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【あなたを子供に戻してあげたい】男が絶対に認めたくない欲望を直視した衝撃作。50歳の塩原達也は、29歳の川原奈緒の思わぬ愛情に翻弄され正気を失ってゆく
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音楽プロデューサーの男やもめ塩原は、バツイチの50歳だ。彼には肉体だけの関係の愛子という女がいる。冒頭は2人の情事の描写で始まり、単なるエロ小説かとガッカリし始めた頃に、奈緒という若い女性が塩原の元を訪れたことをきっかけに物語が動き始める。
しかし、動き始めたその謎も中途半端な結末を迎えることになり、ミステリ好きな読者としては肩透かしを食らわされた気分になる。
結局、この作者は何が言いたかったのか。こういう性愛もあるということを伝えたかっただけなのか。それが一番の謎となってしまった。
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良い子は読んではいけない本だった。価値観や人生観を確立し人生がつまらなくなった「私」のところに、ひょんなことで飛び込んできた「奈緒」。まったく関心のなかったはずが、彼女の言動に徐々に変化を感じるようになる。その変化がこれまで盤石だった「私」の生活や人間関係にもすこしづつ変化をもたらす。その変化が大きくなったところで結末を迎えるわけだが、「楽園」というのは恐ろしいもので、それに惹かれて何かが変わってしまうと、取り返しがつかないところに行ったり、さりとて「楽園」が文字通り安住の地を約束してくれるわけでもない。手に入れられそうで、入れられない。もし手に入れたとしても失うものがあるし、手に入れたはずのものを含め全てを失うことにもなりかねない。楽園とはうつろなものなのだ。
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藤田宜永さん「奈緒と私の楽園」(2017.3)、久しぶりの官能小説でしょうか・・・、それとも中年男の切ない恋心を描いた小説でしょうか・・・。音楽プロデューサー、塩原達也50歳、別れた妻光代49歳とフランクな関係を持ちつつ、既婚小野寺愛子38歳とは情事を楽しむ関係、そこに川原奈緒という29歳の不思議な女性が登場。奈緒に魅かれ、奈緒に翻弄される福原、どんなラストが待ってるか楽しみでしたが、私には「尻切れトンボ」のような感じでした。奈緒の天使のような輝きが急に陳腐化した気がします。
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恋愛小説?官能小説?ま性愛小説といったところか…。主人公の感性や性癖は理解できず,ストーリーの先を追ってあっさり読了。読んだ感なし。時間がもったいなかった。ハードボイルド,特に竹花シリーズを待つ。
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初出の記載なし
帯にだまされたかな。
主人公はバツイチの50歳音楽プロデューサーで、人妻のセフレあり。
昔女性誌の編集者に頼まれて作文した、不倫女性の「投稿」を、探している母親のことだと思って若い女が訪ねてくる。
しかも「偶然」にも自分の父親が不倫相手だったかもしれず、一緒に母親をさがすことになり、次第に惹かれていく。(都合のいい偶然が多すぎ)
しかし、ただの男友達と旅行に行く女の思考を理解できないのだが、女は「可哀そう」と言って、遊園地に連れて行き、絵本を読んでくれ、主人公はハマる。
うーん、理解できない。。。
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音楽プロデューサーの塩原は、バツイチの50歳。体だけの関係の愛子という女がいる。2人の情事が始まり、エロ小説かと思ったところ、奈緒という若い女性が塩原の元を訪れたことをきっかけに、不思議ワールドに…この奈緒という女性が理解できず、魅力的でもなく、どちらかというと不快なタイプで、興味がなくなった。
最後まで読んだけど、どういう話か、わからないまま?
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こんなのヤだ。
藤田さんじゃない。
大人の恋愛を読みたいのに、、。
ただ単に若いオンナが好きなオヤジの話なんか読みたくなかった。
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愛人のいる独身50男が半分ぐらいの年の女、奈緒に恋する。奈緒は全裸で絵本を読み聞かせ、パイズリをする。はまった男は最後どうなるかと思ったら、愛人は夫との子供が出来て別れ、奈緒も別の男と結婚すると離れていって結局一人にってオチ。でも、別に次の女を探せばいいだけの話だよね。
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何だったんだろう。読んでいるときは早く前に進みたいと思ったが、読み終わるとそういう感想。らしくないなあ。