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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
山登りの専門用語?みたいな、ちょっと面白いなと思いましたが、実際に使うことは、たぶんないかなと思います。
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用品や登山周りについて
地名や人名など 広い範囲にわたった
楽しい辞典です
登山を題材にした小説やエッセイなども
紹介されていて
遭難の話は辛そうだけど
読んでみたいと思います
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山用語から無理やり山つながりで入れたような用語もあったり、でもそれがまたクスッと笑えたり、作者独自の解釈にもなるほど!と思ったり。類語、関連語、対義語、用例などもある。かわいい絵と共に楽しめました。
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●語句の説明
・アルピコ・・・上高地や白馬など、信州の主要山岳観光地に路線を持つバス会社。
・アルプス一万尺・・・原曲はアメリカの民謡。一万尺とは約3000メートルのことで、歌詞の中で、アルペン踊りをする小槍は、北アルプスの槍ヶ岳33180 M の山頂直下にある鋭い絶壁の岩峰のこと。だから「踊りましょう」って歌っているのは命がけ。
・鞍部・・・山頂と山頂の間にある最も低いところをさす。別名コルともいう。
・稜線・・・山頂と山頂をつなぐ道。尾根ともいう。山歩きの中でも最高に気持ちの良い部分。
・犬塚勉・・・絵がめっちゃ綺麗。調べてみようかなホームページがあるみたい。
・ 自然歩道 ・・・国や自治体が整備した徒歩道。東海自然歩道が1974年最初に完成。東京八王子から大阪箕面市までの1697 km。近畿自然歩道で3296 km 。
・峠・・・下りと上りが入れ替わる場所。稜線に対して垂直方向、手前から向こうへ山を超えるところ。山向こうの村へ荷物を運ぶ人々の往来を目的として道ができたため、より容易に乗り越えられる鞍部を指すことが多い。乗越とも言う。
・トラバース・・・山の斜面を横切るように通過すること。上りでも下りでもなく、同じぐらいの標高で移動していくイメージ。トレッキング・登山に比べて標高差がない歩き。登頂を目指すよりも歩く行為が目的であるイメージ。 縦走登山での稜線歩きのパートもこんな感じある。
・ハイキング・・・気軽に行ける登山山歩き。川辺や湖畔・高原歩きなども含む。トレッキングの次ぐらいの位置付け。
絵が楽しいー。色鉛筆?山の初心者の人もふむふむ言いながら眺められると思う。そして読み進めるごとにアルプスなどに思いを馳せるように。表紙のカモシカ?で心をつかまれた。道具にしても、一般の人に手の届くブランドとか、日用品の使い方を紹介してくれるのもうれしい。何回でも読みたい。
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山に関係する言葉の数々。
よくもこんなにあるものだと驚きました。
作者視点の解説が面白いし、山の先輩方への敬意を感じたのがよかったです。「あ」から読み進めて最後までいったときはなんだか達成感を感じました。
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本屋で見つけて思わず購入、読了。
「山用語ってイマイチ分からないよなー」って思ってた矢先に「辞典」を見つけてしまったので…
頭からお尻まで、ずっと楽しく読めました( ̄∇ ̄)
ゆるーーーっとした空気感でリラックスして読みやすく、自然と知識も身に付いて行くので良書だと思います。
何気に作者の考察が鋭く、それが皮肉っぽく感じる(例えば、「ウルトラライト→おもに道具の機能重視の登山者や、自らの道具をカスタムするのな好きな男性の心をくすぐり人気となる」とか、「ピークス(雑誌)→ それまでの硬派な山岳雑誌とも初心者向けとも違う、フレッシュでアクティブで30〜40代登山者にはまる内容で人気だ」とか)ところとかも妙に面白くて、自分のことを言い当てられたみたいで笑えました(笑)
あと、九州のロングトレイルでは「国東半島峯道ロングトレイル」が有名とのこと。
次のチャレンジはコレだな…(´∀`)
以下、ざっと思ったことを羅列。
P21、2016年に山の日が休日に、そしてこの本をまさに山の日に読んでいる今笑
P46、ウルトラライト、「おもに道具の機能重視の登山者や、自らの道具をカスタムするのな好きな男性の心をくすぐり人気となる。」、作者の冷静な分析に思わず笑いが出る笑
P47、映画、何か分からんけど面白そうだから見てみるかな、ジムランニングするときとかに
P49、エベレスト、ネパールと中国の国境、8848m、スゲェ笑
P58、犬塚勉の絵画、まじで写真かと思って読み飛ばしそうになった、凄すぎ笑
P69、季語、何かいいなぁと、あとキジ撃ちを使いたい笑
P77、K2、世界第二位、世界で最も難しい山、パキスタン8611m、54年以降次に登頂されたのは23年後、どれだけ険しいか
P87、コミック、孤高の人、面白そうだ
P97、3000m級、いいなぁー、登ってみたい…
P104、シンプル、なんか良いよね、こういう生き方って
P114、ダイアモックス、高山病予防の薬なんてあったのか、初耳、でも下剤半端な的な雰囲気?笑
P129、とっていいのは写真だけ、残していいのは足跡だけ、確かに上手いこと言ったもんだ笑
P142、ピークス(雑誌)、それまでの硬派な山岳雑誌とも初心者向けとも違う、フレッシュでアクティブで30〜40代登山者にはまる内容で人気だ、確かにそうかも、作者の考察見事笑
P151、ブロッケン現象、ガスに落ちた自分の影の周りに虹のような光の輪がぐるりと一周する現象、初めて知った
P156、マロリー、なぜエベレストを登るのか?、「Because、it's there(そこにあるからだ)」、カッコよし笑
P170、国東半島峯道ロングトレイル、コレやな次にやってみたいのは…やる気になってきたぞ、コレは
P171、アメリカのロングトレイルもある…全て3000km以上で規模感が全く違う、いつか自分も…ふおおぉぉぉーーー(´∀`)
<内容(「BOOK」データベースより)>
「お花摘み」や「キジ撃ち」はトイレに行くこと、
「トカゲ」は岩の上で寝そべっ���太陽を浴びつつ休憩すること。
ほかにも「赤テープ」や「シャリバテ」、「おらが富士」、
こんな興味深いことばが山にはたくさんあります。
そして植村直己や加藤文太郎、田部井淳子など、
登山の歴史をつくってきた人物や、
ピッケルやアイゼン、トラバースなど、
道具や技術のことばもいろいろ。
高い山を目指してステップアップするのも楽しいけれど、
急がずあせらず、たまにはより道もいいものです。
ことばを知って感じ方が変われば、風景がきっと変わります。
まだ登山をはじめて日の浅いあなたにも、
登山の楽しさがジワジワ効いてきているあなたにも、
もちろん初心者だけでなく経験者にも、
クスっと笑える鈴木みき流「山のことば」絵辞典をお届けします。