紙の本
思わず買ってしまった
2019/04/30 21:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ししゃも - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人医院の待合室に置いてあったのを気まぐれに手に取ったらおもしろくて思わず買ってしまいました。インターネットとの付き合い方についてとてもわかりやすくかみ砕いて書かれているのでオススメです。
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ネットニュースで著者のことを知って読了。正しく怖がるインターネット、という視点はこどもたちと話す中でも自戒すること多く、ましてやオトナとしてネットを日々使ってるとイタイこともまた多く。ネットという接頭接尾語に惑わされず、理解対応していくこと、こどもを上から保護的な啓発的な指導で伝えるのではなく、正しく怖がった上での付き合い方。PTAとか学校の授業で呼びたいな、小木曽さん。
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インターネットを正しく使うための本。著者の講演回数がすごい(年間300回以上)。
にしても、炎上というものは、後の人生まで影響してくることもあるんだなと。更生してマジメに勉強して推薦で進学できそうでも、進学先の学校に、炎上した人だと伝えられる電話が入ることがあるらしい。それで、進学できないことに。
なんとかならないもんだろうか。更生する経緯もブログなどでオープンにしたらまた違ってくるんだろうか?
なお、炎上投稿は消さないほうがいいとのこと。消すのではなく、取り消し線で修正するのがいいとのこと。何をどう修正したのか分かるようにするのがいいらしい。確かにそれなら、ムダにコピーが拡散されることもないだろうし、いいかもしれないなぁ。まあとにかく、一度炎上してしまったらそれに向き合えってことか。
後、イジメについては、イジメられてる人に『わたしは味方だよ』と伝えるのがいいとのこと。著者も昔イジメられてたそうなのだけど、そんな感じの紙が机に突っ込んであって救われたらしい。確かに、見てるだけよりはよっぽどいいかもしれない。
驚いたのが、マスクをしている生徒がやたらと多い場合、風邪が流行っている……のではなく、クラスの誰かが教室の様子をネットに生中継している可能性があるという話。そんなことあるのか。先生も大変だ。
それと驚いたのが、最近の子からのチャットのような短文のメールのやりとり。いやそれ、時間かかるだろ。文字数制限あるわけじゃないんだから、ちゃんと書けよと思うのだけど、最近の子はチャットみたいなメールが多いらしい。面倒くさい。
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ネットはあくまでも道具。
ネットが原因で良くないことが引き起こされるのではなく、
昔からある良くないことが、ネットを使って行われただけ。
自分でもスマホのことがよく分からないのに
子供に与えて不安になるってなんだろうか。
ネットという特別な枠の中で話をするのでなく
日常の中に置き換えて、
相手とどうコミュニケーションを取るか、その時ネットをどう使うか、
という視点から話が進むのでとても分かりやすい。
若い人からのメールの文章がものすごく短い、というのは
(そこが本題ではないけど)けっこう驚いた。
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篠原さん情報です。
インターネットの本、欲しかったからありがたい!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
この本、いいです!
「正しく怖がるインターネット」
2017/05/31 更新
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そうだろうな当事者、ネット提供側が大きく否定することはないだろうな。
正しく怖がるというこの言葉、立場によれば使い方が変わる変わる。本当にこの言葉で解決できるのはそれの信者のみというのが今の気持ち。
ネットはいずれ人を滅ぼすよ。使い方が正しくとも・・・
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‹内容紹介より›
「ネットの正体」、バラしちゃいます。
炎上ニュースでは絶対に報道されない「炎上の本当のリスク」や、万が一、炎上してしまった時の対応策、ご存知ですか?
はたまた、大人が知らないインターネット(迷惑メールの謎、隠れスマホ、ネットバトル etc)とうまく付き合う方法は?
