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タイトルからは、
文章全く書けない娘が、ちょっとした明解な説明でグイグイ文章が上手になる?
というイメージで手に取ったが、
イメージと違い、割と固いお勉強モードの内容。
難しい内容を、ストレートに(結果、あまり難易度が下がらず)伝えている気がする。
若い女の子と不思議なオジサンキャラとの対話形式で進むのだけれども、基本的にはオジサンの授業を、意外と真面目にしかも吸収、理解の良い娘が寄り添うような雰囲気。(読む側も勘所が良くないと)
読んでいるおじさんとしては、普段、気にしていないような文法の違いなど、ふむふむと思うこともたくさん。
しかし、タイトルのような「マジ~だけど」の娘だと、2,3ページで放り出すのでは?
カルチャースクールに来る中年等に響く内容なのではないだろうか。
個人的には、「は」と「が」の未知内容、既知内容の関係の違いが面白かった。
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タイトルとは裏腹に、とても内容の濃い本だった。
文章を書かないといけない機会というのは多いけど、どうやって書くか、
ということを勉強する機会はあまり多くないので、とても参考になる。
「は」と「が」の違いは、今までよりも理解できるようになった。
また何かの文章を書くときには、参考にしたい。
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エントリーシートの書き方という流れではあるものの、文章の書き方、構成、助詞の使い方など為になる内容。
子供が作文の宿題をするのに役立つかと購入してみたものの、手にとってくれず……。
何となく感覚で使い分けていた助詞に明確な規則性があると知ったし、自分の文章を見直すきっかけになりました。
時折読み返そう。
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文章の書き方について、いくつか分かりやすくポイントが記されていた。
読み進めるにつれて、自分で文章を書いてみたくなる。
過去形の文から始めて、進行形の文を続けることで、文章に動きが出てくる。
行動、状況、変化を混ぜることで理解しやすい文章になる。なぜなら、そうすることで感情が伝わってくるからだ。
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就活生でなくても文章を書く機会は案外多く、組み立てや気をつけるべき点が整理されていて為になった。師匠と弟子の会話形式はなかなかおもしろい!
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"文章を書くことをわかりやすく解説した本。仕事のメール、報告書や就職活動時のエントリーシートの書き方の指南書にもなっている。
ここに記載の一つ一つを守れれば、文章作成に自信がつくはず。"
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ああ、新聞記者の文章だなあ、という文章講座。
主語を極力排し、接続語を使わない、という。こんな文章を書くようになってはいけません。
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2/11読了
積読になっていた本。就活の時に出会っていればなぁと思う。今でも目標管理シートに活かせる箇所があるので、書く前にはチラっと見ようと思う
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最初からパラパラと内容を見ていくと改めて日本語は簡単な言語のようで簡単ではないなと感じてしまう。
言語における優劣などないはずなのにどうして日本語という言語を追求するよりも英語のような外国語にあこがれを感じてしまうのだろうか。
おそらく英語信奉者においてもこの本を理解できる人はそう多くはないのではないかと感じてしまう。
このような本がある限り日本語という言語は廃れることはないのだろうが、日本人としてはこの本に書かれていることは最低限でも理解していくことが必要なのだろう。
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前半はずっと文法の話しで、文章を書ける話しにどう繋がるか心配だったけど、後半はどう文章を書くのかの話になり安心した。キーはwhyに注目すること。まずは書くこと。書くから書きたいことが見つかる。
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朝日新聞で校閲記者を経験し、文章作りに精通する著者が大学生の浅嶋すずと謎のおじさんのふたりが就職活動のエントリーシートを書く設定で文章の書き方の極意を書いた一冊。
すずと謎のおじさんとのストーリーを通じてすずの成長とともに自分の文章スキルも上がっていることも読みながら実感できました。
文と文章の違いや句読点の打ち方などの文書作成のテクニックや格助詞、係助詞、副詞の役割など一文字違うだけで大きく文章の印象の変わることを読んでいて何度も実感しました。
また主語が誰になるかや過去形や現在形の使い方次第で文章がスッキリとする技術も学べました。
行動、状況、変化ということを意識するだけで文章に躍動感が出ることも感じました。
SNSが生活に浸透することによって状況を主に書くようになってしまったなかで、本書を通して文章は人間の思考の組み立てであることを改めて感じました。
本書で学んだ文章のスキルは生きていく上で欠かせないものであると感じた一冊でした。
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ターゲットはこれからESを書く大学生のようだが、オジさん世代にも十分通じるものがある。
話し言葉と書き言葉は違うんだということ、分と文章の考え方と役割、本当に伝えたいことをどう表現するか、長いこと社会人やってても疎かになりがちなこれらのことを、やさしく解説してくれる。
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本書は、朝日新聞のベテラン校閲記者が教える、新感覚の文章講座。 文章の基礎から、物事を客観的に捉えてストーリーを練りあげる 超実践的な文章術まで学べる一冊です。 (e-honより)
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朝日新聞ベテラン校閲記者による、文章改善の指南書。
この本の前提は、まず自分が文章を生み出していること。その文章に対して、文学や構文、文法の観点から分析し改善することを目的としていた。
本はサイズ自体が小さく、会話形式で進む展開に、時折くる演習によりかなり文章量が少なかったので読む分にはすぐ終わる。
演習は日常の文章を対象にしていたので、実戦形式か?は疑問だった。一番最初にESの話を挙げてたので、ESの話があってもよかった。前提に、例題で扱っていた文章に違和感が抜けなかった。なんでこの文章?ってのがほとんどだった、そのどれもが頭でふと思う感情レベルの内容。
書いてある内容は、的を射てる。文章をコンパクトに、わかりやすく書く指摘がいくつもあった
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文章を書いていると「なんだかこの文は読みにくいな」とか「この文では伝わらないかも」と思うときがあります。
「なんでそう思うのか?」と自分の文章を読み返してみると,「同じ単語を何回も使っている」「一文が長すぎる」などの問題点が見つかります。それ以外にもあるのかもしれませんが,感覚的にしかわからないときもあります。「続けていけば自然と上手い文章を書けるようになるだろう」なんて少し楽観的な気持ちもあります。基本はそこそこに実践から学ぶスタンスです。
それでも確かに上手な文章を書けるようになるのかもしれません。でも,基本という足場がないので,躓いたときにどうやって立ち直ればいいのか分からなくなる恐れもあります。スランプから脱しようと無理にもがいた結果,変なクセがついてますます悪化するといった感じです。
思い返してみると「繰り返しは避ける」「一文は短く」という基礎は高校時代に習っていました。問題点に気づけたのは,その時のおかげなのかもしれません。ということは,基本を押さえておくことで文を改善しやすくなり,より良い文章を書けるようになるはず。基本をしっかり押さえてから実践するスタンスです。
文と文章の基本を簡潔かつ丁寧に教えてくれる本書は執筆の土台を形成してくれます。文と文章の違いから文章の書き方まで,あるいは,文を書き始めることから文章を書き終えるまで,つまり文章のイロハ
をイラスト付きで解説してくれます。普段は感覚でしか受け取れなかったことをしっかり説明してくれます。伝える文章を書く上での必読文献といっても過言ではないかもしれません。
小論文を書かなければならない中高生,レポートが増えてくる大学生,報告書が必須の社会人など,文章を書く機会は多いけれど文章についてそこまで学んだことのない人全員に是非とも読んで欲しい一冊でした。
これからは本書を片手に執筆活動を続けていこうと思います。