AIの遺電子　５ みんなのレビュー

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投稿者：やまぴん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

最近話題の AI を扱ってもう５巻。各話読み切りですが、物語にはいよいよ磨きがかかり、深くなっているように思います。これまでも度々出てきた超 AI によるシンギュラリティーについて そういう解釈があったか、とか、この世界ってヒューマノイドが誕生して一世紀ぐらい経っているのね、とか背景についての発見もあります。
　少年チャンピオンで連載されていますが、とても上質な大人向けのストーリーに思えます。読者の小学生には、長い長い宿題になるかもしれません。この作品のファンだった子供が AI 研究者に、なんてことにもなりそうです。長生きしてそんな時代をみてみたい、と思う人間のおっさんなのです。

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投稿者：ジャケボン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

毎回思うのだが、これが週刊チャンピオンに掲載されていることが信じられない（ほめてます、すごく）。これまでも思っていたのだが、５巻のエピソードは特にアーサー・C・クラーク的寸止めストーリーが多く、こういうのは不良少年パワーストーリー目当てに週刊チャンピオン買ってる人に理解できるのだろうか？　５巻の最後のエピソードを読むと、どうも今から２世紀くらいあとの話のような気がしてクラクラしました。ちょっと、アシモフの「バイセンテニアルマン」思い出してしまった。応援しています。「ブラックジャック」の１７巻を超えるほど連載が続いてほしい。