紙の本
この本を読んで
2017/07/31 23:27
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投稿者:youta - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本では、顔に障害をおって生きてきた人が書かれている
私はこの本を読んで生きる力とは何か、
そして、どう幸せ過ごしていけばいいのか分かった気がした
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外傷や病気などではなく、一般的な目鼻立ちなどの『顔にコンプレックスがある』人は、どう感じるのだろうか。
私は、取材を受けている9人側の人間なので、特に目新しい感覚もなく、折り合いをつけていくしかないことや、子供は諸刃の剣(残酷に傷付けることもするし、ちゃんと説明すれば受け入れてくれやすかったりもする)だというエピソードで頷くだけだった。
ただ、内容は浅いんじゃないかな。
この本を手に取る読者はもっと、対人関係のこと、就職のこと、恋愛のこと、結婚のこととか、人生の岐路のことを深く知りたいんじゃないだろうか。
だって当事者の私がそうだし。
他の人がどうやって手に入れてきたのか、または諦めてきたのか、もっともっと詳しく知りたかった。
上っ面だけじゃなく、生々しい話を聞きたかったな。
再読はない。
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夢をかなえるゾウが結構好きでどんな話か気になって図書館で借りてみた。ここに出てくる人たちは確かに顔のコンプレックスが大きいが、幸せになっている。ただ顔のことを乗り越えたわけではなく、自分の顔とは折り合いをつけながら、自分が持っている他のたくさんの良い部分に目を向けることができるようになった。
病院で働いていた時もそうであったが障害との向き合い方を教えてくれる一冊。
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自分の容姿に劣等感を持っているのは日本人が圧倒的に多いんだそうです
若い時は悩むよねー
この本はそんなレベルではなくもっと「見た目」に問題を抱えた人たち
それぞれの人生から得られた言葉が響いた
明るく述べられているけれどもっともっと葛藤があっただろうなあ
≪ 見た目から 人より一歩 後を行く ≫
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当事者達の、乗り越えてメディアで啓蒙できるだけの精神的余裕が感じられた。ソーシャルスキルを、人から教えられずとも、生きながらの実践で自然に身につけていると感じた。また、家族や友人などの支援者が絶妙な関わりをし、良い影響をもたらすという事も再認識できた。課題は、ここまで来れない当事者、この本を読んで、逆に自信をなくしてしまったり、怖くてこの本を手に取ることもできない当事者が、生きづらさを感じずに過ごせる世の中になること。当事者のトップランナー達のライフヒストリーの発信で、社会の在り方が変わって欲しい。個人的には、恐らく編集の都合上、書面で語られなかった、もっと泥臭くて血なまぐさいエピソードが入っても良かったと思った。
見た目が関わってくる病気全てに共通する基本的な考え方がある事もわかった。『ジロジロ見ないで』から年月が経って、当時とどう違うインパクトをもたらすかに注目したい。
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久しぶりに思いっきり泣けた。
見た目を気にせず幸せを掴んだ9人の物語。
顔のコンプレックスで、私の人生は大きく変わってしまったけど、彼ら彼女らの「素のままで生きる」「勇気を出さなけゃ変わらない」は今まで読んだいわゆる変われる本とは全く違う。
自分がどれだけ逃げてきたか。
多くの人に支えられてきたか。
よくわかる。今から逃げずに、ホントの自分を受け入れて、それを理解してくれる人と向き合いたい。
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最近、「自分は何も悪いことをしていない、どうして自分がこんなことに、、、」
と思う人が人が増えていると思います。
人生は、自分でコントロールできること、できないことで出来ていると思いますが、
厳しい現実に対して、どうしても、受け入れられない時もあります。
苦悩し葛藤し克服する。
言葉にすれば、僅かですが、一朝一夕で、できるものではないと、
改めて、この本を読んで感じます。
水野氏の質問は、かなりシンプルです。
ストレートに顔のこと、恋愛、就職、結婚のことを、
聞いています。
おそらく、他にもたくさんの質問をして、インタビューされる方の、
人となりを、しっかりと把握して、編集しているのが、わかります。
氏の共感能力が、かなりずば抜けているからでしょう。
それは氏も、自分の顔の美醜に悩んできたからかもしれません。
氏は、おそらく、どうしもない現実に捉われると思っている人に対して、
考え方を変えたり、ちょっと行動したりすれば、人生変われるよと、上から目線で、
言っているのではなく、世の中「こういう人がいる」「こういうことを考えている人がいる」
「こういう状態に陥っている人がいる」と、かなり冷静に分析している感じがします。
途中、こういう内容の本を読んで、私なんかは、世の中には、自分より大変なものを背負っている人がいるんだ、
なのに自分はなんなんだ!と、少し自己嫌悪に陥りました。
励まされたとか、感動したというよりも、自分の中にある「悩み」や「苦悩」を、取り除くことって、
根本的にはできないこと、そういったものを抱えて、生きていくことが、自然かもなと、また、何事も、
「ある」「なし」で、考えても仕方がないなと、、、当たり前なことに気づかされました。
多くの方が、厳しい現実に陥っていると思います。その中で、こういう「寄り添い型の本」は、ウケると思います。
氏は、おそらくわざと、深くは、踏み込まない内容にしたんだと思います。
それは、氏の優しさかもしれないですし、多くの人に読んでもらいたいという意図は、非常に感じる本だと思いました。
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顔に障害を持って産まれた9人の男女を個別にインタビューした本。幼少期から今に至るまでどのようにして辛い出来事を乗り越えてきたか、心境が変わる出来事などを紹介している。殆どの人が環境が変わって、新たな出会いが増えた事が前向きに生きていけるきっかけになったと答えている。やはり良き友や先生出会えるかはキーポイントだと感じたし、引きこもってばかりじゃ何も生まれない。そして皆オシャレさんで清潔感があるのも良いなと感じた。
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何かの本で、人間つまるところ、嫉妬心と支配欲というのを読んだ記憶がある。受け入れたんだなァと、共感。
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・何かの病気で結果的にunique faceになった人へのインタビュー集。いい内容だった。
・何かがうまくいかない時、すべてを「顔のせい」にしてしまうと、それは「逃げ」になる。
・誰かのインタビューで「だんだん○○したいという欲がわいてきた。自分でも、そういう欲があることに今まで気づかなかった」という話には、何かを感じた。
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障がいの有無に関わらず、見た目にコンプレックスを感じながらもそれとうまく付き合っていくためのたくさんのリアルなポジティブな言葉があってよかった。
実話だから、励まされる。
ネガティブな部分も隠すのではなく、そこも含めて、
といったスタンスがとても良かった。
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悩みは解決するものではなく、悩み続ける強さを持ち、悩みと折り合っていける柔軟性を持つ事が大切なのですか…
皆さん、強く、そして明るく輝いています!
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いろいろな障害があっても、悩みぬいた上であっても前向きに捉えられている人は、母親の影響。考え方。育て方。か大きく影響していることが多いのかなと感じた
悩みはなくならなくても、折りあいをつけて
人生を楽しむことはできるのだな。
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顔ニモマケズ。題名通り顔に障害がある方々へインタビュー形式で体験を綴ってもらう本作。彼らの話は辛くもあるが勇気をもらえる。しかし顔に障害がある方から、見た目を気にする方(私にはそれが健常者へだと受け取れました)へ、見た目に関してエールを送ってくださいとお願いするのは如何なものかと思う。
そこがどうしても受け入れがたかった。
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「乗り越えた悩みが大きれば大きいほど、人は魅力的になれる」
著者のこの言葉に同感するとともに、改めて考えている、どんな生き方、どんな言動が魅力的なのだろうか、と。