紙の本
言葉と挿絵
2020/08/06 00:03
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投稿者:ぽんず - この投稿者のレビュー一覧を見る
花森安治さんの描くやさしい言葉と、懐かしみのある挿絵がたくさん掲載されています。温かみがあり、眺めているだけでも楽しめます。
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暮らしにゆるぎない哲学を持たれていた『暮らしの手帖』の初代編集長•花森安治氏の心に響く言葉と沢山の挿画が本当に美しくお洒落です。
暮らしを脅かす戦争を体験してもなお、
暮らしの中に繊細な美を感じ、大切にし、暮らしの中に広め続けてきた氏の言葉には
強さ、力、そして優しさがありました。
どんな状況になったって、美を感じる心さえあれば幸せでいられる。
自分の心ひとつで暮らしはどのようにでも豊かになる。
そんなメッセージを感じました。
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装丁も中味も大変美しい本。「個性とは欠点の魅力である」という言葉が特に気に入っている。花森さんの言葉やイラストがたくさんで、眺めていて時を忘れます。また読み返してみます。
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「暮らしと結びついた美しさが、
ほんとうの美しさだ。」(本文より)
中身は勿論、カバーを外した装丁まで美しく、ずっと本棚に置いて時折眺めたい愛おしい一冊になった。
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2020年10月12日
小さい美しい本
あっという間に読めるけど、ひとつひとつ見つめたい絵と言葉。
戦後の殺伐とした中、心をふるわすような、心の中の美しいものを掘り起こすような
願いが届いてくる
ろまんちっくな絵の数々
心にひがともる
癒やしがある
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ふらりと寄った本屋で出会った本
装丁の美しさで足が止まり、本を開くとさらに美しい
忘れられずに改めて本屋へ向かい、手に取ったが、やっぱりステキな本
文章は少ないが、ひとつひとつが胸に響く
現代でも色褪せない絵柄の美しさに心奪われて忘れてしまっていたが、彼は戦前から活躍した編集者で画家
美しいものは時代を越えて美しく、人間の本質はいつの時代も変わらないことを思い出させてくれる
ステキなものに触れて、自分の感性を磨く事を改めて気付かされた
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花森安治の装画集。数ページごとに花森安治の言葉が添えてある。絵柄とあいまって言葉が軽やかに見えるけど、戦争を経験した人の言葉だと思うと、これらの言葉が書き記されるまで色々考えた上でのバランスなのかなという感想を持った。
個人的には始めの方に出てくる、おしゃれとは、について書かれた言葉が良かった。