とにかく、全部知ってしまえば、もう怖くない!ネットを、「普通の道具」として使うために必要なこととは。
ーーー
今や生活とは切っても切り離せない「ネット」。
よくわからない部分もあり「怖いもの」と嫌厭する人もいれば、無警戒に利用してトラブルに巻き込まれる人もいます。
では、どのように利用するのが適切なのでしょうか。
答えは、「正しく知る」ことにあります。
ネットの特徴や性質を正確に理解することで、「道具」としてネットを利用することができるようになるのです。
例えば、炎上した時などに「どうして短時間で個人が特定されるのか」という疑問。
SNSに個人情報を掲載していたかどうかに限らず「6次の隔たり(6人通せば世界中の人とつながる)」理論によるものであったり、不用意な発言(●●から△分のところにいて…)や写真の位置情報などで現在地が特定されてしまったり。
そして、「炎上」を避けるためには「ネットを利用する」際の考え方も変えなければなりません。匿名で何を一もいい場所ではなく、ネットは「自宅の玄関」と一緒。”家の外”なのです。自宅の玄関ドアに投稿と同じ内容の掲示を貼れるかどうか、という判断基準を持つと、ネットの利用がより適切になります。
そのほかにも、ネットを通して会社に個人情報を提供する際には、その会社が「逃げずに」対応してくれるかどうかを検討したり、「ネットいじめ」などの問題については、「ネット」という要素を抜きにして(ネットは手段であり、本質的な問題ではないので)解決を図ったりする必要がある、ということが述べられていました。
イラストなども多少あり、どういったことに注意すればよいのかがわかりやすく解説されています。
不必要に怖がることなく、便利な「道具」の一つとしてインターネットを利用できるようになりたいものです。
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2017年?冊目「11歳からの正しく怖がるインターネット: 大人もネットで失敗しなくなる本 」読了。
一時期話題になっていたので、知り合いから借りた一冊。さまざまなところで講演しているだけあって、とてもわかりやすい書き方。何より例え方が秀逸なので、子どもから大人まで納得しながら読めると思う。著者は、グリーの人だけど、そういった会社がこういうネット啓発の活動するような時代なんだなと。
(以下抜粋)
●(SNSでの発信内容によっては家が特定されて)「OOさーん!ドンドンドン!ピンポンピンポン!」ってできるんですよ。ドアノブもガチャガチャできちゃうんです。
●「ゲリラ豪雨だぁ…」「停電だ…」…などの書き込みもリスクを生みます。…自宅のおおよその位置がわかってしまうでしょう。
●(ジオタグの設定)iphoneなら、「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「カメラ」→「許可しない」を選択。
●地球にスクリーンショットがある限り、友だち限定のSNSなんてありえないのです。
●推薦合格をもらえたその日に、その合格が取り消されます。私立高校にこんな電話がかかってきたからです。「オマエら間抜けだな。あの子、昔ナニやったか知ってる?そんな人間に推薦合格出しちゃうなんて、ネットでいい笑い者になれるな!じゃあな」。そんな電話が一本だけ高校に入り…推薦合格を取り消したのでした。実はコレ、日本の全都道府県で起きているです。
●交通事故だって、適切な対処より事故を起こさないことのほうが大切です。でも「自分は安全運転だから、事故の対処法は知らなくていいんだ」なんてワケにはいきませんよね。ネットも同じ。炎上を未然に防ぐ知識も持ちつつ、イザという時の対処法も心に留めておきましょう。
●長く生きてきて、いろんな環境の変化があって「人間関係が切れている」友だちが多い私たち大人こそ、フェイスブックをフル活用できる世代、フェイスブックは大人向けなんです。
●(スマホの)長時間利用による弊害は必ずあります。ですが、一番重要なのは、スマホの利用時間ではなくて、その中身なんです。
●ネットだって、クルマと同じただの道具です。当然メリットやリスクがあり、だからこそ「怖いですねぇ」で終わらせないで、それがどんなリスクで、どうやったら回避できるのか、クルマに乗るときと同じように、最低限の知識を持って使ってほしいのです。自分はクルマに乗らないという方でも、交差点に飛び出せば危ない!ということを知っていますよね。ネットも一緒です。…「よくわからないけど気をつける」は絶対に無理ですから、必要な知識を手に入れ、正しく怖がって欲しいのです。
