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元鹿児島放送アナウンサーから、総務に異動になり、総務で秘書をする中で秘書検定を取得するなど、2つの視点で仕事を進めた方の本。(実際は数多くの資格を取得しているようですが)
アナウンサーが総務に異動する事は異例なのかはわからないが、その中で自分を高める努力を惜しまない姿は仕事が好きなんだな。と言う言葉以上に努力を惜しまない中でも、楽しさを見つけられる人なんだろうなと思った。
本の内容から多分処女作だと思うが、その分全力を注いで全てを書こう、伝えようという迫力があった。
また、秘書力=社会人力として考えるととても有効な資質を知るうえでためになった。
社会人力が問われる領域
・資質:仕事の処理能力、判断力、身だしなみ
・職務知識
・一般知識
・マナー、接遇
・技能:文書作成の型式や作成ポイントの習得、会議知識
人間的能力
・判断力
・記憶力
・表現力
・行動力
・理解力
・洞察力
・情報収集力
・コミュニケーション力
・業務調整能力
・人間関係調整能力
・アドバイス能力
・指導力
話を聞く技
・相手に興味を持つ
・手は隠さずにテーブルの上。手元を見せる
・表現とアイコンタクト
・マイ手につま先、膝、体を向けて前傾姿勢
・うなずき、相槌
・重要な事はメモと取る姿勢
・沈黙を恐れない
・相手の話を否定しない
・話の腰を折らない
・相手の気持ちに寄り添う
気に入った言葉
どんなに難解な資格を取得しても、有名な大学を出ても、人とのコミュニケーションをとらなければ仕事は出来ない