紙の本
マンション
2021/08/01 08:37
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
生活するのに便利そうなマンションについて、いろいろな角度から分析されていて、よかったです。マイナス面にも、注目したいです。
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著者の前著と重なる部分が多く、特に新しい話もない。私のようにアンチタワーマンション派にとっては心地よい話がたくさん載っているが、それだけの本。一つ気になったのが、バブルの主因が不動産デベロッパーとマンション仲介業者というようなことが書いてあったが、需要と供給のもとに経済合理的に動くのが資本主義の本来の姿であり、その通りに動いている経済主体を否定しては資本主義がなりたたない。バブルを発生させないようにするためには、業者を縛るのではなく需要者たる一般の購入者を啓蒙する方が大事なのではないかと思った。マンション購入予定者は本書のような本を読んで、失敗と後悔をしないようにすべきなのだろう。
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ちょっと前までは、土地神話があった。
ローンを組んでも、自分の所有にしたい願望が、日本国民皆持っていたからである。
賃貸物件に住んで家賃を払っていても、何か不幸があった時に、何も残らないからであった。
しかし、阪神大震災や東日本大震災で、ローンを組んでまで立てた家やマンションが、壊れてしまった。
2重のローンの支払いをしないと、家が持てなくなってしまったのだ。
そして、少子化問題で、後を継ぐ者も少なくなった今、資産価値を生むマンションも、空洞化していくのではないだろうか?
作者は、マンションは日本人を幸せにすると、結論付けているのだが、、、、
隣人に、中国人等、マナー違反の人が、住んでしまった時に、対応できる管理組合が無いと、過ごしにくい生活をしないといけなくなる。
もう何十年も前に、私が、3LDKマンションに住んでいるから、、、と伝えていたら、アメリカから来た姪っ子に、これは、アルバイトしている弟のアパートより小さいと、、、言われてしまった。(笑)
狭い住居でなく、これからは、グローバル化していく時代になり、何処でも通信が可能になって仕事が出来るようになれば、小さなマンション住まいでなくても良くなって来るのでは、、、と、最近思う私である。
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夕刊フジの連載に対し、加筆修正を施して、
1冊の新書にまとめたということらしい。
話の順番も軽やかにまとめられていて、とても読みやすいし、
投げかけられている問いというのは、
マンション住まいの人には誰しも直面する重要なテーマ。
本書の読みやすさとは裏返しに、その問いかけは重い。
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今や数千万人が居住するマンション(コンクリート集合住宅)。供給側の儲けの論理ありきだったため、業界はあまり信用されていない。区分所有法も不完全だし浸透していない。今後、日本人がマンションで暮らすことによって幸せになるには、供給側の業界の視点に偏らずに、居住者側の視点を重視した科学的な探求が求められる。
まだ、マンションに仮住まい感覚が残っているから、施策も住む側の意識も低いのかもしれません。現状認識すれば、もうそうではないのに。
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マンションを選ぶ時には管理組合がきちんと機能しているかを考慮することが重要。
全体的にマンションの不安を煽る部分が多すぎて、マンションしか買えない人がどうしたらいいのかわからなかった。
もう少し、選ぶならこうゆうところに注意してなど参考になる情報がないと意味がないかな。
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マンションと日本人の関係性について書かれていました。マンションが建てられてから約60年経って、日本人の住まいを大きく変えてきたと思います。特に、都心部ではどんどん高い建物ができ、マンションに住むことが当たり前のようになってきました。その反面、アレルギーになりやすかったり、高層階では健康面で悪い影響が出る可能性があるという研究は興味深かったです。
また、マンションを購入、売却する際に知っておかないとただただ損をするということを学びました。人生において1、2番になるであろう大きな額の金額なのに、知らないだけで何百万円の損をしてしまう可能性があるというのは、恐ろしいと感じました。この本を読むと、不動産の営業の言葉をそのまま鵜呑みにしてはいけないと感じるようになりました。囲い込みや干すなどの仲介業者の悪しき習慣には注意したいと思いました。子供も生まれ、資金に余裕が出てきた頃に読みたくなる本でした。
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[図書館]
読了:2019/4/29
だいたいいつも通りの内容。
管理費は税金。管理業務は利権。使い道をしっかり監視しないと理事長による私物化や管理会社による暴利という事態を招く。
日本の住宅ローンは資産低減のリスクを購入者に100%背負わせているところに大きな問題がある
賃貸需要は常に実需なので賃料にバブルは発生しない。
健康に関する章だけ残念だった。トンデモで有名な船瀬俊介氏の著作内容を引用して不安を煽ったり、織田正昭氏の著作(メタモル出版…)から「外出しにくい高層階の母親と子供はべったりで、結果的に子供は自発的な行動が取りにくくなり、基本的な生活習慣の自立割合が低くなる」という育児に対する偏見丸出しの説をまるっと引用してたり、マンションを批判するためなら事の真偽は後回し、という姿勢がほかの章の信憑性にまで影響するので、専門外のことに言及するのはやめた方が良いと思った。
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高層階での生活
→外出しずらい、親に頼りすぎる、高所平気症
子どもに悪影響を及ぼす可能性。
マンションの大量供給→核家族化→少子化