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11歳の双子の女の子たちが愛らしくていじらしくて、もうどうしていいやらっ!
ちょっと「普通のママ」とは違うママの元で育つとこんなにもたくましくそして素直に育つのかと、うらやましくもあり。
11歳から12歳、いろんなことが分かったり、中途半端に分からなかったり、そんな毎日も
2人だから乗り越えていけたのだろうね。どんなときも2人一緒、という心強さ。
この愛すべき2人の成長の物語には、人が大人になるために必要な、とても大切なことが全部まるっと詰め込まれている。
「自由」に生きることの大変さ、「自分らしさ」の本当の意味、「大人の事情」という便利で面倒くさいこと、そんなひとつひとつに真正面から向き合う2人のこれからに寄り添っていきたい、ずっと。そう思った。
いやぁ、本当にステキな物語。これは、小学生、かつて小学生だったオトナ、そして小学生の子どもを持つ親、必読の一冊!
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小学生の頃に大好きだった『おちゃめなふたご』シリーズによく似たお話。
日本人なのにハッチとマーロウって呼び名がかわいい^^
双子ちゃんたちの会話がすごくかわいかったです。
大人から見たらどっちでもいいようなことで真剣に悩んだり話し合ったり。
そういう気持ちって忘れちゃいけないなーって思ってるから双子ちゃんたちの会話は読んでてとても楽しい気持ちになれました。
「大人」としてはダメなママなのかもしれないけど、そういう双子ちゃんたちと同じ目線で話をできるママは素敵だなって思いました^^
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双子。小学生。長野。東京。オムライス。
ハッチとマーロウ、双子の姉妹は突然大人になることを宣告され、宣告したママはダメ人間になった。
夏の頃の描写がすごく暑そうで好きだな。
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図書館で借りたもの。
「とつぜんでゴメンなんだけど、じつは今日でママは、大人を卒業します」
11歳で、家事もこなすことになった双子のハッチとマーロウ。
外国人かと思ったら、ハッチ(千晴)とマーロウ(鞠絵)ってニックネームだった。
『なんで大人を卒業するなんて言ったんだろう。深い意味があるのかな?』って読んでたけど…特に意味はなかった。
自由人なママ。いーなぁ。
赤毛のアン的な感じがあって、本家の赤毛のアンが読みたくなった!笑
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可愛い双子の女の子の物語。 ある日いきなりママから 大人になりなさい宣言をされ 戸惑いながらもそれぞれの大人を見つけようとする。 パパの行方や ママの再婚、双子の成長が盛りだくさん!
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「ママは大人を卒業します!」と突然の宣言。
11歳の誕生日に突然大人になることを余儀なくされたハッチとマーロウ。
お料理ってどうやって作るの?
お洋服、何を着ればいいの?
双子に個性って必要?
私たちのパパって、誰なの・・・・?
少しずつ目覚めるふたりの自我と葛藤。
おちゃめでかわいい双子の日常が愛おしく過ぎていく。
結末に知るママの思いと双子の小さな約束に心揺さぶられる。
かつて子供だった大人へ、これから大人になる子供達へ贈りたい、感動の物語誕生。
(アマゾンより引用)
そもそも、何でこのママはダメ人間になろうとしたのか?
そのへんがよく分からない…
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悪童日記を読んだあと、図らずも子供目線の小説が続いた。
こちらはとてもほのぼの。
最後に出てきたパパのお話が、あまりに唐突で意外な人物だったけど、そんな人だからママが好きになったのかも、と妙に納得。
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双子って憧れてた。ハッチとマーロウは楽しそう。日本人なのに呼び名が素敵でした。いろんなことが起こるけれど、深刻さがなく、ガールズパワーで乗り切っていた二人。子供ながらの発想もあるし。なかなかいい雰囲気の物語でした。ハッチとマーロウの違いがもっと出てたら面白かったかな。そして、小野寺さんの役割が微妙?
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11歳の双子の女の子の冒険物語という感じの小説。大人と子供、友達、女の子と男の子というテーマがちょっと散りばめられているけど、難しく考えずに楽しく読めた。
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双子ちゃんかわいいという設定の裏には、
子供の視点で、
子供の言葉で、
世の中のおかしな部分をバシバシ指摘する厳しさが。
エリーの登場や、
奈良くんとの絡みあたりは
なかなか考えさせられました。
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とっても可愛かった!
芥川獲った人がこういう童話みたいなお話書くととんでもなく優しく賢いお話になるなあ。
ハッチとマーロウとママはもちろん、登場人物の大人も子供も全員素敵だった。大人だって昔は子供だったし、大人になりきれてない大人のほうが世の中多いと思うからママみたいな人間のほうが信じられる。
外国の絵本のような世界観の中にもはっとする言葉がたくさんあった。またこういうお話書いてほしいなあ。これからも読み続けます。
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ある日、双子の姉妹ハッチとマーロウはママから告げられる。『今日から二人は子どもを卒業して大人になります』そして当のママは『大人を卒業してダメ人間になります』と。
ママの言葉や態度にいちいち翻弄されながら少しずつ階段を登りはじめる二人。
粛々とダメ人間を実践するママだが、日常的に子ども達や取り巻く知人達との会話には様々な含蓄が読み取れる。
小学校高学年から中学校くらいの世代はもちろん大人世代にも訴えかけるものがある。ちょっと切なくほっこりする物語。
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大晦日、双子のハッチとマーロウは11歳になった。ところが、ミステリー作家のママは、大人を卒業してだめ人間になると宣言される。そして、二人は子どもを卒業して大人になると言われる。えっ、と思う双子に関係なくママは何もしなくなる。それからの一年間をハッチとマーロウが交互に語る。
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日本の物語だけれど海外の児童文学みたいだと思いながら読みすすめた。
双子のママは 母親だからしっかりしようなんて価値観を持ち合わせていない。でも自由でフラットな感覚がある。自分は自分。固定観念には縛られない。そこが魅力。ハッチとマーロウはこれからもふたりでいろんなことを乗り越えながら大人になっていくんだろうな。
穂高の森の家でいろんな経験をして豊かな心をもった素敵な大人になってほしい。そう願わずにいられない。
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知っている地名が出てきて親近感がわきました。東京から来たおしゃれな子達だけど、穂高の伸び伸びした雰囲気があの二人にもママにも合っているような気がしました。子どもなりにいろいろ考えているんですね。双子だといつも一緒で話せる機会があってうらやましいです。すぐそばにいなくても、遠くにいても、いっしょに生きることはできる。こんな世の中でなかなか会えない日々が続きますが、私たちはいっしょに生きているし、生きていくことができます。
エニド・ブライトンの『おちゃめなふたご』も読んでみようと思います。