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苦労話もあるけど笑ってしまうようなユーモラスなエピソードもある。
彼らの強さに何となく勇気をもらえる。
親御さんが本人のハンディをきちんと受け入れて、気にしないように自信を持たせている場合も多い。
やっぱり愛情って大事だなと思った。
「そのままでいい」というのが周囲の一番いい接し方なのかもしれない。
「どうにもならないこと」を「そのまま受け入れ」て、その中でいかに上手くやっていくかは誰でも同じですね。
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顔や外見に症状を持ち、悩みながらも幸せに生きている9人のお話。
みんな強く、大きい心を持っている。勿論、最初からそうだったわけじゃない。自分に自信をなくしたり、世間を拒絶したり…いろいろな悩みを抱えていた。ある出会い、ひと言などがきっかけとなり、自分と自分を取り巻く状況に対する考えが変わっていく。ある人は好きなものに没頭し、ある人は困難なものに挑戦する…。
私達ほとんど誰もが悩みを抱えている。
彼らの言葉や生き様は、そんな私達に、悩みに上手く向き合う方法を教えてくれる。
悩みや問題が無くなることはないが、立ち止まっても又歩き出せる…そんな力強い言葉だ。
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単純に感動…。
置かれた環境をどう考えて踏み出していくのか。
瑣末な事に頭を悩ましてる日々、恥ずかしくなりもした。
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私は自分の顔に多くのコンプレックスを持っています
そして他人の目が凄く気になり、相手がこう思ってるのではないかと勝手に考えて落ち込むこともあります。
しかし、この本を読んでから気が楽になりました。
それは「こんな見た目で生きてる人がいるからあたしなんてどうってことない!」と言うことではなく、本に出てくる9人の方々の言葉のお陰です。
障害を持った方と結婚した方々のお話も凄く心にくるものがありました。
ぜひ読んでみて下さい
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読みやすくて、子どもにもわかりやすく書かれている。共通してるのは、事実でなく物事への捉え方が大事だということ。親の教育がプラスに働いていることだ。
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水野敬也氏。他の著書でも度々触れているが、思春期の頃「朝起きたら顔がむくんでいる」ということに悩んでいた著者ならではの企画であると思う。人とは違う見た目に悩み抜いてきた人たちに水野氏がインタビューし、「見た目」という分野だけでなく、「他者との視線とどう向き合うか」「勇気を持って一歩を踏み出すにはどうしたらいいか」等について示唆に富む発言を収録したものである。
河除静香さん 動静脈奇形
「私の子どもは、私の顔を見て『可愛い』って言うんです。それはお世辞とか同情じゃなくて、子どもから見ると、私の顔は生まれた時から慣れ親しんだ母親の顔で、本当に『可愛い』って思えるみたいなんです。でも私は自分の人生で、誰かから『可愛い』って言ってもらえるなんて思ってもみませんでした。だから子どもに『可愛い』って言われたことは本当にうれしくて……
何か行動を起こした先に、そういう素晴らしい経験ができる可能性があるなら、私は、これからも新しいことに挑戦したり、何かにぶつかっていきたいと思います。そして他の誰かが勇気を持って行動する手助けができたら、それは本当にうれしいことだと思います。」
石田祐貴 トリ―チャーコリンズ症候群
―高校時代に付き合っていた女性は石田さんについてどう言っていましたか?
