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エッセイということですが実体験ではなく、取材に基づいたフィクションなのかな。会社員の主人公は家族の死を機に精神科ナースに転職します。様々な症状の患者さんが描かれてて、読んでて泣きそうになったりした。主人公自身も苦しい思いをしてるからか、患者さんのためになんとかしようとする姿が一生懸命で優しい。それも独特なイラストで淡々と描かれてるので、シュールで可愛らしかった。壮絶なはずのシーンもやわらかく描かれてるのでホッとします。
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狂ってることと狂ってないこと。
境界線ってなんだろう。この言葉がずーんっと刺さった。
何かをしてしまう時には、何かあるのかもしれない。すぐにおかしいんちゃう?って思うんじゃなくて一回考える。
まず、完璧でありたい願望を減らすのも大事か。
すっごく難しいテーマをとても読みやすく、とても考えやすく書いてくださってあり、いっぱい考えれた。
知らないことも知れた。
読んでよかった。
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興味深いことがたくさんあった。
精神科に関係がなくても看護師でなくても
この生きにくいストレス社会で生きていく僕に必要なことがわかりそうな感じ。
なってしまうものはどうしようもない
それをどうするか考えるのが大切。
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タイトルインパクトあります。どんな科のナースさんもそれぞれ患者さん、ご家族やお医者さん、スタッフさんとの板挟みで難しいと。ですが、精神科ナースの方の大変さを少し知ることができました。新型コロナ禍の中でもいつも以上に気をつかい、大変なご苦労と思いをされているんだと思います。ありがとうございます。どうかお体に気をつけて。願うばかりです。
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印象的なシーンが多いが、
なぜリストカットをするのかという問いかけに対して、温かいからと答えたエピソードが忘れられない。
死にたいんじゃなくて、生きてると感じられるためにリストカットをするということに驚いた。
何でも決めつけたらいけないな。
世の中をもっと知らなきゃな。
人に寄り添ういい本だった!
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現在精神科に通院する大人の人たちと日々関わりをもっているけど、それ以前に読んだ本。偏見のない、とても実直な作者さんなんだろうなと思った。とてもよい本。
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いっきに読めました
いつも帽子をかぶってる細木さん
支援団体ハーモニー
鈴木さん
薄井さん
の話が心に残ってる
人はなぜ心を病むんだろう
どうしたらいいんだろう
向き合って見えてくるそれぞれの理由
心に寄り添うとはこういうことなのか
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精神科ナースになった主人公が患者さんとの対峙を通じて自分を見つめたり、自分の経験を通じて患者さんと向き合ったりする日常を描いた漫画。
困った人は困っている人。誰かがわかってくれる、受け入れてくれる経験により癒され、自分を理解し、取り戻していく。これは精神疾患を持つ方以外にも言えるのではないか。
これは福祉や精神、心理に興味のあるみんなにおすすめしたい。
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それぞれ他人には理解できないように見えても本人の中には筋道のたった論理で行動している。
同じ病名がついている患者であったとしても、思いや論理は個人に還元される。
幻聴や幻覚など自分で体験したことのない事柄に対する説明もあり良かった。
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心の状態が目に見えない分、辛いなあ…看護師も患者さんのメンタルに振り回されそうだし。患者さんの行為にも理由があるのだろうが、その人らしさを見つけてあげてもなかなか改善しない心の病。精神科は難しそうだ。
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ハートネットTVやNHKスペシャルで精神科の入院病棟や患者さんの様子を断片的に目にすることはあっても、その中の看護師さんのことを気にすることは今までなかったなと読みながら思いました。
色んな看護師さんがいらっしゃるのでしょうが、こんな風に患者さんに寄り添うような方は珍しいのでは、と何も知らない者は思ってしまいましたが実際はどうなんでしょうか…。
「生きたいから生きづらいと死にたくなるんだよ」
この言葉は自分にもスッと刺さりました。
そう、そうだよね。思わずそう呟いてしまいました。
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自分には知らないこういう世界があるのだと感じた。不可解な行動をするのも、自傷行為を行うのもその患者には、それを行う理由が心の中にある。閉じ込めた自分の感情を、自分の言葉で誰かに発することができれば、それが心の病気の予防や治療になる。
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精神科ナースの方や精神科医、医療施設や団体など、様々なところに取材をして著者がまとめたコミックです。何度も読んでしまいます。そして、同じところで同じように胸が痛くなります。
ブログにて詳しいレビューしています*
https://happybooks.fun/entry/2021/02/20/164814
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この本に出てくる太田さんは母親を失って茫然自失、自分の精神が心の病と紙一重の状態ではないか、と感じたことで精神科ナースを目指し働いている。
最初のエピソードの帽子をとれない女性、そういうことか、と納得できた。否定しないこと、と聞いたことはあったが、認めつつ少しずつこちらのことも聞き入れてもらう、これなのか、と。
寂しさから自傷行為をするのは、一番理解しやすいけど奥にはこんなに沢山の理由があるのか、と思った。
精神科は体力的に大変だろうし、心療内科はもっと看護師側の心が削られるだろう。
ボーダーの人は接する時間を決める、入りすぎない、病院を出たら忘れる、冷たいようだけど、そうしないとすぐに離職に繋がるのだろう。それは患者にとってもっと辛くなる。
かつてカウンセラーにかかっていた時、長期間経っても変わらない私に業を煮やしたのか、ある時、急に離職されてしまい、ひとり取り残された気がした。
それからも辛い時期が続いたので別のカウンセラーを探そうかと思ったが諸事情で叶わず今に至る。
本当は今こそカウンセラーがいてほしい。
病棟で過ごす方にとってはナースこそ同じ役割の方だろう。
精神科ナースに限らず、どのナースも医療従事者も、大変だと思いますが、長く続けてください。
この仕事に興味があってもなくても、一読をおすすめします。
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自傷、自殺はその人の何を意味するのか…患者さんを理解しようと奮闘する看護師さんやドクターの姿がよかった。鈴木さんの断固たる決意は本人が選んだものというのが、一番突き刺さった。