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随所にちりばめられた介護あるある。小学生が「老い」や「共生」について段階的に学ぶ様子が、自然に描かれています。読み終えて思わず、鼻の奥がつーんとする感じを覚えました。まはら先生の表現力に脱帽。
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小4の娘に薦められて読んでみた。
認知症の始まった元警察官のおじいちゃんを、ショートの老人ホームに、連れて行くところから始まる物語。
素直な小学生「たすく」と「一平」が、夏休みの宿題として、先生からその老人ホームでのことをレポートさせられることになる。
イヤイヤながらも、心優しいたすくは周りの老人たちの中にも楽しく溶け込んでいく。
人との触れ合いは、人への思いやりから始まることをやわらかく伝える作品。
読んでてホッコリした。
オチは、、、
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祖父のデイサービス通いに付き添い、その内容を自由研究としてリポートすることになった佑。
認知症が出て来た頑固な祖父、海外からの研修生、様々なお年寄り。老いるとはどういうことかに向き合い、知ろうとすることを小学生の目を通して描かれる。
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祖父の通うデイサービスの様子をレポートにまとめる、という宿題を課された主人公が、祖父や介護施設のお年寄りと関係を築いてゆく様子が、軽快なテンポでつづられています。介護をテーマにしていますが、児童書らしく、明るくまとめられています。高齢の方との接点が希薄なお子さんも多いかと思いますので、介護や高齢者への理解を深めるきっかけのひとつとして、良いかもしれません。
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自由研究で祖父のデイサービスについて行った佑。そこで高齢者のこと、介護のこと、認知症のこと、介護に従事している人たちのことを学ぶ。誰しもが老いて死んでいく。デイサービスで繰り広げられる高齢者と小学生との対比が鮮やかだ。そしてリニちゃんのキャラがまたいい。インドネシアの高齢者に対する考え方が素晴らしい。日本ももうちょっと優しくなれたらいいのにね。小中学生にぜひ読んでもらいたい本です。