿元:
レビューを見る
第3弾。穏やかなほっこりと・じわっとが沁み、少々痛みもあり、、変わらないペース感が本当に丁度良い!。まだまだ道半ば、、今刊の情熱がどこへ向かうのか?…次刊も楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
ダイエット中の身には辛すぎる。
料理の描写がバツグンな作家さんです。
ナポリタンを大盛りで食べたい!
蜜柑の子のラストでは不覚にも涙が…
全体的に丁寧なゆっくり目の展開だけど、周りの人達との関係がゆっくりでも確実に出来上がっていく様子が素敵。
デビィ達にはもっと登場して欲しい。
続きが楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
昼間はバールで夜はバーのBAR追分。客たちの心も胃袋もぐっと掴んで離さない癒しの酒場に、今日も訳ありの男女がやって来る。シリーズ第3弾。
美味しいものをしっかり食べて今日を終えて明日の活力とする。当たり前のことだけど、つい疎かにしがちでもある。登場する料理はがっつり系だが、人物の印象は薄口なのが気になる。