紙の本
ハラハラ
2023/09/24 21:12
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投稿者:ねこにゃんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
すました顔をして日常生活を送っている大人たちと、闇市の存在。こんな大人になりたくない、というレゴシの、肉食動物としての葛藤。読み応えがありました。
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『BEASTARS』3巻の、レゴシのこの言葉「大人になるってそういうことなのかよ…ッ!!」が、青臭いのは青臭いんだけど、完全に大人な年齢の自分にも響くんだよな…大人と言う言葉でしかこの年のレゴシには表現しようがなかっただけで、こう言う気持ちは年関係なく諦めきれずに持っていたりするもんだ…
無論の事、作者のミスリードも含まれているのだが、レゴシがテムを殺したのではないとは思うが、彼が自分の本能を自覚してないからこそ、無意識で殺した可能性もある。だから3巻で頑なにビルを否定したのも、裏返せば自分の本能を肯定する事になるからかもしれん、と言う読み方も出来るミステリ…
レゴシの、俺はそっち側へは行かないんだ!!と言い切ってしまえるピュアさ、そんなのは偽善だと言うモノもいるだろうけど、しょうがないんだ、と諦め手放してしまう必要はない。世界がどんなに残酷だとしても、それに「慣れない」気持ちを持ち続けようとする事は無駄じゃないと思うんだ…
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肉食獣が草食獣を食うことが禁忌とされる世界。しかし肉食獣たちの本能を満たすため、密かに肉を食える区画が存在する。通称は“裏市”。そこの売り手は肉食獣に留まらず、食われる側の、草食獣たち自身の場合もある―その場所へ主人公たちが迷い込んでしまう様が描かれ、物語がひとつの核心に近づいているのかもと思う。
自らの指を売る老人の迫力は圧巻。凄惨なシーンも続くけれど、衝動と恋心を見分けられないレゴシの姿は、思春期にある少年の姿そのものだ。サスペンスに、青春に、風刺に、様々な要素があるが、すべてを必然性をもって描いている説得力を感じる。
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情報量が多いな。書きたいことたくさんあるけど、本筋に関係ないところで、小休止的なメンドリのエピソードがいい具合に世界観がわかる上に、面白い。これもこの世界観故ですね。それにパンダも筋肉がステキ。パンダ、緩くないし。なんか、しろくまカフェと比べちゃうと、いやあっちはリアルな動物(?)だけど。こちらの世界観だと、肉食獣の扱いがかなり弾圧的だしね。
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ビルやパンダ先生の正論に頷きつつ、レゴシやアオバの感情に寄り添いたい。思春期のあやふやな感情を定型に押し込める危うさ。
にしてもビル危ないしパンダwwwwwwwwwwww
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擬人化された動物たちの話ではあるけれど、
人間界にはない「食う・食われる」という
関係があるせいで、物語に緊張感が生まれますね。
かわいい後輩オオカミ女子も登場して、
レゴシくんの恋はますます前途多難そうです。
しかしパンダ…イメージとのギャップがすごい(^^;。
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「しっかり立ちたい 爪が生えたこの足で この世界で」
レゴシの恋愛で少しのほほんとしていた所にまさかの展開。動物の本能には抗えないのか、、。
ブラックな青春物語だな。
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レゴシ…レゴシが可愛い…それしか言えない………。巻末のおまけページで「ジャック!!!?!?!まじかよお前っ!!!!!!!」って思いました。
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ぐえー面白さがわからない……。ストーリーが弱い、ゆえにキャラの掘り下げもいまいち。絵もキャラ描写も丁寧なのはいいんだけど、もう一つ先に踏み込んだ何かがほしい。
も少し読めばいろいろキャラのこと分かってくるのかな? うーん。やっぱ話で引っ張ってほしいな。
唯一気になった「ビースターズ」の設定にまさかの全く触れないで進行、なんだこれはと正直思った。
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ははは!
なんか突然登場したメンドリのレゴム~
好きだわ~
それは置いといて…
大変よ~レゴシたちったら裏市に迷い込んじゃったじゃないの~
禁止されている肉食しちゃうの…!?
アオバ~!!
泣く~!
パンダ~
こわい~!
4巻へ続く!
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ハル、レゴム、レゴシの話読んでて、「皆『芯』があるよなぁ」って思う。
他人から「〇〇」と言われた事に対して「いや、自分は◾️◾️だ」っていう譲れないものを持ってて、本当にそれを相手に伝えた方が良い時に伝えられる度胸(?)がある。
「めんどくさいわー」と思って「うん、〇〇だよねー(ホントは◾️◾️だけど)」ってその場で合わせてると、後々自分が「めんどくさい奴」になるんだろうなぁーってしみじみ思うわ。。
この他に面白いなって思うのは、「動物ならではの悩み事」が見える事。
人間の現実社会じゃ、肌の色と言葉が違うだけで身体的なものは同じ種族。身体的に「食う食われる」っていう事は滅多にないように思うけれど、このマンガの世界の生き物の間ではそれが存在する。
肉食である側、そうでない側。
平和に過ごしている間はいいけれど、「肉食が草食を襲う事件」が起きると不穏な空気が流れる。
そんな種族間でどう折り合いをつけて過ごすのかが問題であり、読んでる側としては「これからこのマンガの中の世界のどんな部分が明るみになり(草食の肉が売られる闇市とか)、登場キャラクター達はどう過ごすんだろうか」とその先が気になって仕方がない。
「ハルを食べたくてたまらない本当の自分、でも好きな友達を食べたくない。どうすればいい?」と悩むレゴシがどういう答えを出して行動するのか、次の巻が非常に気になります。
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肉食と草食が共存する社会。表向きの平安を保つために、肉食用の裏市が存在するなんて。それを受け入れられないレゴシだけど、その潔癖さを失ってほしくない。
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恋愛の怨恨 虐め甲斐がある雌兎 自分の無精卵を飲食店に売るアルバイト 落ち着きがある_あの澄まし顔の理由は というより仮面を被り直したんだろ これが肉食の本能に従った奴らの末路だ パンダという動物は1つ大きな異質を抱えている それも患者の常套句だね 狩猟本能が変形した恋愛感情だ ズタズタになるまで食ってやりたい本能のカモフラージュだよ 幼児性と少しのオバサン感 子供っぽい誠実さ
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裏市怖い…。生の指一本の値段とかゾッとする。闇市場みたいなところなのか。
そしてルイ先輩とハルの関係も衝撃的だったな。
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学校があって
部活部活があって良くあるシチュエーションな気がするのに
普通の男性と女性のラブコメで終わらない
食べる食べないが絡むから
すごく緊張感があります。
ちょっと強いお医者さんが
出てきてくれて
それがより際立った気がします。
こじらせるって動物でなくてもあるのだけど
肉食の本能との対話