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本書でフィリピンのドゥテルテ大統領が如何にして、大統領になるに至ったかを知るにつれ、強権的で強引な手法でかつてのダバオをフィリピンでも有数の安全で繁栄した都市にできた実績に納得しました。嘗て欧米列強の国々に虐げられてきた国の歴史も本書で明かされています。日本に於いてフィリピンのニュースに親しむことは少ないので、本書を読むことで一端を知ることができたのは僥倖だと思います。
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ドゥテルテ大統領誕生の背景を、前職のダバオ市長時代の施政、フィリピンの歴史を振り返り、論じた良書。
ドゥテルテ政権とフィリピンの政治を考察するための最低限の情報ではないかと思います。
ドゥテルテ大統領が何故、絶大な支持をうけているのか…単なるポピュリズム政治家だからではなく、戦前、戦後のフィリピンの苦難の歩みがある。そこには、我が日本も良くも悪くも関わってくる。
そして、著者はフィリピンに輝ける未来を見る。
それは日本が歩むべき道を示しているのだと。
著者とは、戦略観、地政学観は同意できないところがありますが、フィリピンという友好国に尊敬をおぼえる事ができる本です。
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ストーリー
ドゥテルテは本当に「暴言大統領」なのか?
日本人のためのフィリピン入門書!
知られざるフィリピン苦悩の500年から、大国アメリカにモノ言う大統領誕生まで。
激動の東アジア情勢を左右する国の、歴史と展望をダイナミックに描くー
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普段あまり触れることのないフィリピンの歴史。
トランプとドゥテルテの違いがわかっただけでも勉強になった。
クールジャパンの嘘の時も感じたけど、古谷さんの本はあと100ページくらい短くしてもいいと感じるくらい内容を膨らませすぎてる感覚になってしまう。もっとコンパクトにまとめられると思うけど…