●小学5年生の女の子から受けた相談は「お父さんが家でタブレットばかり見て、私の顔見てくれない」でしたよ。ネットは子どもの問題ではなく、「大人と子どもの問題」。
●本人の承諾を得ている画像ならば、ネットに投稿しても問題ないという理屈になりますよね。ただしコレ、大人同士であればの話なんです。その写真がネットに投稿さ��る意味をしっかり理解し、投稿後にどんなリスクが発生するのか、大人の経験と視点から許可を出しているのら、まあいいでしょう。
●「中学・高校の男子生徒」からの相談で、二番目に多いのが、ツイッター上で知らない相手と言い争いになって、「明日、お前の学校に行くからな!ボコボコにしてやる」と言われてしまった。自分の学校と名前を書きこんでいたので、こちらの身元がバレている。どうしよう!」という、まあ、いかにも年頃の男子っぽい内容なんです。たいてい何も起きませんし、誰も来ませんが、書かれた本人は心配で夜も眠れない、なんていう状況になっています。ちなみに一番多い相談内容は、エッチなページを見ていたらお金を払えというメッセージが出たぁというアホ男子な内容です。
●LINE・ツイッターなどで、まったく知らない人から友だち申請をもらったり、話かけられたりしたら、どうしたら良いのか?…現実世界に置き換えてみればいいんです。たとえば駅前で、まったく知らない人が近づいてきて、ノリノリで話かけてきたとしたら?…う~ん……これはヤバい。普通、
ダッシュで逃げますよね。…コレと同じです。
●実生活で知り合った人と遊びに行って、その結果、殺されてしまう確率より、ネットで知り合った人に会いに行って、その結果、殺されてしまう確率の方が、今はまだ高いから。殺されるかもしれないけど「会いたい」人なんて、いないでしょ?だから、ネットで知り合った人と会うのは、まだ危険な時代なんです。
●フィルタリングは「やった方が良い」ではなく、法律が保護者の義務として定めているモノです。「青少年インターネット環境整備法」という法律があり、18歳未満の青少年が利用する携帯電話には、フィルタリングを設定しなきゃダメ、設定しない場合は保護者が電話会社に「同意書」を出せい!と定めています。
●時代が変われば、いまは想像もできないような職業が生まれます。…未来の事なんて誰もわからないんですから、そんな心配よりも、どんな時代も賢く生き抜ける力を付けさせてあげましょう。
●どんなにAIが発展しても、人生の大事な場面で決断を下すのは人間です。だって人生の決断って「どうすべきか?」じゃなくて「自分がどうしたいか?」でしょう。
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著者は、グリーという会社に所属しながらネットの安全利用をテーマに
全国で講演を行っている。
本書は、ネットによる詐欺、炎上、SNSの乗っ取り、データ流出、誤爆などで失敗
しない為にどうしたらいいのかを、子供から大人までを対象として書かれている。
あまりにも簡単に投稿でき、拡散するのにかかる時間は一瞬、規模は全世界。
その結果に逮捕、失業、破産、誹謗中傷、内定取り消しなど
ダメージはあまりにも大きい。
ネットの匿名性から生まれるコミュニケーションの危険さは、
なかなか理解しづらいもの。大人であれば経験上、自分で判断してアクセルを
踏みとどまることもできる。しかし子供は平気で踏み込んでしまうことも・・・。
思考停止(ネット不信)に陥らないために、
大人も子供もネットの本質は現実世界と変わらないモラルとルールとマナーが
必要な場であることを理解し、正しく怖がることが大切です。
スマホ利用の前に親が子供と決めた約束のリストが載っている
「わが子のスマホ・LINEデビュー安心安全ガイド」
親として、その時は子供にきちんと伝えておきたい。
「子どもとスマホ」では、スマホで未成年が簡単にお金を稼げてしまう現実を
知った。怖い。
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ネットってムチャクチャ便利だけど、制御不能に拡散するリスクもデカい。が故に、不必要にビビッてしまってないだろうか。車だって便利な反面、操作を誤れば命を失う恐れもある。だけど、皆どう扱ったら危ないか理解した上で乗りこなしている。ネットも同じ、ネットならではの留意点をしっかりと押さえた上で、おおいに活用するべし。では、どいうったことを押さえるべきかというと・・・がまとまった一冊。
「11歳からの」とタイトルにある通り子供向けに書かれた本ではありますが、デジタルとは切っても切れない世界を生きていく子供を持つ親こそ、子育てに必要な基礎知識として身に付けておきたい内容だと思います。オススメ!
