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おんもろおおおおおおおおお。
ひたすらに怒涛。
確かに序盤はカタカナやなアルファベットやらで小難しく見える。
しかし読み進めるにつれ、そこまで細部に目を向けなくてもいいことに気づく。
この作品の魅力は多くのものに開かれているのである.
そこからはもうとんでもない疾走感だった。
特に最後の120ページほどは。
月村了衛はエンタメを描くのがバカ上手いと聞いていたが、これはすごい。
ドンパチ描くの上手すぎでしょ笑
久しぶりに身体感覚が消える没頭感を読書で得られた。
新世界より、以来。
また生きる楽しみが一つできました。
月村了衛さんありがとう。
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機龍警察シリーズ1を読んだ。
最新刊を先に読んできたので、機甲兵装について前提知識があったので、読みやすかった。
表紙か挿絵に機甲兵装や機龍兵のイラストがあると、イメージしやすい。
コミック版があるらしいから、いつか、読んでみたい。
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いわゆるSF裏警察モノ。たまにはこういう真面目に考えなくても良い小説が必要。ごく近未来の日本でロボット技術の高度化によって犯罪者がロボットスーツを悪用して凶悪犯罪を行うようになっている。これに対抗するための機甲警察が組織され、その中でも特権的な特殊傭兵チームがある。この特殊技術を奪おうとする犯罪者集団と対峙し、警察内での抗争にも巻き込まれる傭兵チーム、と、よくある話だが、キャラクターの豊かな個性と、小説中に散りばめられた伏線とその回収がとても良くできていて、純粋に楽しめる。シリーズもので、次の一冊が楽しみ。
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初めて見る固有名詞の羅列にフラストレーションが溜まったが、ライザと緑の関係性と今後の展開に期待を込めて☆3
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近未来の日本警察を舞台にしたパワードスーツ物。
設定的にはラノベだけど、一般小説作者による地に足ついた作品で面白かった。
雑な展開が無いからこそ安直にパワードスーツの戦闘をさせないので、戦闘シーンが少なくなってるのはちょっと物足りないかな、
海外ドラマで言えば1〜3話くらいで、まだ序章という感じ。
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漫画っぽい。まさに、パトレイバー。(+エヴァ)
特捜部を持ち上げるためにか、その他警察を貶め過ぎている所があまり好きではない。
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ド派手なロボットアクションと有人兵器が存在する警察内部の混乱! 近未来SF警察小説 #機龍警察
現実には存在しないロボット有人兵器がある世界。我が国日本においても有人兵器が入り込んでいた。ある日テロ組織によって三体の兵器が使われ、警察も有人兵器の龍機兵で対抗する。しかし警察組織内では、有人兵器や傭兵たちの扱いが問われており…
近未来SF警察小説ですね、いやーよくできてます。
ガンダムのような兵器が現実になると、いったい世の中や警察はどうなるのか、小説ながらもリアルに描けている傑作です。ただミステリー要素は少なく、警察組織とテロ組織の戦い+内部のゴダゴタ劇がメイン。
本作はなによりガチンコに有人兵器が描かれており、ワクワクがとまりませんね。テロ組織とのアクションがすさまじく、盛り上げ方もお上手。エンターテイメント性がとても素晴らしい作品でした。
そして登場人物のクセ強いっ そして仲が悪すぎ!
正義感というよりプライドの争いですね、いやぁ醜い争いが下品でイイ!
しかしながら、ひとりひとり心の底にある信条がヒシヒシと伝わってきて魅力的なんですよね。
残念なのはミステリー要素が少ない点と切れ味が今一つな点。
十分強みがある小説なので我儘かもしれませんが、個人的にはロボ兵器と警察内部の争いだけでは物足らなかった。ただ、テロとの戦や警察組織の話は続くんだろうなという感じで終わったので、次回作にも期待しちゃいます!
そして本作はやっぱりアニメ、映画で是非見たいですね~
ロボットアクション、SFが好きな皆さんには是非おすすめしたい作品でした。
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緒方さんのtweetから
気になった作品。
読んでみて大正解。
とても面白かったです。
各作品でも面白くシリーズでも面白いって
解説されていて「新宿鮫」と「百鬼夜行」に並んで語られていました。
こういう風に語られるとこのシリーズも追いかけたくなりますし
数年読むことが止まっていたこれらの両シリーズも読み返したくなります。
警察と巨大ロボ
同じキィワードなら他にも作品はあるけど
同じ作品はありません。
こんな事件が起きる未来
テロが起こる未来
テロ事件なんて起きて欲しくないけど
起きないという保証はどこにもない近未来。
今ある時間から
少しだけ想像して、
ありえないかもと思えないところが少しだけ怖くなって
読んでいて、これだけ気持ちが動くことが
とても楽しくなります。
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月村さんの作品は割と好きで読みましたが機龍警察のシリーズは未読でした。毎年愛読している「このミス」にこのシリーズが何度もランクインしていて、ずーっと気になってはいました。読むなら最初からとこの完全版を読むことに。
ロボットものが好きな人は痺れるだろうなと。映像化に向いているかも。私は人間模様を読みたいので3人の機龍兵の方や、関わる人達の個性を楽しみました。
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オーディブルで。
最初は、人がたくさん亡くなるので読むのをやめようかと思ったが、個性的な登場人物やスリリングな展開、
かっこいいアクションの戦闘シーンがあり
一気に聴いてしまった。今後のシリーズが楽しみだ。
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月村作品は、エンジュや土漠の花から入った
ので、デビュー作の本作は、読んでいても、
すんなり受け入れられた
ラストシーンは、映画を観ているような感覚
で読み応え充分だった
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近未来の警察小説という初めて読むジャンル。文字だと自分の想像力では、機甲兵装がどんなものなのかイメージが難しいけど、エンターテイメントとして結構面白くあっという間に読み終えた。映画化したら是非みてみたいけど、日本の映画会社じゃあ駄作で終わりそう…。
「土漠の花」が凄く良かったけど、この機龍警察はシリーズものの小説ということで、続けて読んでみよう。
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Audibleで聴了。
やだもう、最高か…
ちょーたのしかった。
結局こういうロボット市街ドンパチが好きなんだよ…寄せ集めが活躍する話が好きなんだよ…久々にオタの血が騒いだわー。
脳内でキャラデザ恩田尚之で読んでました…
舞台も近場なもんで耳読書最高でした…シリーズどんどんいくぜ。
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機龍警察シリーズ第1作。
月村了衛先生初読。
凄い熱量の作品だった。
警視庁に設立された特捜部には機甲兵装という近接戦に備えた戦闘型兵器があり、その中の新型機である龍機兵を操るためにテロリストや傭兵などがいる。また、この特捜部は警察内部からも目の敵にされており、孤立している。
立てこもり事件が発生してからの怒涛の展開は凄かったし、この作品だけでは描き切れないような巨大な闇に立ち向かうのも面白い。
傭兵たちの過去も描かれておりシリーズを通して明らかにされていくと思うので楽しみ!
早く続編も読みたい!
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戦闘用ロボットが存在する近未来、それを取り巻く世界観。市街地でのドンパチ含めて、ありえない日常が「あり得そう」と感じさせるその熱量が素晴らしい。
傭兵が日本の警察にいる、というのが最も大きな嘘、という解説がなるほど、それ以外がすべて「日本的なる」描写で固められ、そこを破ろうとするはぐれものたちの物語として大変面白い。