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学習の遅い子どもたちを、ワーキングメモリの支援を行うことで学びに導くための本です。小学生向けの支援が中心でしたが、特に国語の支援については参考になります。私は英語を教えてますが、英語のできない中高生の反応と、ワーキングメモリがオーバーフローしている小学生の国語に対する反応は、とても似かよっています。
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ワーキングメモリに関わる支援を考える上での決定版と言ってもよい本。広島大学の研究グループがネット上に公開している「HUCRoW」というアセスメントツールを基に様々な支援がまとめられています。
国語の支援では「使」という漢字を「にんべんのナロメーが使者」と覚えさせるというようなことをイラストを交えながら丁寧に説明してくれています。他にも算数障害や英語についても…。とても良い本でした。
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子供たちの持つ「ワーキングメモリ」というのが具体的に見えるわけではないため、何を拠り所に判断して指導してよいのか分からない。そのため科学的のようでいて、オカルト信仰や精神論と変わらないのではないか。
もしくは、相当子供たちと向き合った一部の教師だけが、理解できるシロモノなのかもしれない。