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昔、ドラマで見た記憶がある作品。
ナオミ、カナコだけでなくその周りの方々の性格も良く描写されていると思う。
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DV夫に苦しめられる女性とその親友による夫排除のお話
ドラマは1話だけ見た
「奥田英朗が原作なんだ?へぇ~、こんなのも書くんだ~」と思っただけで続きは見てない
犯罪系の話は読んでいても「こいつら捕まってしまえ」と思うことが多いんだけど
夫の排除を決意するまでの描写により主人公達に感情移入すると「逃げ切ってほしいなぁ」とも思える
実際の判例でも、親殺しは重罪とはいいつつも、被告人がどれだけ虐げられていたかによって減刑されているのを知って安心するようなもの
ところで、この計画のどこがいけなかったのかね?
まぁ、順当に行けば計画通りに失踪人扱いだったろうにね
身内への説得力かな?
下手な小細工なんかせずにそのまま失踪させていたらどうなったろうねぇ??
あと、ラストの展開
絶対にあの後にもう一波乱あると思うんだけどなぁ
だって、奥田英朗だし
でも描いていないということは何もなくすんなりいったのかなぁ
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「ナオミの章」
女に手を挙げる男は殺されて当然だと思う。
それが旦那様だと思うとほんとに切ない。
どんなけ小さい男やねん!
いったれ!ナオミ!!って思った。
「カナコの章」
このご時世に完全犯罪は無理があると思うけど ジリジリと追い詰められて なんで林が戻ってきとんの!?って私が焦った(笑)
陽子が憎らしくて 私が刺しとくから逃げて!!って思った。
ラストは 上海で李社長が助けてくれるはず!2人とも頑張れ!!って応援したくなって 物語なのかリアルなのかわかんなくなった(◜௰◝)
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計画的とはいえ、完全犯罪とは程遠い。
どんどんボロが出ても「逃げ切れ!」と二人を応援する気持ちが強くなっていった。
本当の結末は読者の想像に任せるということか…。
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面白かった!
やっぱり奥田英朗は娯楽だね!
ジェットコースター並みの読書スピード!
登場人物も少ないから複雑でもなく、主役2人の2章立てになっているが、群像劇でもなく最後までハラハラできた!
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いろんな人が言ってると思いますが、確かにハラハラします。一気読みします。面白い。
あと、テレビドラマ化してたんですね。
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DV夫を女二人で殺す…。痛快な話かと思って読み始めたら、とんでもない。
後半、すごい焦燥感。私が犯人じゃないのに、まるで自分が追い詰められるようで精神的に疲れたー。
畳みかけるように追い詰められるところが、同じ作者の『最悪』を思い出す。女が主人公だと、こうなるのか。
疲れたけど、面白かったです。
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読む前に見た感想の通り、最後までハラハラドキドキさせられるスピード感あふれる内容だった。
特に視点が加奈子に変わってからは、時間を忘れて止まらずに読み切ってしまった。
結末までどうなるかドキドキしながら読んでほしい。そして皆さんがどんな感想を持ったのかがすごく気になる作品。
個人的には「奥田さん!!!」てなった
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大学時代の友人である主人公の2人のナオミとカナコ。DV旦那と結婚したカナコを救おうと翻弄するナオミ。そこからストーリーは、スタートする。印象の悪い中国人女性経営者、チャイナタウン、華僑など読者に胡散臭い雰囲気を与えつつ、彼らの情のあつさと考え方も、主人公をサポートする。
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途中で結末を推理しつつ、まんまと外れた。日本の警察は優秀だし、これはファンタジー小説ではなかったのだ。最後は息が止まる思いで読み切った。主人公と同じく息切れした。面白かったわ〜。
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ここ数日、富田林や仁川へと動くことが多かったので読む時間は取れたのだけど、550余頁ある本を持って歩くのはちと辛かった。
それにあんまり面白くなかったんだよなぁ。
夫からのDVを受けるカナコを見かねたナオミが、友人を救い出すためにその夫を世の中から”排除”する計画を立て、二人で実行する。
私としては、綿密に練られた完全犯罪を警察か誰かが追い詰めていく、同じ作者で言えば「オリンピックの身代金」のような話を期待していたのだけど、たまたま首尾良く運んだ殺人は計画としては穴だらけで、前半、計画を実行するまでの話も覚束なければ、手をこまねいたままじりじりと追い詰められていく後半はその場凌ぎばかり。
豪胆だった筈のナオミが気弱になっていくのに反比例し、妊娠が分かったのを機に開き直っていくカナコには恐れ入るが、私としてはどちらにも感情移入出来なくて、終盤のチェイスも興が乗らず。
就労ビザも持たずに中国に飛んだところで碌な未来は待っちゃいないと、余計な心配をしてしまった。
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さすがの奥田作品。最後のスピード感はすごかったし、のこり数ページしかないのに、どういう終わり方になるの??ってハラハラでした。 こういう終わらせ方もあるんだな。東野圭吾のような終わり方でしたが、悪くない。むしろ好きかも。
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夫からDVを受けているカナコ。
親友をどうにか助けようとするナオミ。
いやー、2人の行く末が気になりハラハラし、
久々に読み終わった後どっと疲れが出た本でした。
日本で働いている中国人の季社長、登場したての時は図々しくて厚かましくて、何だコイツ、と思っていたのだけれど、読み進めていくうちに段々と好きになっていってしまう不思議。
デパートの外商という仕事がかなり興味深かった。
本当色々な世界があるのだなぁ。
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友情の為に殺人までとは...
完全犯罪は無理だろう....とか思いながらも、後半はハラハラしながら、逃げきってくれとがっちり心をつかまれていた自分。
結末は...うーん、ハッピーエンドにはならなそうかな。
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前半は一人の視点、後半はこの事件の裏側をもう一人の視点からで書かれているのかと思いきや、いい意味で裏切られました。
これは傑作ミステリーかと。
後半のハラハラ感と感情移入がハンパなかった