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心が広いとか、器が大きいとか、そんな言葉では表現できないような綺麗な考え方を持った方でした。神様みたいでした。
著者の生き様を、少しでも自分の生き方に取り入れられたらと思います。
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パラパラと楽に読める。
境遇は変えられないが生き方は変えられる。
これから頭に残りそうな言葉。
読んで良かった。そしてまた何かに迷った時は
開くであろう本になりました。
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・大言海によれば、「ひま」はレジャーとしての暇ではなく「日間」。日の光の差し込む間と記されています。
・きれいな家の中に親子の会話、夫婦のいたわり合い、ほほえみがないとしたら、インドの小屋の中で仲睦まじく暮らす家族の方が豊です
・いい出会いにするためには、自分がある程度、苦労をして出会いを育てていかないといけません
・命が大切だと何千回言われるよりも、あなたが大切だ誰かにそういってもらえるだけで生きてける
・時間の使い方は命の使い方
・一生の終わりに残るものは我々が集めたものではなく、我々が与えたものだ
・私たちには偉大なことはできません。しかし小さなことに大きな愛を込めることはできるのです
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今更ながら読ませていただきましたが、文章がシンプルで読みやすく、かつ要点がわかりやすかったです。引用されている言葉や詩にも大変引き込まれました。ここまでかなりのご苦労はされておられますが、出来るならこのような境地に辿り着いた高齢者になりたいと思います。
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著者は修道女だが、キリスト教に限らず、仏教詩人や、心理学者、僧侶などの言葉もたくさん取り入れられているところが、日本人向けの本ならではの面白さなのかなぁと思いながら読み進めた。
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ノートルダム清心学園の理事長だったクリスチャンの渡辺和子さんが、85歳で執筆され、累計200万部のベストセラーになった1冊。
修道女の方が書かれているので、宗教色も少しあるものの、印象的な言葉をくれた本だった。
一生の終わりに残るものは、我々が集めたものではなく、我々が与えたものだ。というフレーズが特に印象的だった。
個人主義にどんどん偏っていく世の中で、ささやかでも他人に心を配ること、関心を向けること、何かを分け合うことを思い出させてるくれる一冊。
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*「置かれた場所で咲きなさい」というのは著者が36歳で若くして学長という風当たりの強い立場に置かれた際に、一人の宣教師がかけてくれた言葉なのだそう。
「咲くということは、仕方がないと諦めるのではなく、笑顔でいき、周囲の人々も幸せにすることなのです」
「自らが咲く努力を忘れてはなりません。雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばしましょう。次に咲く花がより大きく、美しいものとなるように。」
著者が実際に若くして学長になり、生徒が自分に挨拶をしてくれない、周囲からも厳しい声をかけられる、というときに、著者自身から生徒にも教職員にもほほえみかけ、挨拶をし、お礼を言うようにしたところ、周囲が明るく優しくなったのだそう。
この本を読んで、自分自身から周囲を明るくできるような人になりたいなと思った。
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・働く事は素晴らしいが仕事の奴隷になってはいけない。
・どんな所に置かれても花を咲かせる心を持ち続ける。
・くれない族をやめる。
・求めなさい。さらば与えられる。
・良い出会いとは自分がある程度苦労して出会いを育てて行かなければいけない。
・物事がうまくいかない時笑顔でいること。
・大変だからもうちょっと頑張る
・命が大切だと言われるより、あなたが大切だと言われる事がその人を救う。
・心に穴が開くからこそ見えなかったものが見える様になる。
・時間の使い方は命の使い方
・一生の終わりに残るのは、集めたものではなく与えたもの。財産として残る日々を過ごす。
・大事な事は表に出てこない
・あいさつはあなたが大切な人ですと伝える手段
・人を100%で信用しない。98%の信頼と裏切られた時に許してあげる2%の余力が大切。
・大切なのは人のために進んで何かをすること
・相手を生かす温もりのある言葉をつかう。
・自分のわがままを抑えて他人の喜びに貢献する
・丁寧に生きる事は自分に与えられた試練でさえも両手で受け取ること。
・周囲の人が優しくしれくれない。と嘆くのではなく、自分自身が変わる事。周囲の態度が変わる事を求めない。
・幸せは自分の心が決める事。
・良いものに囲まれた生活をおくること。
・おかげさまという気持ちを持つ事。〇〇のせいではなく〇〇のおかげと考える
・自分との闘いなしに幸せになる事はできない
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自分の境遇に腐らず、周りがどう在ろうが自発的に笑顔でいる強さを教えてもらいました。
それは言葉で言うほど易しくはないことですが、それを体現された方の生き方考え方に触れられる貴重な著書でした。
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言わずと知れたベストセラー。
著者の人生経験から生み出された金言集。
著者はノートルダム女学院の学長を長きに渡って担った立派な方ではあるのですが、とても苦労人でいらっしゃいます。暖かくも本質的なアドバイスを的確に紡ぎ出せるのは、ご本人の努力や能力だけではなく、辛いご経験から来るものなのかなと勝手に想像しました。
