紙の本
歩き続けて書き続けた日記
2019/10/20 23:28
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投稿者:むら - この投稿者のレビュー一覧を見る
同著者の『家をせおって歩く かんぜん版』(たくさんのふしぎ傑作集)が面白かったのでこちらも読んでみました。
家をせおって歩く(移住を生活する)という1年にわたる制作期間の、ほぼテキスト形式の日記です。今の時代写真や動画を残すことはいくらでもできる中で、これだけの分量の日記を書いて、敢えて言語化しつづけています。
3段組で延々とつづられており、わかったり、わからなかったり、読み流したりもしましたが、いろいろな本の話題が出てきて興味を惹かれたり、また、『家をせおって歩く』よりも、いろいろな流れの中で形式やスタンスが定まっていくのを読めるのが面白かったです。(なんで福音館から本が出たんだろう?と思ったら、これを読む限りでは偶然遭遇したみたいですね)
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最初のところを少ししか読んでない。全くわけがわからなくて、読み進もうとも思わないので、このまま返却する。
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タイトル通り、家を背負って北上、 南下。
〝旅〟じゃない。移動しながら暮らしている遊牧民の様な状態。
別に〝日本一周〟が目的では無い。
別に〝歩いて〟が目的でも無い。
時々しばらく滞在したりするし、電車にも車にも乗る。
年末年始は実家にも帰る。 そのフラットな感じが面白い。
道程での思索が面白かった。
いろんなコト考えるなぁ。
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これを読んでいると、公共政策と暮らしの断絶を思わされる。そして同時に、自分はどれくらい政策やなんかを自分に寄せて考えてみることができているのかな、ということも。
本書はタイトルの通り、著者の村上さんが家を背負って歩いた約1年間の日記。
我が家は福音館版(かんぜんばん)を親子でときどき読んでいるのだけど、間取り図が面白いなとずっと思っていた。でも、これを読んだら初めから描いていたわけではなかったということがわかって、それもなんだか面白いなと思った。
これを読めば読むほど、私たちはもっと、少なくとも物理的には、身軽に生きられるんでないかと思う。そして、身軽になることでもう少し他者にも寛容になれるんでないか、とも思う。
他人が考えたり感じたりした記録を読むのって、疲れるけどとても楽しい。これまでずっと、軽く読めるものばかり読んできていたけど、頭を使わないと読めないものを、もっと体力があるうちにガツガツ読むべきだったなと今更ながら思う。0よりはマシと思うことにして、少しでも読むようにしていきたい。
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