「どうなんでしょう。ただ、内面が好きだということは言ってくれていましたね。よく世の中では『人間は外見じゃなくて中身だ大事だ』みたいなことが言われますが、『そんなことあるわけないだろ』と思ってました。結局、人は見た目で決まるじゃないかと。でも、彼女と出会ったことで『ああ、本当に内面を見てくれる人がいるんだな』と思えるようになりました。彼女に出会えて本当に良かったと思います。」
「僕はやはり、世の中にあるものは、どんなものにも何か意味があるんだと思います。この症状を持って生まれたということは、この症状を持っている自分だからできること、自分だからやりやすいことがあるんじゃないかと。
たとえば、僕がファーストフード店でアルバイトをしていたとき、お客さんでお店にメールをくれた人がいたんですね。その内容は、
『私も障害を持っていますが、あなたが働いている姿を見て勇気づけられました』というものでした。
そのとき僕は、ファーストフード店のレジ係ではなく厨房で働いていたんです。でも、その人は、僕の存在に気づくことができた。
つまり、僕はトリーチャーコリンズ症候群という、誰が見ても一瞬で分かる症状を持っていたからこそ、あの人を勇気づけることができたんです。
だから、この症状を持って生まれた僕には、僕だからこそできることがきっとあるはずで、それをこれからも探し続けていきたいと思っています。」
石田さんから学んだこと
相手を変えることはできない。
変えられないものは割り切って
「自分の変えられること」に目を向ける。
悩みに対して
「自分の行く手を阻むもの」ではなく
「自分のためにになるもの」だと
とらえることで乗り越えられる。
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10人の障碍者へ聞いたインタビューのまとめ本。それぞれ別の病気にもかかわらず、前を向きそして現状を受け入れる発言に心打たれた。あとインタビューで必ずと聞いていた、「恋愛」について始めは失礼だなと思っていたが読み終わる頃には普通の恋愛をしてるんだなと思った。自分も少なからず偏見があったことに気づいた。良い本だと思います。
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悩みの捉え方を変えることで折り合いをつける
外に出て色んな人と関わり好きなことを見つける
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悩みの本質なんて物は無くて、捉え方で悩みって変わるんだな、変えられるんだなって教えられる。引き篭もってないで、外に出て色んな人と関わることが大事なのかも。いまはコロナであれだけど
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見た目が変わっていようが内面は私たちと何も変わらないし、深刻さの程度は違うかもしれないけど同じような悩みを持っているし、その見た目も含めてその人らしさなのだと思った。
自分が思う自分のコンプレックスも自分らしさだし、相手のいいところも悪いところも全部相手らしさ。全肯定はできなくても、全部受けとめてみることで変われることもあるのかな
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この本で紹介されている内の1人が私の親戚にいます。
その人はそれを特別気にするでもなく、またその家族もその人を特別扱いするでもなく、本当に自然に受け入れているように思えました。
私もそんなその人を特別に思ったことはなく、単なる個性の一つと捉えていました。
いじめを受けやすかったり、街中でも他人からじろじろ見られたり、、未だ窮屈で生きづらい世の中だと思います。
それを乗り越える強さを身につけたここに載っている9人の方々は本当に尊敬すべき方々だと思います。
見た目にコンプレックスを持つ全ての人に、勇気と希望を与えてくれる本です。
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人と見た目が違うということで少なからず人より目立ってしまう
コロナ禍においてはほぼ全員がマスクの生活をしていてそれも少しは目立つことがなくなっているが、かえって食事時などに外すのに勇気がいることもあるだろう
自分も子供時代、なぜみんなと同じようではないのだろうと思い悩むこともあったが、それも今では受け入れたのではなく、諦めたに近いかもしれない
ここに描かれている皆は前向きで素晴らしい
なかなか同じ悩みの人がこのようにはなれないし仕事にうまくつけなかった人の方が多いかもしれない
こういう人もいるという理解を少しでも多くの人にしてほしい
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全員の話に感動した。どこがどうすごいかではなく、読んでいくうちに心が動く。そしてこの人たちのご両親もまた悩みながら強くなっていったんだろうと想像する。様々な障がいについて知ることができたのもよかった。「受け入れる」ではなく「折り合いをつける」。そういう態度は必要だ。
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見た目は人それぞれ、美の基準もそれぞれ。そんな中、明らかに見た目に違いを持つ人たちの生き方、考え方に励まされる。
コンプレックスのない人はいない。
どんなに美人でもここがこうだったら‥と悩んでいる。
なんて贅沢な!と思うけど本人は大真面目だったり。
ともあれ、人とのつながりは内面であり、顔なんて見慣れるもので、美しいものは美しいと思えば良いし、他人の見た目を非難したり嘲笑したりする人はその数倍内面が醜いということ。
一番難しいのは自分の気持ちの置き所、それをうまく伝えてくれる本。