・一度炎上したネタは、永遠に消えない。人生の大事な節目で、あなたの炎上ネタが掘り返される。だからこそ、あげる情報には十分に気を付けること。
・あげる情報の中身については、ネットとリアルを切り分けずに考えるのが基本。リアルでやってはNGなことは、ネットでもNGだと心得るべし。
・SNSで情報を上げるということは、自分家の玄関のドアの外側に大きな張り紙をするようなもの。迷ったら、その情報、玄関に張り出せますか?を自問自答する。
・友達限定での情報アップにしてても、スクリーンショットを使われれば、あっという間に不特定多数に拡散される。友達限定だから安全安心ではない。
・今から○○に××の期間旅行に行ってきます!というアップに注意。空き巣さんいらっしゃーい!っと言ってるようなもの。実際に、その手の情報を拾い集めて空き巣を働いている輩がたくさんいる。
・携帯で撮影した写真は、初期設定のままだと位置情報を伴っている可能性がある。位置情報を持った写真を知らずにアップしようものなら、貴方の住所を公衆の面前にオープンにしたに等しい。携帯撮影時の位置情報の設定は必ず確認すること。
・ネット民が本気になれば、僅かな情報からでも、必ず本人は特定されてしまうと心得ておくべし。
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自宅の玄関に張り出せないような内容は、ネットに書かない。
その通りだ。
結局ネットはやらないのが一番安全なんだろう。
利便性と安全性のバーター。
後半の教育論はどうでもいい。
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読者対象は11歳の人ではなく、大人。迷ったときに立ち返るべき考え方を提示してくれる本。
インターネットを特別視することなく、ネットの世界にも一般常識・良識をもって接すればよいのだ、と説く。
つまり、11歳では判断基準が足りないということになる。
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わかりやすくてとても良い本。日常でしてはいけないことはネットではしてはいけないとか、目からウロコがポロポロ!
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子供にも大人にも是非読んで欲しい一冊。
以下覚え書き。
・女の子が交差点で個人情報を掲げている写真
・写真に位置情報をつけたまま投稿しない。アプリごとに位置情報をオフにする。
・簡単に自分を特定される投稿をしない。
(○時に○○駅近くのコンビニに寄るのが日課!など)
・位置情報なくても場所の特定は可能。(撮影時刻と太陽光の角度からエリア特定。電柱やマンホールの仕様から地域特定、など)
・友達限定で投稿していても、スクリーンショットで拡散するから意味なし
・炎上は2人で可能。投稿者→見つけた人(2チャンネルなどに動画を載せる)→炎上
・炎上したら本人は勿論、家族の個人情報まで特定。引っ越し、高校推薦取り消し、内定取り消し、婚約破棄など。
・日常生活でやっていいことはネットで何やってもO.K.。日常でやらないことはネットでやらない。
・炎上させたものを削除したらひき逃げと同じ。なかったことにはできない。
・SNSで携帯番号が公開になっている
・SNSのっとり
・のっとられたら、乗っ取犯より先にパスワードを変える
・乗っ取りのお知らせを投稿する(本人であること。新しいアカウントでやり直すこた。これ以降は乗っ取り犯が書いた物ということ)
・自分が死んだらパソコンやSNSのデータはどうするのか→フリーソフト「死後の世界」「僕が死んだら」
・Facebook→自分が死んだらアカウント全削除の機能不全(家族がFacebookに亡くなったことを申請)
・Google→アカウント無効化管理ツール
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ネットはあくまでもツールのひとつに過ぎないということ。守るべきポイントがわかれば、とても便利なものであり、上手な使い方を子どもにも教えたい。