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ハーレクイン・ロマンスの版元として有名なハーパーコリンズ・ジャパンの文庫レーベル、『ハーパーBOOKS』の1冊。ミステリやサスペンス、SFといった、ロマンス小説ではないジャンルを精力的に邦訳刊行している……のは知識として知っていたが、購入したのは初めて。
本書は著者のデビュー作で、SFとファンタジーの合間にあるような内容。割とジュブナイル的というか、若い読者を想定している印象もあった。
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誰も彼もが“そら恐ろしく見える”というか
全体が“うすら寒い”というか。
心の表面が粟立つような世界観がすごく好きな作品でした。
これが処女作。次の作品を早く読みたい。
シリーズ化するのか、これはこれで終わりなのか。
いろいろ、とにかく色々なことが気になる(笑
もっともっと知りたくなる話でした。
舞台となる19世紀倫敦(ロンドン)と明治時代の日本が
絶妙にミックスされてる。
好き嫌いがハッキリ分かれそうな作品でもありそう。
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19世紀末のロンドンb、精巧な懐中時計を作る毛利と音に色が見える青年サニエル。スコットランドヤードを狙う爆弾テロの犯人は誰なのか。
明治政府の実在の人物が出てきたり、不思議な雰囲気のある話。あまり好きなタイプの話ではなかった。
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流れてきたツイッター情報で、つい買ってしまった小説。普段読まないタイプの本だけど、独特の雰囲気があり、それなりに楽しく読めました。ただ隠喩の部分が多く、分かりにくい文章だし、私の理解が追いつかずモウリの千里眼についてイマイチ理解できないまま。結局グレイスは何をしたかったのか。モウリに殺されるとでも思ったのか。かなり酷くないか?それくらい忌避される能力なら、もっと隠すべきだと思うが、割とオープンにしているあたり、話のバランスが悪いなあと思う。ともあれモウリとサニエルは魅力的でした。
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SFなのかファンタジーなのか、あまり読まないタイプの小説であることを考慮しても、面白いと感じなかった。翻訳が原文に忠実なのか、皮肉やジョークであろう表現が理解できず、世界観に入り込みにくく、とにかく読み進めるのが辛かった。序盤は気になるものの、登場人物の内面がいまいち掴みづらく、展開にモヤモヤが残った。
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訳が合わなかったのか読みづらさがあったけど、雰囲気は好き。これは事件解決モノではなく、まさかのラブロマンスです…モウリの愛が激重。
終盤でモウリが英語を忘れていくシーンで (あ、これはあかん。切ない終わり方かも)と危惧したけどハッピーエンドでよかった。モウリ視点の地の文があればもう少し世界観に入り込めたかな。うまいこと脚本つくって 映画とかアニメとかにすると面白いと思う。