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陰謀渦巻く平安時代。源頼光率いる武人たちと、鬼と呼ばれた大江山の民。二つの思いが交錯するとき、歴史を揺るがす戦が巻き起こる!
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書き下ろし
源頼光の鬼退治伝説を基にした物語
藤原道長が銀鉱のある大江山を手に入れるため、そこに住む山の民を「鬼」として追い詰め、家司源頼光に殺戮させる。
頼光に足柄山から連れ出された怪力の坂田金時は、大江山に遣わされ朱天という長と信頼関係を結び、戦うことになって苦悶する。
主の頼光も朱天と戦って相手を認め、自領の山に移るよう説得する。朱天は金時と一騎打ちし、自分が負けたら頼光に従うよう里人に言い残して破れる。
血生臭い戦闘場面には吐き気がする。
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どっかの書評で激賞してたから読んでみたんだけど。
どってことない?
いわゆる羅生門の鬼のあたりの話だが、まつろわぬ者どもを鬼と呼ぶ、と言った瞬間に、選択できる展開。
キャラも、少数を除けば魅力を感じないし、それもある程度ステロタイプを出ない。
サクサク読めたのは良かったけど。
読み方が浅いのか、頭腐ってんのか、よくわかんない。
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漫画を読むように一気に読める。
面白かった。
他の方のレビューを見て、ふつふつと湧いて来たのは「ヤマケン読みたい!」という衝動。山本兼一『役小角絵巻神変』を!(ただのヤマケン好き)
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源頼光と四天王による鬼退治をもとに,道長,安倍晴明の策略と鬼と呼ばれた人々の潔さと真っ直ぐさに,坂田公時は悩む.大江山伝説に隠された真実の在りどころに興味がそそられる.
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酒呑童子を討伐するといった、平安時代を舞台にした時代小説。名前を聞いたことのある有名人や、頼光四天王など個性豊かな登場人物が織りなす軽快な展開が、良かったと思う。面白い小説だった。