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「映像の世紀」「新・映像の世紀」が扱った映像の、アルバムのような一冊。
番組は最高の動画で構成されていたため、図書では静止画となることが不安でした。
しかし、一番のシーンと思える一枚一枚から躍動を感じることができました。
文章は簡潔明瞭で、写真が持つ力を阻害していません。
人間の歴史を専門家からではなく、その時代を生きていた人間から学べる作品であると思います。
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P29 対人地雷となってますが、現在のとは殺傷力が違うかと。
P36 ガス室の毒ガス=チクロンB。開発にユダヤ人がかかわっていたとは……言葉がありません。
P77 スタンダード石油。精製と販売に特化とは。可燃物を熱するという危険な蒸留方法だったような。
P84 FRB=連邦準備制度は無理かと。FRSかと。
P93 20世紀フォックスの創業者。20世紀社とフォックス社が合併してできた会社ですが?
P107 みなさんナチに責任転嫁していませんか?というのが主旨かと。日本なら軍部か。
P146 火葬炉が3連なのは、熱の有効利用のためで、2連から3連にしたとか。
P156- 4章
大雑把で言うと。英仏が荒らした世界を米ソが引き継いだ感じ。それでも、記録が残ってて内部告発もあるという自浄作用。
P157 化学=516、細菌=731のはず。
P261 サーマルカメラ自体は最新でもなんでもない技術のははずですが、内容的にですかね。
P273 『そよかぜ』 『リンゴの唄』の映画。内容自体アレですが元気づけられたはず。な内容。
でもさ、NHK主導なんですよね。この本。権威もあれば、世論もつくれるし。
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NHKの名作番組の書籍版。読んでいるだけで加古隆先生の名曲が脳内に流れてくる。扱っているのは「新」の方だが第6章を除けば前シリーズと言わんとしている事(第一世界大戦が殺戮戦の始まり、アメリカによる大量消費とブラックマンデーによる破滅、ヒトラーの台頭など)は同じだろう。ジョン・ロックフェラーやモルガン達は新シリーズからだと思う。
映像で無いが大判書籍で写真も最大限にインパクトを与えるよう構成されている。むしろアウシュビッツにおける骨が剥き出しになった遺骸は静止画で見た方がより残酷さが伝わる。
YouTubeの出現にもページが割かれていたが21世紀は視聴者が多チャンネルを選び作る、映像の持つ戦略性や攻撃性が個人も備えられるようになったと解釈できる。