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くらべてわかる木の葉っぱ
スキャン画像で見分ける
著者 林将之/写真・文
内容紹介
日本で見られるおもな木の葉っぱ約550種類をくらべて紹介。
葉のスキャン画像や、花・実・樹皮・樹形等の生態写真とともに、木の概要や見分けポイントなどを解説する。
葉の形状インデックス付き。
著者紹介 1976年山口県生まれ。千葉大学園芸学部卒業。樹木図鑑作家。編集デザイナー。
樹木鑑定webサイト『このきなんのき』運営。
http://www.ne.jp/asahi/blue/woods/
著書に「葉っぱで調べる身近な樹木図鑑」など。
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「葉っぱ」に特化した。
ページをめくっていて懐かしくなったのが、「タラヨウ」や「セイヨウバクチノキ」 これは肉厚で葉の裏側に傷つけるとそこが茶色になる。写真では「字書き葉」と浮き上がらせた「タラヨウ」が載っていた。子供の頃、名前も分からず傷つけて遊んだ記憶。
配置は科ではなく、見た目の形状で分けてある。
「不分裂葉」の落葉樹と広葉樹。サクラとか梅みたいな形状。バラ科の果樹は食べられるものが多いとあり、アンズ、ウメ、サクランボ、スモモ、ナシ、モモ、ユスラウメ、リンゴなど葉と実が載っているのがよかった。
いわゆる薔薇の花の咲く薔薇もバラ科で、こちらのもバラ科の植物。
「分裂葉」 モミジやカエデなど。カエデ類が5~9裂、7~13裂のものが載っていて、11裂のものなど秋の山歩きをした時みたことがあったので嬉しくなった。
「羽状複葉」 バラやさんしょう、ねむの木など
「つる植物」ブドウやフジなど
「針葉樹」マツなど。
この中に「うろこ状の葉」として、サワラ、ヒノキが載っていた。実はよく見わけがつかないでいる。あとコニファー類も見開きで載っていて、葉はサワラやヒノキと似ている。庭にあるイトヒバはサワラの栽培品種と出ていた。
2017.3.15初版第1刷 図書館
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葉っぱの特徴がうまく層別されていて、その特徴からどんな木かが分かる本。
葉っぱの画像が綺麗で、見分けるポイントの解説も分かりやすい。
散歩が楽しくなった。
持ち歩くには、ちょっと大きい本だけど…