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期待して読みましたが‥
2023/05/14 07:18
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投稿者:くま - この投稿者のレビュー一覧を見る
中盤までは面白く読み進められましたが
中盤以降、ストーリー上での不自然さが浮き彫りになり終盤は飛ばし読み
ラストまで読んで中盤以降の失速ぶりに納得しました。
この物語はラストのオチに持っていくためにストーリーの自然さを犠牲にして成り立っている
空虚感だけ残る作品です
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美穂子がキーマンなのは予想がついていたけど、最後の一行は。。。美穂子とのほのぼのとした恋愛、広沢との友情など時折ほろりとさせられる、ミステリーではあるけど心地よい話だと思って読んでたのに。気持ちよく終わらせてくれないなあ、さすが湊かなえ。深瀬は今後どうなるんだろう。
コーヒー飲めないけど、はちみつ入れたら美味しいかな。
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2015年刊行の単行本を文庫化。
巻末解説によると、湊かなえが初めて男性を主人公に据えた長編であるらしい。言われてみれば、これまでの長編は全て女性が主人公だった。
売りである最後の一文はけっこうな衝撃。面白かった。
そういえばこれも映像化される(された?)ようだ。
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遂にあのことを打ち明ける時がきたのか― 深瀬和久は平凡なサラリーマン。コーヒーを淹れることが唯一の趣味だった。そんな深瀬にも彼女ができ幸せな日々を送っていた。ある日、彼女宛に一通の告発文が送りつけられたことにより、状況は一変する。
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「なるほど」と思える最後だったし、
やっぱ湊さんは面白いな〜と純粋に思えた。
が、「越智」姓が愛媛に多いことを知っていたので
早い段階で美穂子が「愛媛・広沢と関係あるだろ」と勘ぐってしまった…。
変な知識を偶然仕入れてるのも困りものだ…。
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その香りで私たちを誘い込み、飲んだ後に苦い後味を残すコーヒー。湊かなえの作品はまさに芳醇な香りと酸味に私たち読者が満足を得た頃、パッとその手を離しコーヒーに混ぜ込まれたミルクのように味だけを残し形を消してしまう。
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201703/いや~、面白かった!ラストはもちろん、心象描写も秀逸で読んでて気が沈む…けどページめくる手はとまらない一冊。湊さんほんとお見事。
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湊かなえミステリー。伏線の回収方法が秀逸。
最後のドンデン返しと余韻が最高です。
リバースって、そういう意味だったのね。
とりあえず読んで見て欲しい。映像化も楽しみ。
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テレビドラマと並行して読んでいたせいで最後の一行の衝撃が半減してしまった。
主人公、深瀬の友達広沢の死の真相、怪文書の差出人捜査、を広沢の過去を洗う事によって明らかにしていく。
彼が犯人では?彼女なのか?段々と明らかになっていき最後一行で落とす。
自分の住んでいる県がロケ現場になりロケ中に偶然通りかかったものだからドラマを見てしまい最後の面白さが・・・(^^;
話の内容は面白かったです。
蜂蜜入りのコーヒーが飲みたくなった。
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これぞ湊さん!というような、後味悪ーい話でした(褒めてます)。
あるお題を出されて、その結末になるように書かれた作品だ、と解説で読んで、このお題でこの話になるのがすごいなあと思いました。まさか、でした。
構想どれくらいだろう。
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面白かったです。
が、あれ?読んだことあるのかな?と最後の結末の既知感。他の小説でも使われてたネタでしょうか?(とモヤモヤ)
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湊かなえっぽくないな、と読んでいくと最後にビックリ。
連続ドラマ化されるとの事なので、映像で観るのが楽しみです。
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あまり読みたい本もなく、皆さんのランキング見て、書店で山積みされていたこの本を買ってみた。
TVドラマ化されるらしく、カバーには出演者の顔写真が並んでいて、最近の若い人たちは誰が誰だか分からないのだけど、さすがに藤原竜也や小池徹平は分かるので、誰がどの役かは見ないようにする。
しかし、なんとも気持ちの良くない話だな。
主人公の性格がイマイチなら、過去に起こった事件の内容も、友人達のいけすかなさも、流石イヤミス。
事件の秘密を知っているかのような手紙が送られてきたのをきっかけに、誰がこの手紙を出したのかを調べだす…という展開に期待したのだけれど、なんだか主人公の自分探しの旅みたいになってネガティヴな性格が更に露わになっただけで、読んでて、どんどんドヨ~ンとなった。
謎解きに引っ張られて最後まで来たが、彼は結局甘ちゃんのままで、319頁11行のように行動しても彼の思う通りにはならないと思われたが、最後の一行となったらば、もはやそのようには動けまい。
思ったような展開ではあったが、最後の落とし方は、流石イヤミス。
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もう本当に面白かった。
最初のあたりは、主人公が全然魅力的じゃなくて、どうでもいいような描写でダラダラ進むなー、と思ってたけど、後半犯人の姿がチラつくようになってからは面白くて止まらなかった。
もうラストの文章に、え、エッ‼︎‼︎
…
驚愕‼︎
湊かなえ、凄すぎる。
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冒頭でいきなり人殺しと告発される主人公。
主人公が自分の立ち位置や評価みたいなものを気にしすぎてて卑屈。凝り固まった劣等感が痛々しく、その主人公目線だからか周りの人間も軽薄に思えてしまうところがちょっと残念。
でも、ストーリーは続きが気になり一気に読み進めました。犯人はあいつだなと予想しながら答えあわせするように楽しく読め、「ああ、やっぱりな~。」なんて結末を迎えたと思っていたところに、最後の2ページの衝撃。ラスト1行の絶望。
「うわぁ・・・・」って声が出る。後味の悪さがすごい。
余韻が残る。ほんとすごい。