紙の本
ステキな本!
2017/05/25 18:54
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投稿者:ぱんくっきー - この投稿者のレビュー一覧を見る
声優を目指している訳ではないけれど、関さんの出ているラジオを聴いていて気になったので読んでみました。とても読みやすくてペロッと読めてしまいます。題名こそ声優に死すという言葉だけれど、これは生きかたの本だとも思いました。声優以外の職業にも通じそうな考え方などが書いていて、さすが声優界で生き残っている人の書く本だという感じです。
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
声優として第一線で活躍されている関さんの語っていることなので説得力があります、リスクの割に金銭的にきびしいんだな。
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そういう年代だからなのか性格なのか親しみにある書きぶり。巻末のおまけも○。自分への指示よりも他人への指示をよく聞くというのはオケでも一緒だなと思うのです。現状がどうなっているか、それに対してどういう観点でどういう言い方で指示を出すのか、指示を受けた結果どう変わるのか。非常に勉強になる。
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関智一さんの、これまでの歩みと「声優」への想いがこもった一冊。
もう「目指す」という状態ではないけれど、業界のことや
演じ手として生きることには、大いに参考になり刺激を受けます。
それにしてもそうかー、セキトモさんと同年デビューだったのか。
何だかいろいろ「差」を感じちゃうな…いやいやまだまだ!(`・ω・´)
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【概略】
「頭文字D」の高橋啓介、「PSYCHO-PASS」の狡噛慎也、「落語心中」の与太郎・・・声優として確固たる立場を築いた著者による声優人生語り。声優になるためのルート、声優業界の実情、声優として生き残るための工夫、役作り、演劇との関係、声優としてのこれからの人生・・・声優としての気持ちの持ち方、声優を取り巻く環境への理解が明快に、且つ、有意義に書かれた一冊。
時期不詳 読了
2020年12月05日 読了
【書評】
「ジャケ買い」的に購入してしまった。だって表紙を描かれたのは雲田はるこさんだから。もちろん声優としての関さん、大好きなんだよね。頼りになる兄貴的な風格をもったキャラクターになったかと思えば与太郎のような愛嬌のある役もこなしてさ。
そんな幅広い役をこなす関さんのネジが外れたというか、「あぁ、きっと色々なことを犠牲にして、狂気をまとった声優人生を歩んできたのだなぁ」というのが、行間から伝わってきた(笑)本人からしたらいたって普通な人生という捉え方をしていると思ってるだろうけどね。マンガ「はじめの一歩」で鷹村が土手にひいた一線(人外の者のみが踏み入ることができると表現)を連想してしまったよ。
巻末に、非常に刺さることが書かれてた。「〇〇になれますか?」的な質問に対する回答としては一番響くのかなと思う。「自分は声優になれる」と本気で信じることと同時に「声優を目指すことは人生の一部」という気持ちも必要かもしれないというくだりだったのだけどね。どうしても現代って、失敗をおそれる、なれなかったこと自体にダメの烙印を押すような風潮があって。でも、その挑戦の過程においてココロを燃やしたことは、その人の将来に必ずやプラスに働くと思うのだよね。そういった部分、なかなか「目の前」や「即効性」に目がいってしまいがちなのだけど、時間という奥行きを加えると、物事って違って見えることの一つなのじゃないかなと。そうはいっても・・・失敗はしたくないのが人情だけどね(笑)
最後に、パブリックスピーカーとしてよく「ボーカルバラエティー」の話題を出したりする。この本ではその箇所への新しい気づきも与えてくれた。口調・話し方という要素。これは自分にとってはとてもありがたい。関さんの作品を今一度チェックし直して、口調・話し方の違いを味わってみようかな。
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役者って明確な正解がない分、たどり着くまでの過程も何通りもあって、関智一さんはその中の歩んできた自分の軌跡を丁寧に語ってくれています。
そこにその人として居ること
巴さんと同じ答えだなあなんて考えながら読みました。ヒントがそこら中に散りばめまれてて私のバイブルみたいになってます。