紙の本
数学的考え方とコミュニケーションの関係がわかる本
2017/04/01 20:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
そもそも数学的な考え方とは何か?
冒頭から本書はそのテーマについて展開していく。
数学的な思考回路とは、定義し、比べることである。
判断基準を数字にする。それは、量的でないものを量的にする
作業。
量にするから気づくこともある。
本書を読んで数字の動きをまずグラフにする大切さを知った。
エクセルを使えば簡単にグラフを作れ、数字の現象や傾向を
見える化できる。
数学の説明の仕方
前提⇒定義⇒例題⇒演習
この流れをコミュニケーションに使えば伝わりやすくなる。
なるほどなと思った。
本書を読むと以上のようなポイントがはっきりし勉強になるとお勧めしたい。
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理系の人を説得するのが苦手だと日頃から感じていたので、スマートな話し方は熟慮から生まれると考える文系人間としては待望のタイトルだった。文系には新鮮な内容。文系と理系をつなぐ哲学という分野がこういう話も取り込んでもっと豊かに実践的になるといいと思う。
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顧客とのやり取りで商品の概算金額を伝えたり、プレゼンでの表・グラフの効果的な使い方等、基本的な事が丁寧に書かれている本です。サクッと読めちゃいますよ。
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本書は数学的コミュニケーションの提案書です。数字で大局を掴んだり、物事の優先順位を決めたり、メッセージを込めたグラフを作ったりする事でより相手との対話が取りやすく、倫理的に伝えやすくなると思います。
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全体的に、わかりやすくまとめられていたのでよかった。
ただし、個人的には後半だれてきたような気がする。
気になった点を、まとめて記載しておく。
・ビジネス会話においては、相手にどのくらいと思わせないようにする必要がある。なぜなら、ミスコミニュケーションを生んだり、余計な会をしてしまったと、あまりいいことがないから。
・数学的な思考回路とは、
定義すること
比べること
である。
何かを明確に定義しておかないと、思考は始まらないから。
また、何かと何かを比べるから数字が作られる。
・グラフを作る前には、何を伝えたいのかを先に決める。
そして、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフの役割を知って、必要なグラフを使う。役割とは、そのグラフを使って何を伝えたいのかと言うメッセージを込めることである。
・人は、大きく2つのタイプに分けられる。
とにかく結論からタイプ
まずは前提からタイプ
相手に合った話のストーリーを組み立てることが大事。
よく知らない相手の場合は、話をしていく中で、どちらのタイプかを見極め、話をしていく必要がある。
・
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図書館にて借りた本。
パラパラっと読める本だった。
プレゼンやエクセルなど社会人になって役に立ちそうな内容。
参考になったのは、日々空いた時間に数学的に物事を考えること。つまり市場規模や売り上げなど街で目につくものを数学的に捉えること。
今後は自分も電車などで「山手線の1時間の売り上げ」とか様々なことを考え、訓練していきたい。