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話が繋がっていて、楽しく読めた。最後は一気に読んだ。人は生まれるとき粘土を与えられて、生きていく中で、いろんな形にできる。いろんなものを盛り付けれる大皿でありたい。
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読みはじめはリアリティがなくて物語に入り込めなかったけれど、子供達の視点が混ざりはじめてからの後半は、ぐっと引き込まれた。最後は涙涙。
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小川糸さんの作品だから、と読み始めたものの、今回はかなり毛色が違った。
レズビアンカップルとその子どもたちで成り立つ家族のお話。
LGBTのひとたちの生活の様子などがわからないので何とも言えないけれど、カップルはともかく、子どもたち(もちろんそれぞれ別の男性パートナーとの間にできた子供だ)がいともたやすくこの状況を受け入れて適応するものなのだろうか、とか、そもそも見知らぬ土地に行って生活を始めよう!とふらりと出かけた先で家を借りて庭を造って、ということがこんなにあっさりできてしまうのか、などと展開に違和感を感じてしまった。
人の情や、丁寧な生活を描くあたりは小川糸さんの世界だよなぁと思いながらも、全体的に現実味が薄く、かといってフィクション感も薄く。
読み終わってから改めて考えたのだけれど、たとえば童話のような、あるいはカップルのことも、過剰適応してしまう子供のことも、デフォルメして描かれていると思えばわかりやすかったのかもしれない。
お話の終わり方もなんだか淋しかった。レズビアンマザーのもとでいろいろな苦労も背負ったであろう草介には、幸せな未来があってほしかったな。カップルふたりは幸せな愛のかたちを築けたけれど、その分のしわよせが草介にいってしまったような感がしてならない。
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なんだか心苦しくて、途中でやめちゃおうかなと思ったけどゲストハウスが軌道に乗ってきた辺りから一気に読めました。
ただ草介があまりにも可哀想じゃないかな
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理想郷みたいなお話だった。自分勝手な登場人物が一人も出てこない。みんながみんな、家族を第一に考えていて、その温かい気持ちは何年経っても変わらないままで、愛に溢れた家族のお話。現実味があんまりなかった。生きるってそんな美しいもんじゃなくねー?って頭の中で終始ぶつくさ言ってる自分がいた。心に余裕があって、あるいは逆にもう何もかもに疲れ果てて死にたくなって、なんでもいいからとにかく理想的で愛に溢れた美しさを感じたいときに読むにはいい本かも?
でもわたし、昔よりずいぶんこういう綺麗な「家族」の物語を読んでも心が荒まなくなったな。大学の頃だったら読み終われなかったんじゃないかな。
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小川糸さんの「にじいろガーデン」読み終えました。
ちょうど父のこともあって
死や家族のことについて
深く考えることができました。
人が死を迎える時、死を考える時
本人、家族はどんなことを考えるのだろうか。
そして、死後の家族の思いなど。
タイムリーな本でした。
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最初から、涙ばかりでした
死にたいと、ホームに立っていてから、
奇跡のように人生が繋がっていった
家族って素敵にしてゆくものなんだと
感じた
人生って、そうだなって思う
優しいソースケは、やっぱり
パキンと壊れてしまったのかもしれない
でも、ふと、ママを想っていたんじゃないかな?
とも思う
カカも、宝も、素敵に生きていて欲しい
素敵な本と出会えた
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前半は、ちょっと読み進めにくかったけど、途中から一気に物語の世界に入り込めた。
家族のあり方について深く考えさせられた。
同性愛者とか異性愛者とか関係なく、家族がいつも笑顔で、お互いを思い合いながら過ごせるってことが幸せだよなぁと思った。
異性愛者だって、お互いに尊重できてなかったら、幸せな家庭は気づけない。だから、異性愛者だとか同性愛者だとかってそんなに重要じゃないのかも。だから、やっぱり、同性愛者でも普通に結婚が認められたり、子どもが持てたりすることって、すごい大事なことなんだなと思った。今まで、そういう問題に対して、無知だったし、正直自分とは関係ない世界みたいな見方をしてしまっていた自分に反省。
すごく深いお話で、色々と考えることができました。
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夫との関係に悩む一人息子を持つ女性 泉。
自殺を考えている女子高生 千代子。
千代子は後に妊娠していることもわかる。
二人は惹かれ合い母二人、息子、娘の4人で家族に。
LGBTの問題と家族のあり方が描かれています。
「家族というものは、きっと最初から家族の訳ではなく、毎日毎日、笑ったり、怒ったり、泣いたりしながら、少しずつその形が固まっていくものだと思う。だから、その努力を怠ると、いくら血がつながっている家族でも、壊れてバラバラになってしまう。」
「虹色憲法
自分には決して嘘をつかない。
一日一回は、声を上げてげらげら笑う。
うれしいことはみんなで喜び、悲しいことはみんなで悲しむ。
絶対に無理はしない。
辛かったら、堂々と白旗をあげる。」
「結婚ていうのはね、たぶん、幸せ探検団を結成するみたいなものよ。時には髪を振り乱したり、大きな敵と闘ったりしながら、それでも幸せのために前へすすんでいくの。ふたりにとって幸せは、同じものなの。」
前半はLGBTの問題との戦い、後半は家族のあり方から生き方まで。
あっという間に読んでしまいました。
個人的にはLGBTでも堂々とすれば、全然問題ないと思っている。
法律的なものは、まだ時間はかかるかもしれないけれど。
多様性は認めるべきだと思っています。
家族が幸せなことが一番幸せだと思いました。
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前半は読みにくいと思っていたが
後半からの展開はヤバし。
非常にテンポも速く、のめり込んでしまった。
怖さのベクトルは違うけど、下手なホラーより全然怖い。不条理。
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人生って何があるかわからない、
血が繋がっていなくても、家族であることは真実だ。
草介が家族の中では1番好きだった。
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世界優しさ選手権
上位入賞常連の草介と
タカシマ家を優しく照らす虹になった千代子が
泉と宝がきっと作り上げる
丘の上にある虹色ガーデンに
月夜の晩に掛かる虹の架け橋を
4人で眺める夢 叶いますように…
小川糸さんの紡ぎ出す
人と人の絆に僕の心はいつも震える
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先が読めてしまう本だった
この次はもしかして、ドラマとかにでてきそうなパターン? と思ったらまさにそれ
ジェンダーレスには理解あるほうだと思っていたけど、この結末はちょっとね…
何が正解かと言われると答えられませんが。
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にじいろには色んな意味が含まれていた。終盤はボロボロ泣いた。4人家族のお話で、4章は1人1人の視点によって描かれていて、愛が溢れている作品。小川さんの作品はかたつむり食堂がはじめてだったけど、今回も本当にいい作品。全部読んでみたい。
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ラズビアンカップルのじーんとくるやわらかいお話。
「世界がすべね同じ一色なったら、つまらないじゃない。でも、どんなに数が少なくても、ちょっとそこに色彩があるだけで、世界がグッときれいに見えるでしょう」