印象的だったのは、キリスト教の教えに加え、ご自身も精神的に体調を崩されたりしたご経験もあることから、人にどこまでも寄り添う姿勢が一貫していることです。激動の中でふと悩んだり立ち止まったり、道に迷ってしまいそうな時に読み直したい一冊。
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ためになる事も多く、メモを取りたくなった。
いつも笑顔(ほほえみ)をつくるのは、自分にはまだまだ人間的な成長が足りず出来そうにないな…。
ただ、『歳は私の財産』だから奪わないで欲しいという考え方は凄く共感できた。若い頃の自分より今の自分のほうが好きになってきた。私も残りの時間を大切に過ごして、自分らしく成長し『財産となるような歳を取りたい』
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4章からいつのまにか勝手に涙が出てた。
現在わたしは、就活にて自分の人生の進路に迷う大学3年生。
自分の顔面や長所がないと周囲の人間と比較してクヨクヨと愚痴ばかり家で溢してたら、母からこの本を薦められました。
普段私は読書を全くしないのですが、母がこれを読めとオススメしてきました。なんとなく寝れなかったので、暇つぶしに読むことに。
大体読破するのに、1時間半程度かかりました。
本を読むのが遅い私でも、休憩なしでサクッと読み終えることができました。
普段わたしみたいな読書しない方にもすぐ読み終えられると思います。
読んでみて、自分の人生に活力が湧く1冊だと感じました。
渡辺和子さんが教えてくれた、キーワードを元に現在漠然と不安を感じている将来への不安・就活がちょっと頑張ってみようかなとパワーを貰えた気がしました。
随所、随所にあるキーワードの言葉のように倣って生きていけるように頑張ろうと思える1冊でした。
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今いる場所が嫌で嫌でしょうがなくてそんな自分を変えたい私なので、タイトルからもうすごくモヤっとする…
そんな先入観があるから、あまり素直には読めなかった。
神は乗り越えられない試練は与えないという言葉は本当に嫌い。愛する人を喪ったときにこの言葉を恨んだ人は多いと思う。
でもこの著者が言いたいことは、嫌な処遇を我慢しろとか受け入れろということではなく、本当にどうにもならない苦しみの中にあっても、考え方を変えて前向きに生きよということなのかと思った。
心に留めておきたい言葉もいくつか。
苦しい峠でも必ず、下り坂になる
他人まかせでは幸せは得られない。自分が光となって世の中を照らそう
自分がしてほしいことを人に与えなさい
子どもは親の言う通りにはならないがする通りになる
されてうれしいことを相手にする。与える側になる
あいさつは「あなたが大切」と伝える最良の手段。おかげさまで生きている
98%の信頼、2%は間違ったときの許し
教えが気持ちの問題として漠然としていて具体的にどうするのかよくわからない話もあった。出会いを育てるってどうすれば…
家族に対して望むように与える側になると搾取されてるという不満が溜まったら教育にならないと思ったりするんだけど。著者は独身だったんだろうか、夫や子といった、隣人を超える付き合いの長い相手への話がなかった。
父親が2.26事件で殺されたとかマザーテレサの通訳をしたとかびっくりエピソードもあった。
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一つ一つが丁寧で心を温まる作品だと思います。
『働くことはすばらしい。しかし、仕事の奴隷になってはいけない』
はっとさせられました。心にゆとりがないと自分も他人もいたわれないと。
働いている自分だけを考え、周りが見えていないのではないか?
『委ねるということは、人に感謝するとともに、自分自身に責任を持つと言う事』委ねるということは相手を信頼しなければならない。しかし、『信頼は98%。あとの2%は相手が間違ったときの許しのために取っておく』この世に完璧な人などいないってこと。もちろん自分も完璧ではない、だから2%が必要でなんだと納得した。
本当に心温まる内容で何度も読みたくなる作品だと思います。歳を重ねれば重ねるほどしっくりくる作品です。
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年の始めにいつも読んでいます。
著者の渡辺和子さんは、ノートルダム清心学園の理事長を務められた方。
30代半ばで思いがけず学長に任命されました。
いまだかつて経験の無い学校運営に悪戦苦闘の日々の中、気がつけばなぜか孤立した状態に。
その時、1人の宣教師の方がある一つの詩を手渡してくれたそうです。
目に飛び込んできた言葉は、Bloom where god has planted you。
「置かれた場所で咲きなさい」
周りの理解が無いので全てが上手くいかず不幸なのだと思っていた渡辺さんは、まず自分から周りを理解することから始めました。
すると次第に状況が良くなっていき、自分は幸せなのだと思えるようになっていったそうです。
置かれた場所とは花が咲くよう努力する場所であり、決して不毛の地ではなかったのです。
私の本棚の一番手に取りやすい場所が定位置であるこの本は、今が好調でも不調でも気持ちのもっていき方を考えさせてくれます。
少し前に渡辺さんは天に召されましたが、お言葉はこれからもずっと大切にしていきたいと思っています。
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キリスト教の要素が入っている本書。
しかし「愛の宗教」と呼ばれるキリスト教の聖書に書いてある、どの時代も変化しない不変の考え方がたくさん書いてある。大人であれ、学生であれ、読んでおいて損はない。
宗教関係のため全てを共感しなくていいが、一番作者が伝えたいことは宗教関係なく理解と納得ができるものだ。