紙の本
置かれた場所で咲きたく無い!
2020/08/27 22:10
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投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本に出会った時に、置かれた場所で咲きたく無いと思っていた時でした。この本を手に取るか、迷ったけど、その時、手にしませんでした。
その時置かれた場所を自分が去りたいタイミングと違う形で去りました。
色々な想いがあり、数年後の今、読みました。
キリスト教の学校に通った事もあり、著者の大学の教授の方に、昨年、教えいただいた事もあり、読んで、いくつかの表現が、人間を職業で、他のことで、差別化された表現に感じるところもありました。
そこが逆に、シスターといえども、1人の人間と思わせるところでした。
置かれた場所で咲いて、自分の意志で、自分の去りたいタイミングで去る事が、あの時、読んでいたらできたかもしれないと思いました。
今回、図書館で借りたのですが、前に借りた方が、鉛筆で線を何箇所も引いていて、この本を読んで、この様な事をなさる方がいる、少なくとも、本の内容も届いていないと思いました。
図書館の方も返却された時に、確認義務を怠っている。
この本の影響は、与えられていない、届いていない事も残念でした。
電子書籍
ベストセラー
2019/09/22 17:03
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投稿者:まち - この投稿者のレビュー一覧を見る
国民的ベストセラーというのが分かるような、日本人が好きそうなありがたいお話。
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いわずと知れた大ベスト・セラー。著者はカトリックのシスターにして、9歳のときに教科書に登場するあの2・26事件に遭遇し、眼の前で父親を殺害された経験をもつ。さて、肝腎の内容であるが、わたしは本書は人生訓でも自己啓発書でもなくて、まぎれもなく宗教書であると思う。たとえば、随所に聖書からの引用があり、「神」にかんする言及がみられる。しかし、悲しいかな、神なんて実在しないのである。無辜の市民がテロ組織によって無惨に殺されるいっぽうで、誰の目からみても極悪人、という人が、うまく法の網をかいくぐり、のうのうと暮らしていたりする。こういう現実を鑑みれば、神について言及することがいかに虚しいかがわかるであろう。当然、本書についてもおなじことがいえるのであり、ハッキリいってなぜココまで受け容れられたのか、まったくもって不明である。むろん、内容が宗教的であるからといって、教訓のすべてが無宗教者に活かせないとは思わないし、むしろわれわれ広く一般に通ずるような箴言も多くみられた。しかし、だからといってわざわざ本書を読む必要があろうか。「教育勅語」には部分的に正しい面も多く、学校教育で用いることについても否定しないと政府が見解を出して昨今話題になったが、これは聖書の教えについてもいえること。しかし、その政府見解が大きな批判を浴びたように、宗教系の学校ならともかく、ヘンに「味つけ」された文章から普遍的な教訓を受け取る必要はどこにもない。こんな宗教書すらもありがたってしまう日本人の余裕のなさには、心が休まるどころか、むしろひたすら心配を募らせてしまう。
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人からプレゼントされた本。
シスターである渡辺和子さんが、キリスト教の教えを基にしたエッセイ。
シスターという立場であるけれども、時に腹が立ったり、傲慢な部分があったりと、一般の人と同じ感情を感じたことも書かれているため、身近に感じやすい。
表題の言葉のように、文句を言うよりも、今いる場所で穏やかに綺麗に咲けるように考え方を変えること。
努力を忘れないこと。
など、心に余裕がない人へ向けた、教えが、章ごとに、その言葉ごとに書かれている。
個人的には、人を100パーセント信用せず、98パーセント信用しなさい。が、とても心に残った。
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テレビなどで話題になってから数年が経ちますが、やっと通読できまた。心に残る言葉もありますが、咀嚼するには、時間を開けて、二度、三度と読む必要がありそうです。
今回、電子書籍で購入しましたが、こういう本は、紙の方が良かったかもしれません。ちょっと後悔しています。
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今まで読んできた自己啓発本と同じことが書かれている。そういうと、つまらない本かと思うが、作者が苦しみ抜いて、壁にぶつかって、それで出した結論である。
結局のところ、自分から動き、苦しい状況を変えなければ世界は変わらない。どの宗教でも同じ教えに行きつくのは、根本がそれだからだろう。
