2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KKキング - この投稿者のレビュー一覧を見る
余裕のある老後を送るために必要な資金は、という話はよく見るが、大抵は過大な結果が出ている感がある。しかし現実は個別論である、という正論に向き合った一冊。
投稿元:
レビューを見る
「人生設計の基本公式」という公式を使って、今後、いくら貯蓄していけばいいかいろいろな事例をもとに解説していく本。
表紙には「超シンプルな」とあるけど、全然シンプルな公式には見えなかった。むしろ、不確定な変数が多くてあまり役に立てないような気がする(6個も変数がでてくるうえに、うち3つは2回でてくるという)。
なお、将来の収入がイメージできない人は、43~45歳くらいの先輩の手取り収入を聞いてみたらいいらしい。そういうことって聞いていいのか? 軽々しく聞けるイメージがないのだけど。
なお、この本では95歳まで生きることを想定した計算で行っている。自分はそんなに生きられる自信がないのだけど、まあ、長生きリスクは考えておく必要は確かにあるのかも。
とりあえず、確定拠出年金はいいかげん、申し込もうかな。何回も同じこと言っている気がするけど。なお、投資先には「外国株式のインデックスファンド」をメインにするのがいいらしい。覚えておきたい。
投稿元:
レビューを見る
持ち家は得か、という多くの人にとって人生で一番高い買い物であるはずの重大事をこの本も公正とは言えない比較をしている。
賃貸の場合、家賃を毎月15万円とすれば、年間180万円かかります。持ち家の場合、ローン返済後、固定資産や修繕費など年間90万円としても半分くらいですみ老後の生活費は助かります。(P71の要旨)
上記のように、もっとも重要な「ローン返済」というポイントがサラッと書かれていますが、人生で賃貸か持ち家のどちらが有利かという点を判断するのなら、当然持ち家にするために支払う費用合算で比較しなければいけません。
さらに、賃貸のメリットは、嫌な隣人や環境など住んでみなければわからない状況下でも、簡単に引っ越しできるという点と、大地震の場合の資産価値の激減という気苦労もしなくてすむというのも大きな利点でしょう。
蛇足ですが、上記のような話の展開をしておきながら、最後に「一般的な傾向として持ち家に対する志向が過剰であるように思えるので、不動産の購入は慎重に、と申し上げておきます」(P184)って、同じ本とは思えない論旨を平気でやっています。
その他の情報として、プロの運用するアクティブファンドの運用成績は、インデックスファンドよりも下回っている(P137)とい事実と、学費の目安(P78)が参考にはなりました。
投稿元:
レビューを見る
人生90年、100年時代に向けて、いくら貯蓄しておかないといけないか。
前半で出てくる「人生設計の基本公式」がすべてを物語っている。
必要貯蓄率 =
(老後生活費率 × 手取り年収 - 年金額 - 現存資産額 / 老後年数)
/
((現役年数/老後年数 + 老後生活費率) × 手取り年収)
あとは、今の時代運用は
・インデックスファンド
・個人向け国債 変動金利型
というのこと。
銀行員と運用相談してはいけないというのが妙な説得力あり
投稿元:
レビューを見る
山崎元氏の本なので読んだが、共著。新しい情報はあまりなかった。運用商品は3つだけでいいという話は面白い。①外国株式インデックスファンド②国内株式インデックスファンド:TOPIX連動ETF③個人向け国債変動型10年満期:金利上昇時の追従性がいい
投稿元:
レビューを見る
不安は現実を正しく知らないことから生じる。現役時代の年収、現在の資産、現役年数、老後年数、年金額、老後生活費率がわかれば、必要な貯蓄率は計算できる。通常2割程度。生活費、自己投資のための支出、心を豊かにするための支出以外は無駄遣い。運用はインデックスファンド。
いくら貯蓄すべきかという観点だと、頑張って節約してになっちゃうけど、いくら使ってよいか、という観点だとより有意義に使うには、って思える。不安解消すれば。
投稿元:
レビューを見る
・まず毎月の必要貯蓄額を計算しよう。収入からそれを差し引いた額でやりくりしよう
・手取り-必要貯蓄額がプラスになったらその分をリスク資産としよう。
・リスク資産は、「一年後に最悪で(100回に2回くらいの確率)3分の1損をする可能性があるが、それと同じくらいの可能性で4割儲かることがあり得て、平均的に年率5%くらいのリターンが期待できるもの」と捉えよう。例えば失ってもいい金額が100万円なら300万円を投資に回してOK。最悪で投資額の3分の1失うという計算で。
・リスク資産は、目安として約6割を外国株式のインデックスファンド、約4割を国内株式のインデックスファンドにしよう。
・外国株式は日本以外の先進国23カ国の株式から計算されるMSCI KOKUSAIなどに連動するものが良い。ノーロードの外国株式インデックスファンドで運用管理手数料0.2%程度のものを選ぼう
・日本株式ではTOPIX連動型のETFがおすすめ。運用管理手数料が安いものが多い。また、TOPIXは日経平均よりも上下動が少ない。
投稿元:
レビューを見る
人生にお金はいくら必要か、というよりは、リタイヤ後に備えて今から毎月どのくらい貯蓄しなければいけないか、というのがメインです。そして貯蓄は、無リスク資産とリスク資産に分けて、無リスク資産は普通預金と個人向け国債(変動金利型10年満期)、リスク資産は最悪1年で1/3程度を失っても許容できる金額で、外国株6割、日本株4割での運用、株はインデックスファンドです。
投稿元:
レビューを見る
何人かの登場人物のお金に対する悩みを解決していくだからというストーリー展開だったが皆、自分よりも収入、貯蓄額が遥かに高くあまり参考にならなかった。貯金額300万以上の人が読む本。
それぐらいの人が読むには手堅い資産運用が出来る参考書になると思う。
投稿元:
レビューを見る
将来の不安について分かりやすく解説してくれた本でした。
計算が苦手すぎて、計算がうまくできなかったけど、、。笑
運用についても、わかりやすく解説してくれていてよかったです。