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後味は良くなかった
2022/07/15 21:58
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
後味はさておき、しかし、北朝鮮との関わりとか、日本にもあるスパイ系の部署とか、……なんだか現実にも有りそうな感じがします。で、ラストがこれ……ならば、続き物なんでしょうか……。なんか、中途半端だし、後味は良くなかったです
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舞台が横浜なので買ってみた。やはり描かれている場所がわかると面白い。
諜報戦は楽しく読ませて頂きましたが、物語の落とし方が頂けない。続編を考えてるのかもしれませんが、もしも続編がないんだとしたら蛇足なうえに唐突な終わりで、おまけに後味も悪い。ちょっともったいない。
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外国の諜報員は、きっと普通の生活にカモフラージュされて活動してるんだって改めて考えると恐ろしい。なんだか物騒な世界情勢に傾きつつある現在、余計に日本人って平和なんだなぁって。だからって武力化を推奨する訳じゃないんだけど。
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色んな登場人物がいながら、上手く整理している。
殺人マシーンのような工作員にも、案外と脇の甘さもあり、どんどんと読んで行くことが出来る。
でも、消化不良満載の終わりが残念。
続編がないのなら、尚更。
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このミス優秀賞受賞作。これ、続編あるよね?な終わり方。設定を敷く為にキャラクターの掘り下げが出来なかった感がある。結果、来栖もカッコ良く見えなかった。役者が揃ったので「誰が味方か誰が敵か」のハラハラ感を次巻は楽しみたい。
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初読み作家。2017年”このミス大賞”優秀賞受賞作品。
別名“クルス機関”を持つ、神奈川県警外事課の来栖惟臣。北朝鮮による大規模テロの情報を得て、捜査を開始する。関係者が次々と殺される中、違法な手段をも用い北の工作員を追い詰める。。。
場所柄知っているところも多く、風景がすぐに頭に浮かび、楽しく読めた。警察(公安・スパイ)モノが好きな方にはお勧め。呉はちょっと隙が甘いのでは?
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第15回このミス優秀賞受賞作。
神奈川県警の外事課・来栖の活躍を描く公安物。
久々に本格的な公安警察小説になかなか楽しませてもらった。
単独行動が多いことから、「クルス機関」と呼ばれる来栖と、北朝鮮の諜報員・宗秀、交互の視点を切り替えながら、物語は進む。
テロの情報を独自に掴み動く来栖と、テロの実行の為、淡々と仕事をこなす宗秀。スリリングで、登場人物が敵か味方か分からず、凄く先が気になる展開なのだけど、テロの目的がいまいち分かりにくいのと、あっさり人を殺し過ぎかと…
もちろん、初読みの作家さんだけど、こういう作品が続くなら、今後も読んでいきたいと思わせるデビュー作!
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うそ、やだ、このミスなのに?
珍しく面白かった。笑
良く調べてしっかり書きました、と言う感じ。これ、続くよね?いや、続きないと逆にダメだよな。
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神奈川県警外事課の孤高の公安・来栖惟臣。
北朝鮮のテロ計画と、その裏で起きる不可解な事件を追う。
工作員・公安・政府の交錯する陰謀を切り抜け、
来栖は無事にテロを阻止することはできるのか。
と、前書きをしたらとても面白そうなのだが、
登場人物が多く、
中国・朝鮮の名前にも馴染みがないことから、
相関図の理解に時間がかかった。
徐々に物語に引き込まれていったものの、
裏切り、アクション、どんでん返し...
本来面白いはずの要素も、ラストに詰め込みすぎて
読者を疎外してしまっては本末転倒である。
私は乗り切れず不完全燃焼。もやもや
ーー
駄目な映画を盛り上げるために
簡単に命が捨てられていく
違う 僕らが見ていたいのは
希望に満ちた光だ
ーー
こんなミスチルの歌詞を思い出した。
実際の公安と工作員もこんなものなのだろうか。
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神奈川県警が舞台のスパイものなんて珍しい。
優秀ながらルールを無視して暴走する公安刑事の活躍という構想は面白いものの、文章が読み難くて、テンポももうひとつ良くないところが惜しい。
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このミス大賞 読んでみた。
最初 ハードボイルドというより 成海果歩とのバディムービーかと思って読んでいった オジェンスはJKとコントやってるし、、
たら、いきなり 成海果歩が裏切って 笑いながら 頭を撃たれる 死ぬ
いろんな人 いきなり死ぬ
JK が 徐梨花 なのもうすうすわかってしまった
セリフがクサすぎ 内容も上っ面だけ
ある意味次回作も読みたい。
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登場人物がそれぞれ個性的で、二転三転もあり面白かった。ただ、最後のシーンは、緊迫感が少なく、あっさりという感じ。
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“歩く一人諜報組織”=“クルス機関”の異名をとる神奈川県警外事課の来栖惟臣は、日本に潜入している北朝鮮の工作員が大規模テロを企てているという情報を得る。一方そのころ、北の関係者と目される者たちが口封じに次々と暗殺されていた。暗殺者の名は、呉宗秀。日本社会に溶け込み、冷酷に殺戮を重ねる宗秀であったが、彼のもとに謎の女子高生が現れてから、歯車が狂い始める―。
もう少し読みやすい文体にならないものか。続編も出ているようだが。
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“歩く一人諜報組織”=≪クルス機関≫の異名をとる神奈川県警外事課の来栖惟臣は、日本に潜入している北朝鮮の工作員が大規模テロを企てているという情報を得る。。。
公安の一匹狼的な警察系ストーリー。(警察の一匹狼ってなると新宿鮫を思い出す。。。)
こういった設定は小説、ドラマ、漫画等々いろいろあるけど、これは面白かった。ありきたりな(思った通りに)ストーリーは進まず、伏線もあちこちに散りばめてあり、最終的に全て回収。(含みをもたせたままの部分もあるけど)
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古書店で、何の予備知識も無く購入。
「このミス大賞」の本だから、まぁ面白いだろう、程度(^ ^;
内容は...公安で凄腕のスパイ狩りとして知られる男が、
「一週間後に起こる」とだけ情報が入った
北朝鮮のテロを阻止できるかどうか...というのが大筋。
世界の諜報部員を相手に、腹を探り合いつつの情報戦。
警察内部の者すら信用せず、独断専行で動く主人公。
無理やりバディを組まされた美女との丁々発止のやり取り。
上にゴマをすることしか眼中に無い無能な直属上司。
まぁ、こういうハードボイルドの「お約束」を踏まえ、
王道ど真ん中を進みながら、内容はかなりヒネくれている。
主人公ではないが、本当に「誰を信用していいのか」状態(^ ^;
読み終わってみても、全てのナゾが解決する訳ではない。
結局は「釈迦の掌か」的な、諦念、無力感も残る。
が、その分、リアルはこんなもんなんだろうな...とも(^ ^;
世の中は、狐と狸と狢とモモンガァの化かし合いである。
あと、言うだけ言うと、作者は「女性」に神秘を求めすぎか(^ ^;
所々「DTの妄想」っぽい部分も見受けられるような...(^ ^;