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境遇は選べないが生き方は選べる
ひまな時間も必要→日の当たる間
自分がされて嬉しいことを人にしなさい
名誉名声を求めない
大変だからこそもうちょっと頑張ってみる
いのちが大切という言葉よりもあなたが大切という言葉
神は決してあなたの力に余る試練を与えない
大事なものは表に出ない、だからこそ感謝の気持ちを
1人1人は人格なのだから、自ら判断し選択決断すること
人のために進んで何かをする
相手を活かす温もりのある言葉を使える自分で
あなたが変わらなければどこへ行っても何をしても一緒
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2018/02/13
わたし自己啓発本を斜に構えて読んでしまうのですが、素直モードで大切にしたいなと思えた言葉を覚書しておきます。
・どんなところに置かれても花を咲かせるこころを持ち続けよう
・いい出会いをするためには、自分が苦労して出会いを育てなければならない。
・不機嫌は立派な環境破壊(これが一番効いた)
・“あなたが大切だ”と誰かに言ってもらえるだけで、生きてゆける。
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「置かれた場所で咲く」とは、なんと難しいことを仰るのだろう。
「ここではないどこか」なら、もっと上手くいくかも、もっと楽しいかも、と折に触れて思わずにはいられないのに。
「置かれた場所で咲く」には、相当の覚悟と忍耐が必要だ。忍耐についても、耐えられないことを耐えるから、忍耐というのだ、というお話もあった。
最近の風潮として、楽しいことをやるのが良い、つらかったら逃げてもいい、と、言い過ぎているのかもしれない。もちろん、自分を守るために逃げることは大切だと思うけど、「逃げ」が簡単に手に入りすぎるから、「ここではないどこか」なんて有りもしない場所を夢想するのかもしれない。
時には自分を殺すことで、それがかみさまに届いて、いつか花咲くとしたら、それはなんと救いとなるだろう。そう考えるだけで、嫌な顔をされても、親切が届かなくても、意味がないなんて思わなくてよくなるだろう。
これは、なんと厳しく、なんと温かい本だろう。
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時間の使い方は、そのままいのちの使い方になる。
大切なのは「人のために進んで何かをする」こと。
きれいさはお金で買えるが、心の美しさは買えない。
9歳のとき、二・二六事件で父、渡辺錠太郎を、目の前で暗殺される。
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新卒入社2年目、自分がやりたい仕事じゃないのにな、って思いながらやっているとき
他部署のマネージャーからいただいた言葉と同じだったので手に取りました。
与えられた仕事、部署、役職で成果を出す。
まずはそこが重要であるということ。焦らないこと。
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許しを与えるために2%の余白をもつこと。
つまりは100%信じるなということだが、98%信じることもなかなか難しいんだよなと思った。
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神は力に余る試練を与えない
求めなさい、そうすれば炭酸水与えられる
理論的な本にはまっていながら、矛盾した感じはあるがこのような見えない力についても興味があるのも事実。理屈、理論、道理にかなうようにするのも結果が出るから面白い、でも目に見えない力というのも大切だと思う。どっちもの良いところを大切にしていきたい。
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心に留めておきたい言葉が山のように綴られており、本が付箋だらけになりました。
特に私の印象に残り、留めておきたいなと思った言葉は、
「置かれた場に不平不満を持ち、他人の出方で幸せになったり不幸せになったりしては、私は環境の奴隷でしかない。人間と生まれたからには、どんなところに置かれても、そこで環境の主人となり自分の花を咲かせよう」
「自分が期待したほほえみがもらえなかった時、不愉快になってはいけない。むしろ、あなたの方から相手にほほえみかけなさい。ほほえむことのできない相手こそ、あなたからのそれを、本当に必要としている人なのだから」
「堪忍のなる堪忍は誰もする。ならぬ堪忍、するが堪忍」
です。
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何度も読み返したい本。
相手を生かすぬくもりのある言葉を使える自分でありたい。言葉ほど恐ろしいものはない。使い方を間違えれば凶器にもなる。言葉を無機質なものにしてはいけない。